文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
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2016-08-09

オープンキャンパスめぐり

こんにちは。

今日は7月30、31日に実施されたOCの様子をシュウフクローと共にお伝えしたいと思います。
そもそもシュウフクローとは何者かと言いますと、文化財保存修復学科公式キャラクターです。

シュウフクロー、まずは本館ブースに遊びに来ました。
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みなさん熱心に顕微鏡を覗いています。
何を見ているのでしょうか。
OC 074
シュウフクローも覗かせてもらいます。
・・・鶴?
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今年度より、本館ブースでは「1.5cmの折り紙で鶴を折ることができる?」というWSを実施しましたが、みなさん先ほど顕微鏡で見ていたのはこのWSで作られた鶴だったようですね。
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実際作業しているところを見ていても小さすぎて何をしているのか分かりません。
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OC 086

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修復家というのは文化財のお医者さんと呼ばれるように手先の器用さが必須です。
実際に某医学部で実施されている課題で、今回は何秒で折ることができるかを計測していました。
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たくさんの方が挑戦したこの企画。

第1回目の結果発表です。
栄えある初代チャンピョンは”ゆき&みゆ母”さんで、記録はなんと1’29!
おめでとうございます!

果たして来年、この記録を打ち破る方は現れるのでしょうか。
OC 178

本館を満喫した後は文化財保存修復研究センターへ向かいます。

受付スタッフの方が爽やかに出迎えてくれました。
OC 049
受付をばっちり済ませいざセンター内へ。
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廊下の展示では、スタッフの方や先生方が丁寧にゼミのことや学科のことを解説してくれます。
OC 089
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X線透過撮影室では実際に撮られたレントゲン写真を観察しました。
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作品の内部ってこんな風になっているんだと驚きの声が挙がります。
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3階の修復体験階へはエレベーターを使用します。
こちらは作品輸送用のものなのでとても広いです。
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まずは東洋絵画修復室へ。
全面に畳がひかれていて和の雰囲気の部屋です。
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東洋絵画では覆輪体験、栞作りを行っていました。
スタッフの方に優しく教えてもらいながらシュウフクローも挑戦します。
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OC 146
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お次は立体作品修復室へ。
金継ぎ体験を行っているようです。
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金継ぎとは、割れたお茶わんなどを漆で接着し、仕上げる修復技術。
今回は時間の関係上樹脂を使用しましたが、覚えておくと日常の中で活きる技術ですね。
OC 103
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お次は西洋絵画修復室へ。
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西洋絵画修復室では補彩体験を行っています。
作品の禿げた部分に、色を想像しながら自分で絵具を練り合わせ色を埋めていきます。
OC 176
ほんのちょこっとの大きさですが、これがなかなか難しい。
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お次は機器分析室へ。
何だかすごくかっこいい機械がたくさん設置されている部屋です。
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その中で、電子顕微鏡をのぞかせてもらいました。
摘みたてのお花や鉱物を観察。
顕微鏡でのぞくミクロな世界の面白さにはまったシュウフクローでした。
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各ゼミ体験を満喫し、4階の学科説明会も訪ねてみました。
多くの皆さまにご来場いただこともあり、全体の説明が終わった後は4グループに分かれ色々な話に花を咲かせていたようです。
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以上、文化財のOCを満喫したシュウフクローでした。

最後に頑張ってくれたスタッフのみなさん、お疲れ様でした!
OC 185

2016-08-04

東京博物館見学の感想

こんにちは。文化財保存修復学科2年のOです。
遅くなりましたが、東京博物館見学と口頭発表会の様子をお伝えしたいと思います!

まずは、東京博物館見学について。
5月13日、14日に東京の博物館を見学してきました。

1日目は国立西洋美術館、東京国立博物館
2日目はJRタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

へ行き、普段は見ることのできないバックヤードの見学もさせていただきました。
実際に保存修復の作業を行っている場所は緊張感があり、終始どきどき…驚きの連続でした。
他にも各自で興味のある博物館に足を運び、充実した2日間を過ごしました。
夜は東京でおいしいものを楽しんだ人もいるみたいですね!

2年生の感想です!
・バックヤードの迷路のような構造や資料の管理設備、大型のX線機械など見学ができ、貴重な体験だった。
・学芸員の方に直接お話を伺うことができたことが自分のためになった。
・まだまだ自分の知らない修復方法があるのだと知った。
・温湿度管理の徹底さに驚いた。
などなど…。それぞれたくさん学ぶところがあったようです!

つづいて、口頭発表会の様子…。

口頭発表会は、見学の約1か月後、6月14日と15日に行われました。
見学をして気が付いたこと、考えたことなどを8分間でパワーポイントを使いながら発表します。毎年2年生が必ず通る道です!
発表の一週間くらい前になると急にそわそわし出す2年生…。
リハーサルも念入りに行って、緊張しつつも発表に臨みました。

どんな博物館を取り上げるか、どんな内容にするのか、すべて自由の口頭発表会…乗り越えた2年生の感想です!

・自分の見た・聞いたことを相手に伝えようという意識があることで、見学に対する気持ちも変わっていた。
・人それぞれの視点や発表のスタイルがあって、個性豊かな発表だった。
・作品についてじっくり考えるような発表があっても良いのではないかという指摘を頂いたので、今後の授業を通して具体的に考えていきたい。

などなど…。発表までの過程や、質疑応答での先輩方や先生方からの質問、先生方からの講評から、これから考えることもたくさんでてきました。
口頭発表を終えて、少し自信のついた2年生でした!お疲れさま会もしました。

これから夏休みですが、後期が始まっても賑やかに頑張りたいと思います!

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