こんにちは、副手です。
新年度に入りあっという間に元号も変わりましたね。
新入生も少しずつここでの生活に慣れてきた頃ではないでしょうか。
4月末頃に、新入生歓迎会が行われ、文化財保存修復学科では、27名の新入生を迎えました。
当日は毎年恒例、山形の郷土料理の芋煮からおにぎりのサービス付きなど、2年生の手料理でおもてなし。
温かい芋煮が沁みます・・・。
米村先生のあいさつに始まり、1年生に各自自己紹介をしてもらいました。
新入生歓迎会は学科の学生と教員が全員集まる貴重な機会です。
この回を期に、先生方はじめ先輩後輩どうし広く関わってもらいたいです。
シューフクロ-も見守っています。
最後に集合撮影!
その後入学式で素晴らしい新入生代表挨拶を勤めてくれた1年生に拍手を送り、歓迎会は終了しました。
片付けに入る2年生の素早い動き!
2年生の皆さん、準備から片づけまでありがとう。
お疲れ様でした!
2018年度 文化財保存修復学科卒業・修士論文口頭発表会のお知らせです。
傷つき損傷してしまった修復作品、後世に残すべき文化財に真摯に向き合った学部4年間、修士2年間の成果を発表いたします。
みなさま お誘いあわせの上、ご来場・ご聴講くださいますよう ご案内申し上げます。
■日時 2月6日(水)2月7日(木)両日10時~
■場所 本館408講義室
タイムスケジュールは以下のとおりです。
※発表時間は進行状況により変更する恐れがございます。
※今後タイトルも変更する場合がございます。
●2月6日(水)
10:00-10:05 開会挨拶
【保存科学ゼミ】
10:05-10:20 佐藤 純一 花巻人形の彩色に使用された色材に関する分析化学的研究
10:20-10:35 櫻井 翔太 山形県鶴岡市善寳寺五百羅漢像(H.30)の顔料分析とその考察
―「五百羅漢像修復プロジェクト」における保存科学的調査の一例―
10:35-10:50 鷲津 未来 出土木製品保存処理工程及び金属イオンによるポリエチレングリコール低分子化の研究
10:50-11:05 加藤 ちひろ 博物館内装材から発生する汚染物質の同定と除去に関する研究
—発生機構と資料館Aにおける実践を例に—
《休憩》
【西洋絵画修復ゼミ】
12:30-12:45 小林 茉由 坂本直行《春の日高》の保存修復処置-亀裂接着に使用する材料選定-
12:45-13:00 今野 歩美 津波における油彩画の絵具層の塩分被害について
13:00-13:15 佐藤 沙由美 高橋源吉≪最上川(本合海)≫の地塗り研究
13:15-13:30 川島 帆乃夏 高橋源吉《最上川(本合海)》展示環境の調査及び額裏面に施す対策提案
13:30-13:45 丸山 あゆみ 高橋源吉《最上川(本合海)》の保存修復
―ルースライニング処置に用いる素材の選定―
13:45-14:00 大川 柚佳 保存修復における芸術作品の真正性
14:00-14:15 木村 優香 紙製文化財におけるフォクシングの処置 清田雄司≪千手いちょう No.2 信貴山≫
《休憩》
【東洋絵画修復ゼミ】
14:30-14:45 内池 愛香 小麦澱粉糊の製造法から生じる性質の違い
14:45-15:00 長澤 岬 双幅掛軸「地獄極楽図」の修復と各工房による掛軸の修理報告書比較と考察
15:00-15:15 橋本 雅子 「浪士組廻状留」保存修復―諸処置が和紙に与える色変動に関する一考察―
15:15-15:30 小黒 綾子 表具用化学糊の特性に関する基礎研究
15:30-15:45 李 哉炆 紙の伸縮挙動 ー装潢文化財に用いられる紙の基礎研究ー
15:45-16:00 総評
●2月7日(木)
10:00-10:05 開会挨拶
【立体作品修復ゼミ】
10:05-10:20 坂上 滉平 広隆寺木造弥勒菩薩半跏像の特異な造形性について 広隆寺木造弥勒菩薩半跏像頭部の模刻制作を通じての一考察
10:20-10:35 助川 和駿 模刻から学ぶ仏像彫刻に於ける「寄木造」の利便性、普及要因の考察
10:35-10:50 安納 將博 善寳寺五百羅漢像の造立に纏わる『ヒト・モノ・カネ』
10:50-11:05 木下 香奈 龍澤山善寳寺五百羅漢像 群像表現に見る視覚効果の研究
―像容に関するデータベース作成を通じて―
11:05-11:20 瀬川 和磨 仏像の三次元計測による活用の一提案
3Dデジタルデータを用いた五百羅漢像の修復前後比較
11:20-11:35 原島 里奈 木彫彩色像の剥落止めに使用する修復材料基礎研究
龍澤山善寳寺所蔵五百羅漢像の修復に関して
11:35-11:50 鈴木 花子 安置環境と修復環境における温湿度測定と保存環境への一考察
-龍澤山善寳寺五百羅漢像の保存修復において-
《休憩》
【修士課程・芸術文化専攻 保存修復領域】
13:30-13:55 小林 純 古民家の土壁修復に使用する壁土の変色原因に関する研究
13:55-14:20 相馬 静乃 油彩画に使用される各種顔料及び展色剤のカビの発育度と抗カビ性評価に関する研究
14:20-14:45 柴村 桜子 ウェットクリーニング処置の視覚的効果と、吸取紙の活用方法に関する考察
14:45-15:10 齋藤 栞 木彫彩色像のカール状の剥離に関する調査と修復の為の基礎研究
―山形県鶴岡市龍澤山善寳寺五百羅漢像≪三十弐番≫を通じて―
15:10-15:30 総評
皆様、明けましておめでとうございます。
本年も、文化財保存修復学科を宜しくお願い申し上げます。
東洋絵画修復ゼミより、恒例の年賀状をいただきました。
撮影からデザイン、作成まで全てゼミの3年生が中心となって行ったようです。
小さくなった学生と先生方が可愛らしいですね。
修復で使用する道具を入れたり、背景も配置も細部までこだわっていて、見ていて楽しい年賀状となりました。
新年早々、4年生の卒業論文の提出締切りが迫っています。
4年間の集大成に最後まで全力で取り組んでいます。
提出後も他の人を手伝う様子も見られました。
年末も遅くまで残って作業していたので、悔いが残らぬよう、最後までやりきって欲しいと思います!
※但し締切は厳守です!
この4年生及び修士2年生の集大成は、2月6日(水)~2月11日(月)の卒展にて公開されます。
皆様是非お越しください。
文化財保存修復センターより公開修復のお知らせです。
文化財保存修復センターでは、五百羅漢堂の公開に合わせ、現在進行中の五百羅漢修復プロジェクトの公開修復を善寳寺龍華庵にて10月27日(土)・28日(日)に行います。
関連イベントとして、本学学生が卒業研究で取り組んでいる羅漢像に関する「あれこれ」をミニ講座としてお話します。この機会にぜひ足をお運びください。
善寳寺五百羅漢修復プロジェクト公開修復
期日:2018年10月27日(土)・28日(日)
時間:9:00〜12:00/13:00〜14:00
場所:善寳寺 龍華庵
住所:997-1117 山形県鶴岡市下川関根100
問い合わせ
東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター
TEL:023-627-2204/FAX:023-627-2303
E-MAIL:iccp@aga.tuad.ac.jp
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