5月25日土曜日
文化財環境・材質特講の授業で山形市内にある“元木の石鳥居”まで歩いてきました。
平安時代のもので、日本で最古の石鳥居の一つとして国の重文にも指定されています!
私自身、一年以上のブランクを経て訪問しましたが、柱の下部を補強したモルタルの損傷はかなり進んでいました。もっとも、この補強があるのでオリジナルの損傷が免れていることもあります。
また、残念ながらオリジナル石材も一部損傷していた箇所があります。
現在は住宅地の中で目立たない場所にありますが、山形が誇る重要な歴史遺産。
鳥居が背負う信仰と歴史のストーリーもを多くの人に知っていただきたいものです。
訪問した若い学生はどのように感じたのでしょうか??。
1000年もの間この地で多くの人々を迎え入れてきた・・・。
その意味をもう一度考えてみるきっかけになれば。