今日は2年生の演習「立体技法演習3」の様子をお伝えしたいと思います。
立体技法演習3では、後期から連弁の製作をしております。
連弁とはハスの花弁のことで、仏像の台座や光背などに用いられます。
授業では、桧の木地から一枚の花弁を掘り出す作業を行います。
仏像は、制作年代によって特徴が大きく異なりますが、この授業の中では、平安、鎌倉、奈良時代様式の形のグループに分かれます。
形が好きで選んだ人や、難しいものに挑戦したかった人、制作が終わったら使うということを考えて選ぶ人、それぞれの思いによって選択をしたようです。
先週までは木地に彫る形を書き写し、のこぎりで切りこみを入れたところまで進んでいました。
今日からはいよいよ鑿や彫刻刀を使用して、木地を掘り進めていきます。
まだ、木工仕事というのはあまり慣れていないと思いますが、みな楽しそうに?眉間にしわを寄せながら?人それぞれに作業に取り組んでいたようです。
しんどい作業が続くかと思いますが、へこたれず・・・そして何より!怪我のないように取り組んでくださいね。
卒業論文中間発表会の様子をお伝えしたいと思います。
4年生の卒業論文の口頭発表会本番は2月になりますが、
昨日はその中間までの成果を発表いたしました。
発表後には質疑応答の時間が設けられ、先生方や、在学生からの質問、意見も多く挙がりました。
特に今年は1年生からの質問も挙がった点が良かったですね。
慣れていないと緊張するかと思いますが、質問することもよい勉強になります。
4年生にとっては、自身の研究を深めるヒントを得られた人もいたのではないでしょうか。
卒論の提出までまだ時間がありますので、
今回の中間発表で発見できた足りない部分などを補って、
最後まで質を高めることをあきらめずにネバって取り組んでほしいなと思います。
・・ひとまずお疲れ様でした!