こんにちは、立体ゼミです。
この前の続きでゼミ旅行のお話をしたいと思います。
3日目
朝早くから伊勢神宮へ。
早朝はいいですよ。人も少ないうえに涼しいです。
夏の旅行だったので涼しいということはかなり重要です。
タイミング良く式年遷宮の年だったので、古いものも新しいものも見れてお得な気分。
20年で色の違いが一目瞭然。
普段から見ているものは変化に気づきにくいですが、並んでいるとわかりやすくていいですね。
鬱蒼と茂る木のおかげで涼しいです。清々しい気持ちになれます。
外宮内宮どちらも行ったのですが、かなり場所が離れていることに驚かされました。
そのあと三重県の鳥羽にある海の博物館へ
漁師や海女、船乗りの文化を伝える博物館で、建築にもこだわっている面白い博物館でした。
収蔵庫も空いていて、しっかり見学させていただきました。
世界各地の木造船がびっしり収蔵されていました。
海の博物館と言うくらいですから、博物館から海が見えるんですよ。
海が見えたことにテンションが上がったのですが、
疲れていたのか「わー瀬戸内海だー」と何人か口走っていた気がします。
そしてまた車に乗って次は和歌山へ向かいました。
4日目
またまた早朝です。
立体ゼミは早朝が好きなんです。早寝早起きが健康の秘訣です。
高野山金剛峯寺へ向けて車を出します。
とにかく山道が辛かったのですが、昔の人は車なんてないんですからすごいですよね。
どんな筋肉していたのか気になります。
やっとの思いで高野山金剛峯寺周辺の駐車場に車を止め外に出て地図を見ていると、テレビの取材に遭遇。
ゼミ生3人が捕まっていたのですが、1人逃げ、もう1人逃げ。
最終的に1人が質問攻めにされているのをみんなで眺めていました。
こんなこともあるんですね。びっくりしました。
その後とにかく仏像仏像。お寺お寺と高野山を満喫。
山の上なので涼しいうえに素晴らしい仏像や寺院がいたるところにあるので大はしゃぎでした。
はしゃいでいます。撮影用のパネルがあれば撮影する。
それが私たちのポリシーです。
高野山を満喫して、夕方大阪まで行きレンタカーを返して解散。
奈良や京都、石川、そして実家、、、みんな好きなところへ飛んで行きました。
現代アート、自動車、地域色あふれる博物館、建築、家具、仏像、などなど、、、
かなりバラエティーに富んだ楽しい研修旅行でした。
こんにちは。立体作品ゼミです。
遅くなりましたが夏休み中に行われた立体ゼミ3年の研修旅行の様子をご紹介します。
私たちのゼミ旅行は西を攻めます。
1日目2日目は愛知
3日目に兵庫
そして4日目には和歌山へ
1日目の夜は生憎の雨でしたが次の日からは晴天に恵まれ、嫌になるくらいの暑さでした。
名古屋って暑いんですね。
1日目は各自好きなところを見学しました。
全員名古屋市内で開催していた愛知トリエンナーレを見学したようです。
夕方にホテルで落ち合い、折角名古屋にいるのだから!
フェリーで買った観光雑誌を開き「ひつまぶし」求めて夜の名古屋へ。
とても美味しかったです。
2日目は愛知と言ったら世界のTOYOTA!トヨタ博物館へ行きました。
各国の各年代の車が並びます。展示されている車はほとんどが走行できる状態で保存されています。
博物館内に整備室があり、そこでメンテナンスや修理を行うそうです。
実際に乗ることの出来る車や(エンジンはかかりません)、走行している映像が流れていたりと、親切な博物館でした。
よーく車を見ていると修理、修復の跡が見えることがあります。
それをゼミ生同士や教授と話し合ったりするのがとても勉強になります。意見交換が大切です。
また、自動車だけでなくルネ・ラリックが量産したガラス製カーマスコットのコレクションやガソリンスタンドの看板などもありました。
この写真は野外に展示されていたバスの中です。みんなが何故かカメラを避けています。
トヨタ博物館を見学後、レンタカーを借りその後の全行程を車で移動しました。
夏真っ盛りだったので、車移動は正解でした。涼しくて本当に楽なんです。
レンタカーに乗り込み目指すは明治村。
名前のとおり明治時代の様々な文化財、主に建築物を移築して1つの村のように展示を行っています。
その為かなり広い敷地での展示を行っています。
歩くのも大変なため明治村の中をバスと電車と蒸気機関車が走っています。
蒸気機関車に乗っている人はテンションが上がるのか歩いてる人に手を振ってくれます。もちろん振り返します。
建築の中には当時の家具や道具が展示されています。
色々な所にガイドさんがいるので丁寧に解説をしていただきました。
実際に座ったり触ったり出来る家具もあったのでもちろん存分に座って触ってきました。
直に触ると新しい発見が沢山あります。
しかし座ると暑さのせいでそのまま動きたくなくなるので要注意でした。
明治村内の教会建築内
ステンドガラスやマリア像などもあり見ごたえがありました。
明治村のスタッフの方がメンテナンスを行っている場面にも遭遇しました。膨大な数の所蔵品があるのでメンテナンスが大変らしいです。
明治村見学後車で3日目の見学地伊勢まで車で走りました。長かったです。
3日目につづく。
めっきり寒くなりましたね。もう冬が来てしまうんでしょうか。
久しぶりの更新となってしましました。猛省する副手です・・・
さて、最上義光歴史館へ行ってきました!
美術史基礎演習(1年生の授業)でのひとコマです。
現在、最上義光歴史館では、
『最上義光公没後400年記念事業 特別展 重要文化財 光明寺本「遊行上人絵」
~最上義光没後四百年記念全巻公開~』が行われています。
山形市光明寺伝来の紙本著色「遊行上人絵」十巻という、
最上家ゆかりの一級資料が鑑賞できる特別な機会なのです!
学芸員さんが 一つ一つの場面について、1年生にもわかりやすい言葉で解説くださいました。
学芸員さんの説明を漏らすまいとメモをとる学生達。
解説頂いた後、各自自由に絵巻を見始めました。
みんな、ガラスに額をつけんばかりの勢いで食い入るように見ています。
場面、場面に描かれる人物の表情や人物が着ている着物の柄まで見ようとすると
自然と近づいてしまいますね。
何の場面をあらわしているのか?この場面の季節は?それを表す草花は?
学芸員さんに解説頂いたことを思い返しながら
館内に置かれている図版も使い、確認しながらみんなで話し合っています。
あの着物をかぶっている女の人、着物が金色で目立つね。
にわとりがいるよ。
緑色が鮮やかだね。
どうして表面の色が剥がれてしまっているんだろう。
修復するとしたら、どんな方法があるんだろう。
この場面は、絵の雰囲気が違う気がする。描いている人が違うのかな。
・・・・今日、私も双眼鏡を買いに行こう。
あちらこちらから、感想、疑問が聞こえてきます。
場面を追いながら、指をさして人物や情景について口々に言い合える
絵巻の魅力ですね。