2017年度 美術史・文化財保存修復学科卒業・修士論文口頭発表会のお知らせです。
美術史上の作家や作品、傷つき損傷してしまった修復作品、後世に残すべき文化財に真摯に向き合った 学部4年間、修士2年間の成果を発表いたします。
みなさま お誘いあわせの上、ご来場・ご聴講くださいますよう ご案内申し上げます。
■日時 2月7日(水)10時~16時15分予定
■場所 本館408講義室
タイムスケジュールは以下のとおりです。
※発表時間は進行状況により変更する恐れがございます。
●2月7日(水)
10:00-10:05 開会挨拶
【日本美術史ゼミ】
10:05-10:20 渡部 友理 MOA美術館所蔵「山水人物蒔絵手箱」意匠の主題の再考
10:20-10:35 長野 有紗 長野市松代町・清水寺観音菩薩立像の制作年代と制作背景
10:35-10:50 奈良 美咲 金剛峯寺蔵澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃の用途について-意匠の考察を中心に-
【東洋絵画修復ゼミ】
10:50-11:05 安部 千珠瑠 時間経過による糊の粘度の変化-応急修理への活用-
【立体作品修復ゼミ】
11:05-11:20 上原 由紀子 個人所蔵「三つ折れ人形」の保存修復
11:20-11:35 栗原 典子 龍澤山善寳寺所蔵「木造伊達林右衛門像」の保存修復 剥落止めにおける膠とアクリル樹脂・パラロイドB-72の比較
《休憩》
【西洋絵画修復ゼミ】
13:00-13:15 村井 文香 個人像≪三浦文次肖像画≫の保存修復 -制作年代と作者の考察-
13:15-13:30 嶋崎 史帆 ≪三浦文次肖像画≫額の保存修復
13:30-13:45 中村 麻裕 梅津五郎≪秋≫の保存修復 戦時中の制作状況・画材について
【保存科学ゼミ】
13:45-14:00 棚橋 唯 膠の各種環境におけるゼリー強度と分子量分布の変化
14:00-14:15 菊地 菜 色材情報の学科内共有・データベース化に向けた色材調査
14:15-14:30 小柴 まりな 元木石鳥居にみられる地衣類の着生方向と周辺環境との関係について
14:30-14:45 《休憩》
【修士課程・芸術文化専攻 保存修復領域】
14:45-15:10 石澤 夏帆 寒冷地における石造文化財の劣化調査と保存対策に関する研究-石材の樹脂処理法を中心に-
15:10-15:35 金澤 馨 近現代彫刻作品の保存修復~阿部誠「バスの中で」を対象として~
【修士課程・芸術文化専攻 美術史領域】
15:35-16:00 村上 幸奈 山形県山形市・宝積院十一面観音菩薩立像の再検討-頂上面の形態を中心に-
16:00-16:15 《総括》