文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
*
2011-02-07

卒展前夜


こんばんは。
いよいよ、明日から芸工大の卒展が始まります。
美文学科も最後の詰め状態。
今夜も遅くなりそう・・・。

今年度は
文化財保存修復研究センター4F
だけでなく、
本館エントランス
にも展示コーナーがあります。
今日は、その紹介を。

通路から入ると
学科と各ゼミの紹介が。

―今回の展示について―
この展示を見てから、
文化財保存修復研究センター4Fに行くと、
美文学科の卒展を3倍楽しめます!

各自の卒業研究の簡単な紹介と『熱い想い』が綴られています。こちらは、美術史コース

そして、保存修復コース

内容は感涙ものです。

みんな、頑張って準備しました。
是非、ご覧ください!!

2010-12-10

金属処理

2010-10-07

燻製・・・でなく、燻蒸


なにやら、怪しく膨らんだ物体が・・・。

文化財保存修復センターは新たに燻蒸作業用のシステムを導入しました。

その名は、“ふくろう くん”。
・・・ちょっと安易な気もしますが。

木材、紙、繊維・・・。
虫などの生物は、文化財の材質が大好き!
修復のためにセンターに搬入される文化財には、それまでの環境等により、いわゆる“文化財害虫”が存在している可能性があります。
そうした害虫がセンター内で大発生してしまったら大変なことになるので、搬入後に燻蒸作業を行います。
これまで、業者に委託していましたが、これからは自分たちで!

このシステムでは、文化財への影響がほとんどない、二酸化炭素を使用します。
袋内空気の二酸化炭素濃度をあげて、虫を窒息させます。
殺虫効果は、かつて使用されていた燻蒸薬品より弱いので、このまま2週間。
文化財や人への影響を考慮し、現在主流となっている方法です。

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