文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
*
2010-06-28

学会ビボウロク


今日は大学院2年生「展示の部」搬入作業の日です

課題や演習もピークを迎えつつあります

ですが あと1か月ちょっとで夏季休業です

目の前のことを考えると 頭を抱えてしまったりするのですが

ちょっと先のことを考えるとうきうきします

どんなことでも 終わりは来ますので

どのように着地をきめるのか 

みなさん ご健闘ください

===

ということで

学術研究を行うわたしたちの

発表・情報交換の場が学会となります

今月はほぼ毎週末に 学会がありました

先生と学生さんはあっちこっち忙しく動いていました

そのうちいくつかの学会についてご報告します

ひとつめ

文化財保存修復学会 第32回大会

岐阜にて開催されました

発表の形式は「セッション(口頭発表)」と「ポスターセッション※」に分かれます

このほか シンポジウムや講演会・交流会などが企画されることがあります

ポスターセッションには 芸工大からも先生をはじめ大学院生が多数発表しました

※ポスターセッション
学会における研究発表において,「ポスターセッション(ポスター発表とも)」という形式がとられる場合,大判の紙に研究内容をまとめたものを掲示して,これを使って研究の説明をします.
会場に多数のポスターが掲示されており,参加者は自由に見て回ることが出来ますが、大抵は事前に興味のある発表を調べていて発表者と個別に討議したり情報交換をすることができるのです.

もちろん 最新の情報を得ようと参加した学生さんもたくさんおりました 

みなさんアグレッシブに行動していました(驚)

まあ 写真で少しみてみましょう
 



(補遺)
ポスターセッションには
先生方も発表者としておられました
しかし 
お話ししようにも人がいっぱいで(まるでデパ地下のよう)
写真を撮ることも(半ばあきらめて)出来なかったのです・涙

その2

第34回 地中海学会大会

仙台にて開催されました


こちらは記念講演・トーキング・研究発表・シンポジウムという構成です

本学科の安發先生が司会をされましたので
美術史コースの学生さんの参加が目立ちました(スバーラシイ)

学会へ参加することについて

まだまだ敷居が高くて・・・

と思っておられる方も居ると思うのですが

これからどのような学問を学ぶのであれ

早いに越したことはないと思います

そして

こうした場でしかお目にかかれない(ビックネームな)先生のお話を間近に聞く体験や

目標を同じくする方との出会いは普段の大学生活の中では得られない貴重な機会であり

これもまた学会の魅力と思います

機会がありましたら 皆さんも参加してみましょう

それでは!

(おまけ)懐かしの先生と

2010-06-21

コンテンポラリーダンスのススメ


梅雨の時節 なかなか外出するのが億劫ですけれど

今週末はコンテンポラリーダンスを楽しんでみませんか?

2010-06-14

東北研修旅行


昨晩 無事に 名古屋から戻りました
学会にいっていたのです

学会の模様は次回にします
タイムラグな記事ばかりで面目ありません・・・

先週お伝えしたとおり
今日は 青森と岩手のおはなしです

===

わたしたち(本学科)は 文化財と 美術作品 を求めて旅をします

1年次に 東北地方(東北研修旅行といいます)
2年次に 関東地方(東京博物館見学といいます)
3年次に 関西地方あるいは国内(ゼミ旅行といいます)

を巡る旅に出ます

大学での4年間は長いようで とても短いのです
この限られた期間に 
学生さん自身が主体となり 
ものごとに興味をもって取り組む習慣を身に付けてほしい!
と わたしたちは考えます

そのために
何をどう見ればよいのか?
ものに対する接し方をつかむ きっかけ をつくる
これが わたしたちが 旅へ出発するときの おもいです

今回は 1年生とともに岩手県から青森県へ2泊3日の旅をしました
寺社仏閣を4箇寺と美術館を3館を訪れました

その様子を 写真で巡ります
不精ではありませんよ あしからず

1日目 岩手県平泉町からはじまります

■1箇寺目 中尊寺
上級生が1年生の質問を受けて解説中
丁寧で分かりやすかったとのこと(1年生談)

■2箇寺目 藤里毘沙門堂
軽いトレッキングです 
でも そのあとは絶景なのでした

■3箇寺 立花毘沙門堂
管理されている方のお話に熱心にうなづいています
観て 聴いて 感じてください

宿泊施設での夕食のようす 
一日目の総括をいただきます

2日目 今日もハードな一日が待っています

■4箇寺目 成島毘沙門堂
今日も登ります
スケールの大きさ 益々興味が湧いてきます

これは 事前学習用の冊子(しおり)です 
よく書き込んで 自分のものにしてください

■4箇寺 東福寺
雨が降ってしまったけれど それもまた一興
とても見ごたえのある仏像群です

●1館目 岩手県立美術館
企画展をご担当された学芸員さんのレクチャを受けます
上級生にこの館で博物館実習をされた方も居り 内容が盛沢山です

夜は知らない街を散歩してまわりました
しかし 副手ひとりで行きましたので 散歩というより徘徊です

さて ここはどこなのでしょう?

3日目 最終日です 青森からスタートします

●2館目 十和田市現代美術館
みんなで記念撮影をして入館します
おもいおもいに鑑賞してもらいました

●3館目 青森県立美術館
まずは腹ごしらえです
お昼は 青森県立美術館の前庭で いただきました
非常に気持ちが良いです

2010-06-07

オープンキャンパス1(ご報告)


ふぅ
無事に39名 青森から帰ってきました
この記事は次回に・・・・

今日は オープンキャンパスのご報告を

気付いたらもう1週間以上経過・・・・・猛省

去る5月30日はオープンキャンパスでした

あまり 気取らず 飾らず

できるだけ ありのままの
美・文学科を それぞれの研究室を 観てほしかったので

他の 学科コースに比べると
控えめで 奥ゆかしい かんじになりました

分かりづらかった参加者のみなさん ごめんなさいね

美・文学科のみなさん おつかれさんでした

■学科紹介

目指している学科の道先 と 求める人物像について
和やかに でも 熱く お話しいただきます

■東洋絵画修復室

研究室の紹介 と 道具の説明など
細やかに丁寧に ゼミ生の人柄がよく現れて
とてもよい雰囲気

■西洋絵画修復室 

人がいっぱいで入れない 補彩体験ができたのです
次回は森先生のお話を伺いますよ

■保存科学研究室 

歴史遺産学科の学生さんと一緒に行いました
光学顕微鏡 で 何がみえました?

■立体作品修復室 

彩色層剥がし なかなか集中しないと難しいのです
黙々とやっているようにみえますが 地元ネタでかなり盛り上がっています

■西洋美術史 

実はこんな展示もやっていたのです
力作のペーパークラフトがたくさん
次回はみなさんに作ってもらうのです(予定)
お楽しみです

■日本美術史 

写仏です
最後の仕上げ・裏打ちをしています

出来あがるとこのようになるのです 

おぉ圧巻

■受付のようす 

どんどん入ってきてちょうだい 

■受付で配布していた 学科紹介の冊子から抜粋

学科の企画紹介とか ゼミ紹介とか 入試の話とか
いろいろ 書きました
その場でも役に立つし おうちに持って帰ってからも(きっと!)役に立つわ

2年生の力作です


このような かんじです
けっこう 真面目です

さっきから次回次回と言っていますが
オープンキャンパス2が7月31日と8月1日に行われます

このときは 
じっくり 観て・聴いて・感じて
もらえるような企画を考えております

副手は大量に反省文を書きましたので(ほぼ個人的なものだけれど)

学科のみなさんには またまた無理難題を言ってしまうとおもうけれど
多大にご協力いただき
多くの方に 学科の良さを伝えていけたらと 思います

どうぞどうか よろしく たのみます

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