研究室の机の足元と目の前の秘伝豆がにょろにょろと発芽しました。
土を押し上げて、葉を開こうとしています。
その部屋で、大学から見える西山の丘陵の中の三角山(富神山)をモチーフにふもとの菓子屋さんがつくっているサブレ(とんがり山サブレ)を
ぱくっ。
さくっ。
と、試食した2人がこれからしようとしている悪だくみではなく、善だくみは、その菓子屋さんが新たにつくった菓子のパッケージデザイン。もう1人参加予定です。
その店は、近所の人たちが買うことで成り立っている「地域の店」(コミュニティ・ストア)です。
新たな菓子の名前は、「陽だまり」。その地で生まれ暮らしている店主が「陽だまり」のイメージのもとになっている場所があります。
来週、その店と地域をフィールドワークして、菓子のパッケージデザインに取り組みます。その目標は、そのパッケージを通して、さらにその地域が生き生きしていく媒介物の一つになることです。それゆえに、ただ、図案を描いて終わり、ではありません。地域に参入して、その地域の活性に役立つフィールドアートとは?
冒険的企て(ベンチャー)が、一つ始まります。