こんにちは。
いよいよ今週から卒業制作展示が始まり
我が美術史・文化財保存修復学科では、
文化財保存修復研究センター4階では
研究成果、修復作品の展示を行っています!
また、明日14日は文化財保存修復研究センター、美術史・文化財保存修復学科、歴史遺産学科、企画のトークセッションを開催いたします。
詳細はこちら!
日時:2月14日(土)15:30-17:00 ※開場14:50
場所:本館3階 201講義室 MAP A
ゲスト:伊勢谷友介(俳優、映画監督、リバースプロジェクト)/藤元明(リバースプロジェクトチーフ)/岡田靖(本学研究員)
伊勢谷友介氏によるリバースプロジェクトでの活動理念についてと、岡田靖による文化財保存修復研究センターでの活動を通じた文化財保存修復理念について、伊勢谷氏×藤元氏×岡田による鼎談のトークセッションを開催。
「文化」、「時間」、「地域」、そして「再生」の4つをキーワードとし、過去、そして現代から未来に『何を遺し、何を創るのか』をテーマにして語り合います。どなたでも参加可能ですので、ぜひお越しください。
※事前申込は必要ありません。
※席に限りがあるため、満席時は立ち見、または入場をお断りする場合があります。
成果展図録URL
http://www.iccp.jp/?p=404
トークセッションURL
http://www.iccp.jp/?p=389
今日は東洋絵画修復室へお邪魔しました
年に一度の古糊炊きです。
東洋絵画修復室では修復に使用する糊を
自ら煮炊きして作ります。
炊き立ての糊は接着力が強く、
炊いてしばらく保管した後に使う「古糊」は接着力が弱いのです。
接着力を考えて、修復作業によって使い分けたりするのです。
東洋絵画修復室では毎年、糊を炊き古糊として保管しています。
毎年作るので古糊はこんなにずらり。
ワインのように「〇〇年もの」の糊というように
年々引き継がれていきます。
長年保管するので、カビが生えることも・・・
毎年カビを取り除きながら、糊の状態を観察し記録しています。
カビの臭いは強烈です。
ゆえに学生はみんなマスク姿。
作業は1日にわたり、今年度の古糊炊きも終了!
今年の2年生は、来年下級生にこの作業を引き継ぎます。
伝統技法を身を以て体験した1日でした。