文化財保存修復研究センターより公開講座のご案内です。
タイトル:『正倉院宝物の国産品と輸入品』
講 師:成瀬正和 客員教授
日 時:平成30年7月21日(土)14:00~15:30
会 場:東北芸術工科大学 本館301講義室
〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
正倉院宝物はおおよそ1300年前に作られたものです。
わが国の文化財の中でももっとも古くから、保存と科学的調査が行われてきました。
最初は肉眼観察を中心にした調査でしたが、今では科学機器などを多く用いています。
今回の公開講座では、宝庫・宝物の保存管理,調査研究,整理や修理に深く携わってきた講師の成瀬先生に成果の一端をお話しいただきます。
★講座終了後、本学への入学を希望・検討されている高校生や、保護者または高校の指導教員を対象に個別相談会を開きます。
文化財保存修復学科について詳しくお知りになりたい方、興味を持たれた方は是非この機会に本学科教員や本研究センター研究員とお話しをしてみませんか。
ご興味をお持ちの方は、お誘い合わせの上、お気軽にご来場賜りますようご案内申しあげます。
先週の7月4日(水)・5日(木)は2年生の保存修復調査演習2の口頭発表会がありました。
例年は東京の美術館・博物館へ見学に行くのですが、
今年は各自で見学した施設についての発表を行いました。
レジュメ作成、パワーポイント作成、原稿作成など2年生は締切に追われながら頑張ってましたね。
代々2年生になると行われる伝統ある口頭発表会で、学科全学年の前で発表します。
発表前日の練習では、皆さんの緊張がひしひしと伝わってきました。
緊張からか目が据わっている学生もいれば、観客はみんな魚だ。と不思議な言葉を唱える子もちらほら。
お互いの発表を聞きながら、納得のいくまで練習していました。
当日は先輩も後輩も沢山聞きに来てくれていましたね。
今回はいろいろな美術館や博物館についての発表が聞けて、テーマや発表スタイルも様々でした。
満足のいく発表が出来た人も課題が残った人もいると思いますが、
自分が感じ考えたことを発表することは、とても大きな経験となるでしょう。
先輩や後輩・先生方からの意見や質問を大切に、是非今後へ繋げてほしいと思います。
やり終えた後の皆さんの開放的な表情は、何だか見てるこちらも清々しい気分になりました。
お疲れ様でした!