プロダクトデザイン学科夏休みシリーズ第4弾!
今回は清掃用具メーカー株式会社テラモト産学連携ワークショップの様子をお届けします。
「未来の清掃をデザインする」というテーマのもと課題に取り組みました。
今回のワークショップをより良いものにするために、担当の日野先生と一緒に事前確認会を開きました。
未来の清掃がどう変わっているか、現在使用されている用具はどんなものがあるか、問題点は何か、などそれぞれアイディアを出し合いながら意見交換を行いました。
いよいよワークショップ初日、株式会社テラモトのお二人に来学して頂き、直接アドバイスを受けました。
お二人ともプロダクトデザイン学科の卒業生ということで、お忙しい中来て頂き、とても親身になってアドバイスをして下さいました。
休憩中にはテラモトさんからの差し入れをみんなで頂きました。
良いアイディアを出すにはブレイクタイムも大切ですね!
その後は東京本社で行われる最終発表に向け、各自テラモトさんから受けたアドバイスを基にモックアップの制作や提案のブラッシュアップを行いました。
スケジュールの都合上、東京本社でプレゼンができなかった学生は後日大学でテラモトさんと通話をしながら発表を行いました。
今回の参加者は2年生が多かったこともあり、初めて企業の方の前でプレゼンをした学生が多く、みんな終始ガチガチに緊張していました(笑)
ワークショップと言えども新しいものを生み出す苦しさや緊張が多く、授業と同じくらい(もしくはそれ以上に)大変だったと思うけれど今後の授業や就職活動で必ず活きてくるとても良い経験になったと思います。
この貴重な経験を自信に変えてこれからも頑張りましょう!
参加者全員にテラモトの製品をお土産に頂きました!ありがとうございます!
次回は夏休みシリーズ最終回、「3Dプリンタワークショップ」の様子をお届けします〜〜〜!
プロダクト夏休みワークショップ第二弾!
今回は成形合板ワークショップの様子をお届けします。
今回のワークショップでは90度と100度のくの字形の型を使って制作するそうです。
制限の中でスケッチから自分が作りたい形をイメージしていきます。
このようにうすーく桂剥きされたブナの単板と呼ばれる板を何枚も重ねて成形します。
重ねる時に木目を互い違いにしたり、揃えたりすることでしなりを調整できるそうですよ!
まずは単板を切り出します。
新実習棟には巨大なパネルソーがあるので大きな機材もボタン1つでカットできます。
え..!木工室でお料理教室…?? ではなく、こちらは成形合板用ののりを作っている様子です。
成形を成功させるには1グラムの誤差も許されません。慎重に..慎重に….
小麦粉と接着剤がダマにならないように15分ほどしっかり混ぜたらのりの完成です。
準備が整ったらいよいよローラーで1枚ずつのりを塗っていきます。
天童木工で長年職人として勤めてきた技官の小関さんから直接レクチャーを受けます。
全員交代でやっても最後はみんなぐったりしていました…笑
最後に小関さんから型入れをしてもらいます。
電圧機で中から温まる仕組みになっていて、およそ15〜20分ほどで成形できるそうです。
完成しました〜〜!型から出してすぐはまだじんわりと暖かいです…!
自分たちで成形した材料を使って、最終発表までどんな作品ができるのか楽しみですね〜!
次回のプロダクト夏休みシリーズ第3弾は、グラフィックレコーディング演習の様子をお伝えします!
プロダクトの夏休みの様子をシリーズでお届けします!
プロダクトデザイン学科では夏休み期間に5つのワークショップを開催します。
トップバッターは電子回路ワークショップ。
前期授業が終わったばかりで最終課題やレポート提出締切ラッシュというなかなかハードなスケジュールの中、4日間という短期間でプログラミングを学び、デザイン、制作まで行いました。
電子回路ワークショップは1年生から大学院生まで参加し、それぞれ自分のできる最大限のスキルを生かして制作していました。
「意味のない美しい動き」というお題のもと、それぞれ自分が美しいと思う動きを表現すべく工夫を凝らしています。機構そのものの美しさを魅せたい人、動物の美しい動きを表現したい人など、それぞれ個性の光る作品が生み出されたようです。
シュールな動きが全員のツボに入り、場を和ませてくれた作品や…..
今回最終発表に残念ながら参加できなかった担当のS先生がピタゴラスイッチのフラッグ的に掲げられていたり….。
短期決戦ということもあり、発表時に動作がうまくいかず悔しさの残る結果となってしまった人も、夏休み期間中の再チャレンジに燃えていました。
ハードなスケジュールの中、培ったスキルを今後の制作にぜひ生かしていきましょう!
次回第二弾は「成形合板ワークショップ」の様子をお届けします〜〜!
新実習棟、通称木工室ではプロダクト自慢の木材加工の機材を見学することが出来ます。
こちらも実際に日々の授業で使用している学生が一つ一つ機材の説明をしてくれます。
木工室入り口には世界の名作椅子や、木工室で生み出された学生の作品が展示してあります。
どれも実際に座ることができ、今回は駒のように回転するこちらの椅子が大人気の様子でした!
奥に入って行くと4年生家具専攻による成形合板のデモンストレーションが行われていました。
こちらは成形合板用の接着剤の下準備をしている様子。小麦粉を混ぜているから成形している時パンの焼けたようないい香りがするそうですよ〜!
単板と呼ばれる桂剥きした薄い板の1枚1枚に素早くローラーで接着剤を塗っていきます。
接着剤が乾かないよう一刻を争うこのスピード感と緊張感、お分かり頂けるでしょうか…!!
最後は天童木工で長年職人として勤めて来た技官の小関さんに型入れをして貰います。
成形合板用のグリーンの機材は天童木工と全く同じものを使用しています。大学でここまで本格的な設備があるのは芸工大プロダクトデザイン学科だけ!
こちらはスター●ォーズのラ●トセー●ー…ではなく、蛍光灯で電圧の確認をしている様子。
電子レンジと同じ仕組みで熱を加えることで短時間で成形することができるそうです。
成形合板を終え一息つく間もなく、曲げ木のデモンストレーションが行われました。
こちらは棒状の木材を釜で熱し、金型にはめて人間の力で曲げていきます。
曲げ木は釜から出しておよそ3分が勝負。
木材が水分を含み熱いうちに曲げ終わらないと綺麗に曲がってくれません。
こちらも成形合板同様チームワークが要ということもあり、家具専攻のゼミは自然と家族のように仲良くなるそうです!
木を曲げた漢のひたいに輝く汗、とても眩しいです…!!
新実習棟でも教授と直接話せる個人面談で相談が出来ます。特に家具や木工に興味がある、デモンストレーションを生でみて自分もやってみたい!とやる気に満ち溢れた高校生にたくさん来て頂きました。
こちらはオープンキャンパス木工室恒例となった、木製カトラリー制作体験。
今回は一時満席になるほどの大盛況ぶりでした。
完成した渾身の1本は、ぜひAO入試の自己アピールとしても活用してくださいね!
ご来場頂いた皆さん、プロダクトデザイン学科に興味を持っていただけましたでしょうか?
次はAO入試にて、再びみなさんとお会いできるのを楽しみにしています〜〜〜!
text by ishikawa
11月9日は、卒業研究の中間レビューが開催されました。
前回の全体レビューから約1ヶ月半、作品が徐々にかたちになってきています。
今回もプロダクト実習棟の教室に作品を並べ、教員と4年生が進捗を確認します。
4年生は先生方のアドバイスを基に、更なる改善点を見つけていきます。
12月の最終レビューまで残り1ヶ月半なので、その表情は真剣そのものです。
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先生方のチェックが終わった後は、4年生同士でお互いの作品を見て回ります。
実際に作品を手にとってみたり、使ってみたり、座ってみたり、良い刺激になりますね!
こちらの2人がしゃがんでいるのは、これから何かを作る為の土台だとか…?
家具領域のチームが集まってきました!みんな仲良し藤田ゼミ!
何が出来上がるのか楽しみですね。
みんな上手く掴めました!
こちらは全員真っ黒のカップで乾杯〜!
製品領域の男子たちは、3Dプリンタで作った試作品を見せ合っているようです。
成る程、そういう作り方もあるのか〜!と情報交換をして盛り上がっています。
もちろん、今回のレビューも1〜3年生の後輩たちが見学に来ました。
今回はまだ専攻領域が決まっていない1年生の参加が多かったようです。
4年生の研究を見ることは、自分がどんな分野に興味があるかの判断材料にもなります。
そういった意味で、全体レビューは学科全員にとって大切なイベントなのです。
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全体レビューまであと1ヶ月半、これから最後の追い込みです。
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10月も終わりに近づき、朝夕はめっきり冷え込む毎日になりましたね。
さて、そんな肌寒くなってきた季節に山形県民が行うイベントと言えば芋煮会です。
今年もプロダクトデザイン学科恒例のチーム対抗芋煮会を開催しました!
プロダクトの芋煮会は、学年の垣根を越え合同でチームを組み、創作芋煮の味を競うのが伝統です。
審査員はもちろん、味に厳しいと有名なプロダクトデザイン学科の先生方。
栄えある優勝を掛けて、各チーム一週間前から作戦会議&仕込みを開始しました。
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当日は小雨が降ったり止んだりのぐずついた天気だったので、屋内で材料の準備を進めていきます。
普段他学年と喋らないので緊張する〜!と言っていた人達も、もうすっかり意気投合しています。
ひとつの鍋を囲んでいると、いつの間にか仲良くなれてしまうようです。
ザルの中身ははんぺんかと思いきや、巨大なマシュマロだったようです。
芋煮が煮えるまでマシュマロを焼いて食べるのも毎年恒例です。燃えないようにうまく焼きましょう!
こちらは既に味見をしている様子。
「うーん? 多分美味しいかも?」
さて、それでは徐々に完成に近づいてきた鍋の様子を少しだけご紹介します。
餅巾着やがんもどき、どうやらおでんの材料が入っているようです…?
こちらは一見普通の芋煮に見えますが、これから何かが入るとか…?
四角い厚揚げとこんにゃくがたっぷり。こちらも後から何かが入るようです…?
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芋煮が完成したところで、各グループの様子をご紹介いたします。
まずは「レモンと大根おろしのさっぱり芋煮」チーム!
お揃いの衣装とポーズは、残念ながら本日参加出来なかった某S先生のコスプレだとか。
こちらは「豆乳坦々芋煮」チーム!
寒い日に辛い芋煮はぴったりですね。
いつのまにかメンバーが増えている「すいとん芋煮」チーム!
実はこっそり燻製も仕込んでいるのだとか…
こちらは「生姜たっぷりの水餃子芋煮」チーム!
他チームに比べてボリューム満点です。お腹いっぱいになれそう…
全身真っ黒の衣装に身を包んでいるのは「枝豆とチーズのお団子芋煮」チーム!
見た目は怖いですが、芋煮はほっとする優しいお味です。
そしてこちらは、ありとあらゆる芋を煮るというユニークな「いもいも芋煮」チーム!
手前に添えてあるのはお通しの芋ケンピという徹底っぷり。
最後は、準備も撤収も一番早い「おでん芋煮」チーム!
既に締めのカレーうどんを食べているようです…早い…
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全てのチームの芋煮が完成したら、全員で試食タイムです。
料理上手なF先生が作ってくださった「正しい芋煮」を含めると、なんと合計8種類!
こんなにたくさんの美味しい創作芋煮を食べれるなんて贅沢ですね!
こちらは山形市内をバックに芋煮を頬張るふたり。
今回は職員の皆さんや卒業生、卒業職員(?)の方々も参加してくださいました!
お忙しい中ご参加いただきありがとうございます!
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片付けも終わり、最後は待ちに待った結果発表です。
今回栄えある優勝に輝いたのは……
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「すいとん芋煮」チームでした!おめでとうございます!
優勝チームには審査委員長からトロフィーと副賞が贈られました。
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さて、今年の芋煮会はいかがでしたでしょうか?
今年惜しくも優勝を逃したみなさんはぜひ来年もチャレンジしてくださいね!
今日は1日お疲れさまでした〜!
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今年もプロダクトデザイン学科恒例のチーム対抗芋煮会を開催しました。
台風の影響で開催が危ぶまれましたが、秋晴れの良いお天気になりました。
みなさんの日頃の行いがよかったおかげかもしれませんね!
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プロダクトの芋煮会は、学年の垣根を越え合同でチームを組み、創作芋煮の味を競うのが伝統です。
審査員はもちろん、味に厳しいと有名なプロダクトデザイン学科の先生方。
栄えある優勝を掛けて、各チーム”3週間前”から作戦会議&仕込みを開始しました。
(1週間では仕込みが出来ないという意見があったので、今年は早めにチーム分けをしてみました)
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まずは各チーム材料の下ごしらえを開始していきます。
さすが3年生、手際が良いです。牛乳パックをまな板代わりにしているのもいいアイディアですね!
こんにゃくの下処理もしっかりしているようです。
きりたんぽ宣伝ガールが現れました。
学年関係なく協力して材料のカットをしています。
1年生のみなさん、来年は先輩として後輩たちに優しく教えてくださいね!
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さて、屋外では屈強な男子たちが中心となり、火おこし&スープ作りを開始しています。
こちらのチームは薪と一緒にアルミホイルで包んだ何かを仕込んでいるようです。
だし汁と下ごしらえの済んだ材料を入れて少しずつ味を整えていきます。
隠し味の辛味噌を足して最後の仕上げに入っているチームも。
お味はいかがでしょうか・・・?
こちらは何やら豪華なトッピングと山盛りの麺が・・・
山形の芋煮と言えばマルジュウ醤油なんだとか。こちらのチームでも使ってますね。
先ほどカマドに仕込んだサツマイモが美味しい焼き芋になったので、もぐもぐ食べている人たちです。
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さて、ここからは各チームのオリジナル芋煮をご紹介いたします。
まずは、「きりたんぽ芋煮」チームです!
何とこの日の為に鶏がらスープを仕込んだのだとか・・・ レベルが違います・・・
続いて、「芋煮つけ麺」チームです!
一度作った芋煮をフードプロセッサーでペースト状にしてつけ汁にするという斬新なアイディア。
しかも牛のアキレス腱からとった出汁を使用するこだわりっぷり…!
こちらは作るのも片付けるのも1番乗りな「きもち鍋芋煮」チームです!
たっぷりのキムチとスライスしたお餅が入っている食べ応えのある一品です。
続いて、こちらは「ねばねば芋煮」チームです!
すりおろした長芋とオクラのねばねばに柚子や七味唐辛子が良いアクセントになっています。
最後は「すき焼き風芋煮」チームです!
少し甘口の味付けで、さらに溶き卵につけて食べるというまさにすき焼きな一品です。
しかも熱々ほかほかの焼き芋もセットでついてきます。ボリューム満点!
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全チーム完成したようなので、審査員の先生方と全員で試食タイムです。
いろいろなアイディア芋煮が出揃ったので、同じ芋煮なのに全く飽きないですね。
(全種類食べると、とてつもなくお腹がいっぱいにはなりますが・・・)
お腹がいっぱいになったら小さな審査委員長と一緒に体を動かして遊びましょう!
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さて、みなさんお待ちかねの結果発表です!
今回最も美味しいオリジナル芋煮を作ったのは・・・・
「ねばねば芋煮」チームでした!
優勝チームにはトロフィーと副賞を差し上げます!おめでとうございました〜!
ただし、今年も本当の一番人気は藤田先生が作ってくださった「正しい芋煮」でした。
藤田先生、今年もありがとうございました!
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さて、今年の芋煮会はいかがでしたでしょうか?
今年惜しくも優勝を逃したみなさんはぜひ来年もチャレンジしてくださいね!
今日は1日お疲れさまでした〜!
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