こんにちは。
5月も後半となり、新年度の慌ただしい時期もだいぶ落ち着いた頃でしょうか。
今年度から赴任された米田奈美子先生の西洋絵画修復ゼミの様子を
ちょっとだけお見せしたいと思います。
先日何やらゼミ室前で不思議なことをしているという情報を聞きつけかけつけたところ・・・
これは・・・
どうやら柔軟剤につけた羽根を干しているようです。
※呪術的なものではありません。
羽根の先端にクリップをつけ、綺麗に吊るしていきます。
皆さんとても手際が良いです。
乾いたらきっと柔軟剤香るふわふわの羽根になるのでしょうね。
この羽根は、オープンキャンパスの西洋絵画修復ゼミ体験コーナーで使用するために準備しています。
一体この羽根で何をするでしょうか・・・・
気になる方は是非、オープンキャンパスで文化財保存修復センターまでお越しください!
きっと素敵なものが作れますよ!
■春のオープンキャンパス 5月26日(土)詳細は大学HPをご覧ください。
本学科のゼミ体験、入試相談等は文化財保存修復研究センターにて実施いたします。
山形の天気が雷と豪雨でじめじめしていて、
早く梅雨が明けないかしら・・・?
と真夏の太陽に恋焦がれながら過ごしています。
こんにちは、西洋絵画修復ゼミです。
突然ですが、お知らせです。
今回のオープンキャンパスでは、前回企画しました補彩に加え、
なんと、西洋絵画修復担当の森先生に
高校生のためのミニ講義、をしていただきます!!!!!
詳細はこちら(*´д`*)ノ↓
タイトル:「修復って何?」
教授 森直義(もり・なおよし)先生
日 時: 8月1・2日 ともに13:30〜(約30分)
場 所: 文化財保存修復研究センター3階
西洋絵画修復室
「絵画修復に興味がある!!!(*´д`*)」
「保存修復って何?(´・ω・`)」
と思っているみなさん!!
受験をお考えの方のみならず、学生さんの参加も歓迎です。
ぜひぜひ、見に来てください!
お待ちしてまーす!!(^−^)
西洋絵画修復ゼミ 3年
こんにちは、Y.Sですよ(´・ω・`)
遅れましたが、先月31日のオープンキャンパスにお越しくださった方々、ありが
とうございました!意外と好評で、ゼミ一同、感謝感謝でございます。
親子で補彩をされたり、ずっと座って補彩してくれた方もいらっしゃって、企画
してよかったなぁと思いました。
中には補彩をしながら、受験の不安など漏らされていた方もいらっしゃいました
が、未来はわからないから不安、不安でいいのです。
十代というのは、本当に大切な時間だと思います。
今を大切に過ごしてくださいね。
……ちょっとガラにもなくしんみりとしちゃいましたね。
さてさて、本日の西洋絵画修復ゼミでの光景。
薄暗い部屋の中で、秘密の計画が進行中です。
嘘です。
実際は額の調査中の光景でした。
カーテン閉めて電気消して撮影したりするんで、
毎回怪しいムード満点です。
調査には撮影がつきもの。
色々光源をいじったりするため、室内の蛍光灯が邪魔になったりするんですね。
こんな事情なんで、撮影中はドアを開けられるのも大変困ったりします
一応貼り紙はしますし、滅多に開けられることはありませんが……
フィルムカメラで撮影中だと泣けます。
デジカメでも気持ちささくれます。
みんな、貼り紙を見かけたら、必ずノックして入ってね(´・ω・`)
西洋絵画修復ゼミ Y.S
こんにちは、西洋絵画修復ゼミのY.Sですよ(´・ω・`)
本日はオープンキャンパスの予告、です。
5月31日は、オープンキャンパスです。来てね(´・ω・`)
西洋絵画修復ゼミでは、充填・整形・補彩の疑似体験してもらいますよ。
ジャカジャーン♪説明しようッ!
油絵は、衝撃などによって絵具がひび割れ、その破片が落ちてしまうことがあるッ!
修復では、
その破片が発見できなかった箇所に詰め物を詰め、
はじめまして、西洋絵画修復ゼミ4年のY.Sですよ(´・ω・`)
本日は、Y.Sなだけにワイエスについて書きますよ。
具体的には、
1.「アンドリュー・ワイエス−創造への道程」展(福島県立美術館、5月10日迄)、
2.「アンドリュー・ワイエス展覧会に際して〜修復家と
学芸員の視点から」(5月10日芸工
大にて)
についてです。
このブログでも持ちきりの話題ですね、何番煎じだろ、私……
ところで、西洋絵画修復ゼミって何ぞや?
簡単に答えますと、主に油彩画の修復について勉強するゼミです。
ワイエスの作品は主にテンペラ画と油彩画なんですけれど、この二つ、ばっちり
うちのゼミの取り扱いジャンルでもあります。
というわけで、今回のワイエス展と講演会はゼミぐるみで要チェックなイベント。
「講演会の前に展覧会を見ておくとベター」と先
生には言われていましたし。
おまけに、講演会の直前の授業では、「10日のワイエスの講演会、授業に振り替えるね」という先生からのお言葉が。
うちの学科では良くあることです(日曜日に講演会があることも、うちの学科では以下略)。単に講演会の出席者数を増やしたいんじゃなくて、それだけ聞いて欲しいってことなんですね。
ちなみに、この時点(5月8日)でY.Sはワイエス展行ってませんでした(´・ω・`;)ダメジャン
急遽同ゼミの友人を道連れに、翌日(9日)に福島県立美術館へ。
そして、ワイエス展が記憶にバッチリ残っている翌々日(10日)に、講演会を聞きました。
展覧会の様子と講演会のお話をひっくるめてお話しますが、今回の展示で私が特徴的に思ったのは、以下のことでした。
1.水彩画の数が多い。
2.習作を数点展示→完成作品の展示という展示の流れになっている。
講演会の高橋さんのお話(「展覧会ができるまで−ワイエス展の場合」)で判明したんですが、これらは今回の展覧会の見所の一部であったようです。
ワイエスっていえばテンペラ画ってイメージ、ありません? 私だけ?(´・ω・`;)
それを覆すように、今回の展覧会では水彩画の数が多かったです。
高橋さん曰く、ワイエスは元々水彩画家だったので、テンペラ画家としてだけで
なく、水彩画家としての一面も見て欲しかったそうです。
確かにその技量たるや驚愕するものがございまして、正直、「水彩でもこれだけ
描けるん!?」って思いました……(゜Д゜;)
あと、今回の展示では、習作を何点か示した後に、完成作品を展示する方法が取られていました。
完成作品だけではわからない情報(たとえば、ワイエスが何に興味を持ってその作品を描き始めたのか、ということ)が、習作を見ることでわかったりするんだ
とか。
ほとんどの作品がこの手法で展示されていたんですが、中には習作だけで完成作
品がないものも……
《クリスティーナの世界》の完成作品、見たかったんだ
けれど……(´;ω;`)
と思っていた人は私だけじゃなかったみたいですが、講演で裏話がありまして。
この作品は秘蔵っ子すぎて、詳しく話を聞いたら、日本で見られなくて仕方ないと思いました(=皿=;)
裏話を聞かなかったら、今でも「あれだけ習作見せてくれたのに完成作品なかったー」とかほざいていたかと思うと、すごく恥ずかしいですな。
講演会は恥の上塗りを防ぐ効果もあるようです(違)。
講演会では、展覧会を見ただけでは得られない情報がたくさん得られました。
ここでは書きませんでしたが、もう一人の講師・ストーナーさんのお話を聞くと、なぜワイエスがテンペラと水彩を選んだのか、とか、展示されていた犬の足跡が大量についていた絵の秘密がわかったり。
彼女のお話をあわせて聞くことで、ワイエスへの理解がさらに深まったと思います。
正直に言うと、私はワイエスについては全くの無知でしたが、なんとなくワイエスへの親しみが湧きました。
講演会の理解度も全然違ったし、事前に展覧会を見に行ってよかったです(´・ω・`)ノ
長々と書きましたが、読んでいただいてありがとうございましたm(_ _)m
西洋絵画修復ゼミ Y.S
追伸
福岡県美のカフェのパスタと、シフォンケーキの上のクリームは絶品でした(´・
ω・`*)
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