文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
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2013-09-19

大学祭〇美文学科展示

10/21(土).22(日)と芸工祭があります!

この度、「学生展示2013」に我が美・文学科も参加します。

今日はその設営作業です。

 

写真左側に映っているのは、連弁です。

学生が2年生の演習で1枚1枚制作したものです。

卒業生も含め、代々制作されてきた連弁が重ねられています。

 

この他、演習風景を映像で見ることができたり、X線写真を見ることができたりと

美・文学科を知っていただけるスペースとなっております!!

 

ぜひお越しくださいませ。

※連弁とは・・・ハス花弁のこと。仏の台座光背装飾などに用いられる。

2013-09-13

東京新スポットに資料展示!

真横に中央線が走っています!

9/14に『マーチエキュート神田万世橋』がグランドオープンします。

http://www.maach-ecute.jp/about.html

 

この工事を進めるなかで、旧万世橋駅のホーム下から、古いレールを数本組み合わせ再利用して作られた、プラットホームの『基礎』が発見されました。

 

 

 

 

 

 

現場で、誰もが間近に見ることができるよう展示したいとの意向から、

美術史・文化財保存修復学科の立体作品修復ゼミ(保存処置全般)と保存科学(材質調査など)で保存処理を実施してきました。

この度作業が無事に終了し、現地の展示台に設置しました。

 

時間の制約、屋外展示・・という難しい状況の中、特に夏休み中も頑張ってくれた立体作品修復ゼミの皆さん、本当にお疲れ様でした!!

 

旧万世橋の階段を上ると正面に資料が展示されています。

この場所は昔のプラットホームなので、両サイドを神田~御茶ノ水駅間の中央線が通り過ぎるという、マニアも大喜びの場所です!

 

屋外展示のため、周囲の温湿度データを取りながら、今後状態を観察していきます。

 

レンガがいい感じです。9/11現在、まだ工事中でした(笑)

 

 

万世橋高架橋は耐震補強を施し、レンガや壁材を可能な限りそのまま残しています。

また、アーチの間は新たな商業施設となっています。

夜はレトロな気分で美味しいお酒を・・・(笑)

 

プラットホームに上がる階段の途中には、1912(明治45)年に建てられた初代の駅舎から交通博物館の時代を経た現在まで、鉄道博物館が所蔵する貴重な写真群をタッチスクリーンのモニターで見ることができます。

 

今回、近代化産業遺産といえる資料について、活用を重要視した保存・展示に関わることができ、学科としても大変勉強になりました。

 

秋葉原、神田にお越しの際は、この新たなスポットに是非お立ち寄りください。

遠くから見ると普通の建築部材にしか見えませんが、

近くで見ると・・・確かにレールです!

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