5月25日(土)に春のオープンキャンパスが開催されました!
本年度から導入された本館の装飾が、とっても可愛い!
当日は季節外れの猛暑の中、沢山の高校生のみなさんがプロダクトデザイン学科に足を運んでくださり、大盛況の1日となりました。
今回はそんなプロダクトデザイン学科のオープンキャンパスの様子をお届けします!
プロダクトデザイン学科は図書館横の階段を登ってすぐの建物の1階にあります。
黄色のフラッグが目印です。
「プロダクトデザイン学科へようこそ〜!」
「イエローTシャツの愉快な学生スタッフになんでも聞いてね!」
学科棟では1年生から4年生までの授業成果作品を展示しています。
実際に授業を受けた先輩が説明してくれるので、どんなことを学べるのかより詳しく聞くことが出来ます。
プロダクトデザイン学科教授陣による学科紹介にも沢山の方に参加して頂きました。
スケッチ体験コーナーでは、液晶タブレットを使ったデジタルスケッチと、コピックマーカーを使ったアナログスケッチを体験することが出来ます。
初めての方でも液晶タブレットの使い方や、上手に描くコツを先輩たちが優しく教えてくれるので皆さん楽しく体験していただけたようでした。
先輩達のお手本作品が壁一面にずら〜〜っと並んで見応え抜群です!
お隣デジタル加工室では3Dプリンタのデモンストレーションを行っております。
自分でデザインした仕組みが実際に再現できるとワクワクしますね!
新実習棟では成形合板、曲木などプロダクトデザイン学科が誇る木工の設備を見学頂けます。
実習棟同様、学生スタッフが1人1人に説明をしてくれるので、家具や木工に興味がある方はぜひ見学に来てみてくださいね!
オープンキャンパス恒例、木製アイススプーン制作の体験も出来ます。
デザインや仕上げ方はもちろん、使用する木材によっても口当たりが変わるので、ぜひお気に入りの1本を作ってみて下さい。
プロダクトデザイン学科は先生達との個人面談も充実しています。
学生生活について、AO入試対策など、なんでも気軽に話してみましょう!
話し足りなかったり聞きそびれてしまったことや、今回残念ながら参加出来なかった方は、ぜひ7月27日(土)、28日(日)に開催される夏のオープンキャンパスでお話しましょう。
一同、Tシャツのイエローに負けない眩しいほどの笑顔でお待ちしております〜!!
夏は熱中症予防のため、こまめに水分補給をお願いします。(スタッフもね)
text by ishikawa
今回紹介するのは2年生後期「プロダクトデザイン演習3」という演習授業です。
製品デザイン・家具デザイン・空間デザイン・クラフトデザインの中から2つを選択し、各8週間ずつ演習を行います。
各クラスごとに異なった課題に対して実践的なデザインプロセスを体験し、専門領域における基礎を学ぶことができます。
【製品デザインコース】
製品コースでは、株式会社GKダイナミックスとの産学共創プロジェクトとして実施されました。
テーマは「幾つかのキーワードを組み合わせて提案する”旅の道具”のデザイン」です。
指導教員の上原勲先生によるアイデアスケッチのチェックが行われています。
デザインの質はアイデアスケッチの量から生まれます。
何枚も何枚もアイデアを描き出していく姿はまさに真剣そのものです。
こちらは株式会社GKダイナミクスより特別講師をお招きし、カラーリングやエディトリアルのレクチャーを受けている様子。
ペルソナと呼ばれるターゲットユーザーの具体的な人物像を描写したものを作成し、ディスカッションをしているようです。
このペルソナと呼ばれる手法は、1年生後期「UXデザイン演習1」で経験したことがある発想法のひとつ。
特別講師の先生によるアドバイスのもと、各グループで議論を重ねていきます。
最後はこれまでのレクチャーをもとに、アイデアをかたちにしていきます。
最終プレゼンテーションでは、提案する製品のモックアップとプレゼンボードを作成しました。
小さいけどパーツが上手につくれました! ということでこの笑顔😊
こちらは3Dプリントしたパーツを組み合わせたメガネ型の何かをつくった様子。
試作したモックアップの掛け心地がバッチリで思わず笑顔がこぼれてます😁
モックアップを持ちながら提案の説明をしています。
1年生の頃から演習課題は必ずプレゼンで発表する、というのもプロダクトデザイン学科の特徴です。
最終プレゼンは、株式会社GKダイナミクスより特別講師の先生をお招きいたしました。
学生の発表に対し、ひとりひとりコメントとアドバイスを頂きました。ありがとうございます!
最後は全員作品を持って記念写真!
アイデアもかたちも個性あふれる作品が出揃いました。8週間お疲れ様でした〜!
–
【家具デザインコース】
家具コースでは、福島県伊達市の有限会社白井木工所と産学共創プロジェクトを実施しました。
テーマは「福島県産木材を使った”こどものためのウッドプロダクト”のデザイン」です。
保育施設で必要とされる遊具や家具をデザインし、優れたデザインは白井木工所による試作を経て製品化され、福島県内の保育施設に納品される予定です。
まずは大学内にあるこども芸術大学に協力いただき、実際のこどもの活動を観察します。
はじめは園児たちの元気さに圧倒されていましたが…(↓棒立ちの学生たち)
一緒に遊具で遊んでいるうちに、すっかり心打ち解けたようです。よかった!😀
こちらは園児たちが使用している家具に座ってみた様子。小さい!😮
図面で寸法は読み取れるものの、実際に触れてみるとよりスケール感がわかりますね。
こども芸大で調査を終えた後はグループワークで気づきを発表し、それぞれアイデアを検討していきます。
かたちが決まったら図面を作成し、いよいよ木工室でのモックアップ制作です。
大型の工作機械を使ったり手作業で削ったり、どんどんイメージに近づけていきます。
手作業でパーツのヤスリ掛けをしている様子。
1年生後期「素材・造形2」のカトラリー課題で習得した木材の加工技術が生かされています。
最終プレゼンは、有限会社白井木工所より特別講師の先生お二人にお越し頂き、
実際に学生のモックアップに触れながら、遊び方や工夫した点についてご質問いただきました。
ブラッシュアップに向けて大変参考になる感想をいただけたようです。ありがとうございます!
最後は全員の作品を並べて記念写真!
春休み中は白井木工所さんが福島県木材の原木市場・製材所ツアーを開催してくださるとのこと🚌
これからますます木工の勉強が楽しくなりそうですね。みなさんお疲れ様でした〜!
–
【インテリアデザインコース】
インテリアコースの課題テーマは「なんども来たくなる”山形の商業空間”のデザイン」です。
与えられた空間において、山形で作られた地場産業品を展示、体験できる空間をデザインし、その空間に必要な建具や家具のデザイン、実際の制作方法や工程、展示空間を見学しデザインの具現化の工程を学びます。
まずは、山形市にある有限会社丸正村岡建具店さんにご協力頂き、建具や家具の工法を見学させて頂きました。
実際に使用している機械を使って作業体験をさせて頂いたり、
たくさんの加工事例を拝見させて頂きました!
制作方法や工程を見学することで、空間への取り入れ方のイメージが湧いたのではないでしょうか?
その後、山形市にある郷土館「文翔館」(旧県庁舎及び県会議事堂)と、昨年3月にオープンした「gura」で展示空間の見学をしました。 写真撮影の許可を頂けたので、資料として参考になるレイアウトや展示方法を記録しているようです。 現地調査後は、コンセプトと空間デザインのイメージを手描きのパースで表現していきます。
施設見学時に撮影した写真やメモはもちろんですが、建築やインテリア雑誌も参考にしてイメージを固めていきます。
こちらはすでに模型の制作を始めているようです。
真剣な表情で細かいパーツを作成していきます。
お店のコンセプトに合わせた看板やお品書きもセットしていきます。
プレゼンでは、作成した模型を見せながら工夫した点やデザインのポイント等を発表しました。
お互いの作品をしっかり見ることは、自分の作品のブラッシュアップのヒントにもなります😀
最後は模型と一緒に記念撮影!
個性溢れる商業空間のデザインが出揃いました!地道な模型制作お疲れ様でした〜!
–
【クラフトデザインコース】
クラフトコースでは、山形市にある有限会社ツルヤ商店より本学科卒業生の羽田先生を講師に迎え、「籐のスツール」を制作しました。
伝統素材の「籐」を材料にして、素材特性、加⼯工技術を学びながら手作りのクオリティーを追求するクラフトマンシップの精神を養います。
まずは講師の羽田先生より基本的な加工方法についてご説明頂きました。
手に持っているのは今回使用する「籐」と呼ばれるヤシ科のつる性植物です。
一般的に家具や籠を作るのによく用いられます。
初日から本制作に入ります!ということで、早速籐を釜に入れて高温の蒸気で蒸していきます。
プロダクトデザイン学科は家具を制作する為の機材や道具が充実しているのも魅力のひとつです。
釜から出した熱々の籐材を、専用の型に合わせて曲げていきます。
籐が冷めて固くなる前に仕上げなければならないので、作業は手早く時間との勝負です!
おおよそで整形した部材をバーナーで加熱しながら、少しずつかたちを調整していきます。
図面に描かれた座面の大きさに合わせてサイズを確認します。
もう少し広げたほうが良さそう…?😮
全て整え終えたら、羽田先生と一緒に部材を組み立てていきます。
こうしてかたちになってくるとわくわくしてきますね!😊
コツを掴めたら、あとは集中してどんどん作業を進めていきます。
ひとつの工程を終えるごとに羽田先生にチェックしてもらいます。大丈夫かな?😮
座面は好きな布地を選んでOK👌
コンセプトや使用シーンを想像しながら、それぞれ思い思いのデザインに仕上げていきます。
座り心地を確認している様子。
壊れないかちょっとドキドキしますね…😂
最後は籐のスツールに座って&持って記念撮影!
模型やモックアップではなく原寸大で実際に使用するものを作るのは体力もいりましたね💪
みなさんお疲れ様でした〜!
–
プロダクトデザイン学科2年次の演習は複数のコースを選択することが可能なので、興味のある分野をひとつに絞らず様々なことに挑戦できるのも魅力のひとつです。
2年次の経験を経て、3年次ではより専門的な演習で知識と経験を積んでいきます。
2年生のみなさん、次年度も頑張っていきましょう!
m
「2018年度プロダクトデザイン学科卒業制作展」は、多くの方々に支えられ、盛況のうちに無事会期を終えることができました。
制作に協力して頂きました各関連企業様、足をお運び頂いた皆様に、心より厚く御礼申し上げます。
最後は、展示期間中の生き生きとした表情の4年生をお届けします!
–
こちらは満面の笑顔チーム😊
来場者の皆様の暖かいコメントに思わず笑みが溢れています。
一方こちらは真剣な眼差しです😶
1年間一生懸命頑張った研究成果なので、説明にも気合が入ります!
他学科の先生も見学に来てくださいました!
別分野からの視点で頂いたアドバイスは、学生たちにとって大変良い刺激になったようです。ありがとうございます!
後輩たちも先輩の作品を見学に来ました。次はみなさんの番ですよ〜!
今年も卒業生が遊びに来てくれました!
現役のデザイナー目線によるコメントは、今後学生たちが社会で仕事をしていく上で参考になることばかりでした。
また来年も遊びに来てくださいね。ありがとうございます!
体育館奥のステージでは受賞者インタビューが行われました!
研究のコンセプトはもちろんですが、制作中に辛かったことや頑張ったこと、卒業後の夢等を語ってもらいました。
ちなみにインタビュアーの学生は高校時代放送部だったとのこと。
卒展期間中は体育館内のアナウンスも担当しておりましたが、プロのアナウンサーが来ているのか?と多数お問い合わせを頂くくらい素晴らしいアナウンスでした👏
–
一週間という短い展示期間でしたが、4年生が1年掛けて制作した作品はいかがでしたでしょうか。
期間中頂戴した温かいコメントや厳しいアドバイスは、今後の大きな活力になることと思います。
卒業後も、社会で活躍する彼らの姿を、温かく、そして時には厳しく見守って頂けますと幸いです。
制作にご協力頂いた皆様、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました!
m
本日より東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科卒業制作展が始まりました。
製品、家具、インテリア、モビリティ、UI/UXなどなど、今年も多彩な作品が勢揃いです。
1年間の研究成果と4年間の集大成を是非会場でご覧ください!
初日の今日は、展示作品の一部をズームアップして少しだけご紹介いたします!
–
会場にはまだまだご紹介しきれない作品がたくさんあります!
是非ご来場いただき、みなさんの目でその全貌をご覧ください。
プロダクトデザイン学科4年生一同、体育館でお待ちしています〜!
–
【開催概要】
「東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科卒業制作展2018」
会期:2018/2/6(水)〜2/11(月) 10:00〜17:00
場所:東北芸術工科大学 体育館
〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
※駐車スペースには限りがございます。
※土日祝は混雑が予想されますので、お時間には余裕をもってお越しください。
–
なお、プロダクトデザイン学科では学科実習棟内で1〜3年生の授業成果展を開催中です。
高校生のみなさんは是非こちらもチェックしてくださいね!
m
今年も卒業制作展の季節がやってまいりました!
プロダクトデザイン学科の卒展は毎年体育館で開催されています。
全学科コースの中でも特に大きなこの会場が、どのようにして展示会場に生まれ変わるのか…
本日はその設営風景をご紹介させていただきます!
–
まず初めに、体育館の床を傷つけないようにマットを敷いていきます。
体育館全面にぴったりと敷き詰めなければならないので、実は意外と難しい作業なんです。
養生テープでしっかり固定していきます。足の裏でテープを踏み踏み。
ステージもしっかり作成しています。
「「せ〜の、よいしょ〜〜!」」 このマット、地味に重いんです。。
今回使用する備品の殆どはプロダクトデザイン学科の実習棟に保管しているので、
トラックによるピストン輸送でどんどん搬入していきます。まるで引越し屋さん…
テープでしっかり合わせ目を繋いで、マット敷き作業は完了です!
–
さて、続いてはプロダクトデザイン学科の選ばれし強肩による大仕事!
高さ15m以上ある体育館の梁に、装飾やレールライト用のワイヤーを通す作業です。
なんとこの作業、機材は一切使用せず、紐をつけたボールと強靭な肩のみで行います。(!)
業者さんにお願いしていると思われがちですが、超アナログ作業で学生たちが頑張っているのです…
(ちなみに教員と副手が試しに投げてみましたが、全く届きませんでした…)
幾度もボールを投げ続け、数十カ所全てにワイヤーを通し終えました!
今年はコントロールの良い投手がたくさんいたのでサクサク進んだようです。
–
続いては会場内を取り囲むパネルの組み立てです。
右下のオレンジのケースに入っているのがその脚の部分。かなりの量があります…
その側では、レイアウトチームがキャプションの数字をつくっているようです。
–
続いてこちらでは先ほど引っ掛けたワイヤーを使用して照明の設置が始まりました。
作品が置かれる位置を予想して、スポットライトの角度も調整していきます。
作成した電気配電図を基に、どんどん作業を進めていきます。
電力の計算や配線なども、学生たちが夏から勉強しておこなっています。
壁際ではエアコンの送風口をオリジナルのダンボール笠で覆っている学生たちが。
展示物がエアコンの風で揺れてしまうのを防ぐ為なんだとか。細かい所まで考えてます。
–
体育館の入り口でも準備を着々と進めています。
こちらは体育館入ってすぐのウェルカムボード。今年は各ジャンルごとに作成しました!
自動ドアにもカッティングシートで装飾を施します。
外は大雪でも学生たちは夜中まで一生懸命頑張っています。毎日お疲れさま!
–
並行して会場内の装飾作業も進めていきます。
今年のテーマは dot(ドット)なので、丸い防炎紙を数千枚作成しました!
天井に張り巡らしたワイヤーに、dotでつくった幕を設置していきます。
インテリアを専攻している学生は、高所での展示作業はもうお手の物です。格好良い!
–
全体の空間が整い始めたところで、個人作品の搬入を開始していきます。
各々のブースも完成したようなので、2Fから様子を見てみました。
やはり作品やパネルが並ぶとわくわくしてきますね!
–
展示コンセプトや会場デザインなど、全て学生が4月から話
自分の卒制と並行してこのように大きな会場の設営を行うには並々ならぬ努力がありました。
個人の作品はもちろんですが、プロダクトデザイン学科の卒展は是非会場構成にもご注目ください。
プロダクトデザイン学科4年生&教職員一同、
みなさまのお越しを心よりお待ちしております!
–
【開催概要】
「東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科卒業制作展2018」
会期:2018/2/6(水)〜2/11(月) 10:00〜17:00
場所:東北芸術工科大学 体育館
〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
※駐車スペースには限りがございます。
※土日祝は混雑が予想されますので、お時間には余裕をもってお越しください。
–
なお、プロダクトデザイン学科では学科実習棟内で1〜3年生の授業成果展を開催中予定です。
高校生のみなさんは是非こちらもチェックしてくださいね!
m
12月20日は、プロダクトデザイン学科有志による球技大会が行われました!
この大会は学生の企画によるもので、今年で2回目の開催となります。
種目はバスケットボールとバレーボールの2種目で、
1〜4年生が男女混合で自由にチームを組み優勝を競うトーナメント戦です。
なんとこの日の為に練習を積んできたチームもあるんだとか…
準備運動を済ませたら、円陣を組んで気合十分!
栄えある優勝を目指して頑張ります!
経験者もそうでない人も、チームで声を掛け合って仲良くプレーしているようです。
自分のチームが休憩中は、プレイ中のチームを応援します。
良いプレイが決まると拍手と歓声が湧き上がります!ナイスプレー!
こちらは1年生女子チーム。この時期になるともう全員すっかり仲良しのようです。
学年関係なく応援中。楽しそうな様子が伝わってきます!
(今年は積極的にカメラ目線をくれる写真好きが多くてとても助かります)
以前から雰囲気が似ていると噂されていた4年生と1年生がついに対面したようです。
学年を超えてコミュニケーションがとれるのも学科イベントの魅力ですね!
–
すべての試合が終わった後はチームごとに記念撮影!
中央で正座している男子はプレイ中に何かミスをしたのでしょうか…
それぞれ反省会をしたところで、最後は参加者全員仲良く記念撮影して終了です!
今年は1年生から4年生までたくさんのチームが参加した球技大会でした。
来年も先輩たちの企画を引き継いで、プロダクトの伝統的なイベントにしていってくださいね!
m
12月14日は、4年生の卒業研究最終レビューを開催しました。
今回はプロダクト実習棟だけではなく、木工室でも作品を展示しています。
最終レビューということもあり、先生方のチェックにも力が入ります。
4年生も先生方もご覧の通り真剣な表情です!
–
今回も、1〜3年生の後輩たちが見学にやって来ました。
9月の中間レビューからの進捗に驚いているようです。
制作した製品のパンフレットをつくったので説明している様子。
本当に売られているみたい!と後輩たちは感動していました。
素材までしっかり検討しているので、どんな質問でもばっちり受け答えできます。
こちらは実際に使ってもらいながら説明しているようです。楽しそう!
専攻しているコースの先輩から作品の説明を受けている様子。来年度の参考になったでしょうか?
パソコンで3Dモデリングやムービーを再生して説明しています。思わず見入ってしまう後輩たち。
3Dプリントしたモデルを基に、サイドビューの説明をしています。制作過程も勉強になりますね。
–
一方、こちら暗室コーナーでは上原先生によるギター演奏が披露されました!
あまりの渋さにレビューを忘れて聴き入ってしまいました…(※ギターは作品ではないです)
同じく暗室の片隅ではバトルが勃発!?決着はついたでしょうか…?
–
こちらは新実習棟にある木工室でのレビューの様子。
構造について説明を受けている様子。モックアップも触らせてもらったようです。
–
最後に先生方から一言ずつコメントをいただきました。
2月の卒展本番に向けて、これから更にブラッシュアップをしていきます。
残り1ヶ月、怪我に気をつけてラストスパート頑張りましょう!
m
12月7日(金)に、世界中のデザイナーやアーティストが使用している、
株式会社
今回講師として来校してくださったのは、イラストレーターの有田満弘氏。
みなさんがゲームなどで一度は目にしたこ
当日はプロダクトデザイン学科を中心に数十名の学生が参加しました。
スクリーンに投影された有田さんのライブペインティングに、全員最初から最後まで釘付けです!
今回はプロダクトデザイン学科で普段使用しているPhotoshopでのテクニックを伝授頂きました。
プロダクトはモノさえ作れればいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
実はモノのかたちや使用シーンを伝えるためにアイデアスケッチを何枚も描くことが要求されます。
テクニックを目に焼き付けるだけではなく、しっかりメモもしていきます。
途中から、学生たちがどんどん質問をしていきます。
「環境光の描き方は?」「素材の質感はどう表現するの?」「空想の生物は何を参考にするの?」etc
初歩的な質問から具体的な質問まで、とても分かりやすくご説明いただきました。
こちらは素材の質感について実際に描きながら回答いただいている様子。
この他に空想の生物を描く時に参考にした動物の骨格スケッチ等も見せていただきました。
”対象をしっかり観察して構造を充分理解して描かなければならない、
理解して描くことが出来て初めてオリジナルの表現を編み出すことが可能になる”とのこと。
つまりオリジナリティーを追求するにはまず基礎が大切ということですね。勉強になります!
ちなみにこちらは人間の顔の描き方をレクチャーいただいた時の様子。
頰に入っている線は顔の筋肉や骨の構造を描き記したものです。
某殺し屋ゴル○13の顔にある線はきちんと理由があるんですね〜という一言に全員大爆笑でした(笑)
レクチャー終了後は、株式会社ワコムの製品を実際に使用させていただきました!
ペンタブレットは持っているけれど液晶タブレット初めてという学生ばかり。
全員あれもこれもと端から端まで全て描き心地をためしていたようです。
「液タブを使えば有田さんみたいになれるかな?」
「液タブがあったら絵を描くのがもっと楽しくなるだろうな〜!」
ポップでガーリーなキャラクターイラストから、
写実的な渋〜い馬のイラストまで、すらすら気持ちよく描けちゃいます。
こちらでは、有田さんの周りに集まってペンさばきを間近で拝見しているようです。
その圧倒的な筆の速さに感動の声が挙がります。とにかく早い・・・!
食い入るようにそれを見つめる学生たち。聞けば全員有田さんの大ファンとのこと。
レクチャー後はサイン会が開催されていました。有田さん、遅くまでありがとうございます!
気がつけばあっという間の3時間でしたが、
学生たちはプロの技術と心構えに触れることが出来て大変刺激になったようです。
有田さん、株式会社ワコムさん、大変貴重な体験をありがとうございました!
—
特別講師:
有田満弘氏|http://mitsuhiroarit
イラストレーター。最初期より『ポケモンカードゲーム』に参加。
協力企業:
株式会社ワコム|http://tablet.wacom.co.jp/wccc/
1983年創業。タブレット事業・コンポーネント事業・ソフトウ
—
ちなみに、芸工大は「ワコム・クリエイターズ・カレッジクラブ」加盟校なので、
ワコムのペンタブレットや液晶タブレット等がアカデミック価格で購入できます。
各学科の準備室にリーフレットを配布しますので、興味のある在校生のみなさんは是非チェックしてくださいね!
m
後期の授業が始まり2ヶ月が経ちました。
今回はプロダクトデザイン学科の授業風景を簡単にご紹介いたします。
こちらは1年生後期「素材・造形2」という演習授業です。
木材、金属、プラスチックの特性を理解し加工技術を習得しながら、
各素材を使用した”実際に使用できる作品制作”を通して造形力を養います。
1年生は3つのグループに分かれ、それぞれ5週間でひとつの課題を順番に制作していきます。
木材「木製カトラリー」
カトラリーとは食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなどの総称です。
今年は山桜という木材を削って、スプーンとフォークを制作します。
まずは木材に型紙を当てて罫書き線を描いていきます。
その後、罫書き線に沿ってバンドソーと呼ばれる帯状の自動ノコギリで切断し、
細かな部分は小刀や彫刻刀でかたちを整えていきます。
理想のかたちに近づくまで、この作業を何度も何度も繰り返していくのです。
小刀で木材を削っていると精神統一にもなるんだとか…?
やすりがけで最後の微調整。まさに真剣そのものです。
この後は仕上げにオイルフィニッシュをして完成です!
金属「ステンレス棒と電飾シートによる照明」
ステンレス棒を溶接して骨組みを作り、電飾シートによるシェードを被せた照明を制作します。
1年生は夏休みにアーク溶接の資格講習を受講しているので、溶接加工はバッチリです!
(アーク溶接とは、空気中の放電現象を利用し、同じ金属同士をつなぎ合わせる溶接法です。)
まずはデザインに沿った長さにステンレス棒を切断します。
マスクと革手袋を装着し、いざ溶接!
初めの頃はバチバチ散る火花に腰が引けていたようですが、今ではすっかり慣れた手つきです。
溶接ができたら明るい場所で仕上がりのチェック。
最後は電飾シートを被せて完成です!
プラスチック「真空成形によるトレイ」
石膏で作った型を元に、真空成型機でプラスチックのシートを加工してトレイを制作します。
(真空成型とは、加熱して柔らかくしたシートを型に合わせて真空吸引する成形法です。)
こちらの大きなマシンが真空成型機です。左にいるのは担当教員の三橋先生。
まずは成型の型となる石膏型を制作します。
1年生前期「素材・造形1」で既に石膏作品を制作したので、スムーズに作業を進めています。
先ほど作った石膏型とプラスチックのシートをセットし、準備完了。
それを上下の機構でサンドイッチのように挟みます。
機械の中では熱して柔らかくなったシートが石膏型に覆い被さり、真空吸引されています。
ものの数秒でプラスチックのシートが石膏型のかたちに成型されました!
ただし、油断すると穴が開いて失敗することもあります… 残念!
こちらは上手くいったようで満面の笑みです。
不要な部分はバンドソーでカットして断面をやすりがけしたら完成です!
–
プロダクトデザイン学科は普通科出身の学生が殆どですが、
1年生でものづくりの基礎をしっかり学べるので心配無用です!
1年生のみなさん、この調子でどんどん頑張っていきましょう!
m
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |