フランク・ブラングィン展を訪ねました
圧倒的 存在感
ぐぐっと引き込まれる作品群に
あたまは冴えわたります
本学科の2年生は4月に研修に行きますので
事前準備をしっかり行って堪能して下さい
====
去る20日は卒業式でした
穏やかな天候の中
様々な想いと希望を抱く卒業生は
とても美しく清らかでした
残念なことに参列が出来なかった先生がおりました
大変丁寧なご指導をされておった先生でしたので
学生さんはもちろん
先生ご自身がとても辛かったことと思います
卒業しても来室して差し上げて下さい
4年間をいかに過ごしてきたのか
この日に分かることがあると思います
いえ もう少しすると実感として湧くのかもしれません
卒業生が身を削って生んだもの
その軌跡を 後学は超えられるよう 健闘ください
また 卒業生自身が
大学そして教員の身を削って生まれてきた
大切な存在であることを
覚えていてほしいと思います
さて こちらが 恒例の写真大会
本年度は卒業生が多いので密集しています
迫力ありますな
卒展もあっというま
今日が最終日となりました
チョコレイトもいただきました もぐもぐ
週末は天候にも恵まれて
来学された方も多く
とても喜ばしいことです
さて
先日ご案内いたしました
「卒業・修士論文口頭発表会」の
ご報告です
平日開催のイベントでしたので
保護者のみなさまやお世話になった方々の中には
参加が難しい方もいらっしゃったと思います
また別に
卒業生など沢山の方にご来場いただきました
御礼申し上げます
ということで
ご紹介はじめましょう
今回は最終発表ということで
氏名及び論題も公表(もうしていますが)いたします
ご了承ください
平成21年度 美術史・文化財保存修復学科主催
卒業・修士論文口頭発表会
?美術史コース 西洋美術史
1. 荒木 美郷
宮廷画家ベラスケスの王家集団肖像画
≪ラス・メニーナス≫(1656年頃)
2. 渡邉 由貴枝
ピカソのマティス
-ピカソが魅了されたマティス芸術-
3. 山田 紗千
コンク修道院聖堂のタンパン彫刻研究
〜ロマネスク的宇宙観の現れ〜
4.佐々木 麻美
エル・グレコの「受胎告知」
(大原美術館蔵)の作品研究
5.須藤 恵里奈
ヤン・ファン・エイク研究
〜全作品の整理と15世紀ネーデルランドのリアリム表現〜
6. 深川 友恵
クロード・モネの「連作」とその意図〜永遠の光の獲得
7. 渡部 圭
自画像と手紙にみるゴヤ研究
==
?美術史コース 日本美術史
8. 因幡 聡美
法隆寺・百済観音像について
-その特徴的造形からの考察-
9. 斎藤 久子
松本竣介の文章活動とその作品への影響
-「序説」に至るまでの道程-
美術史・総評
安發先生(西洋美術史)と長坂先生(日本美術史)より
ご講評頂きました
==
?保存修復コース 西洋絵画修復
10. 村田 芙月
豊田一男の≪蠟画≫の技法と作品の保存修復
11. 下川 裕理
高島野十郎の技法研究と≪牡丹花≫の修復
12. 伊地知 美里
桜井浜江≪臥像≫の調査・保存
13. 山崎 智子
「エスカルフィルム」を用いた気密額装の可能性について
14. 遠藤 友美
菅野矢一≪海の見える丘≫の修復
==
?保存修復コース 東洋絵画修復
15. 共同研究
山田 育実・水口 友紀・永井 泊
火災被害に遭った史料の保存修復
16. 三浦 紗英子
掛軸『南無阿弥陀仏』の保存修復
17. 楠 千栄美
掛軸「南無不可思議光如来」の保存修復
==
?保存修復コース 保存科学
18. 坂本 奈都子
山形聖ペテロ教会のステンドグラスの
劣化調査と環境調査
19. 小平 智也
文化財保存修復研究センターにおける
IPMの実施とモニタリングの継続調査
==
?保存修復コース 立体作品修復
20. 武田 綾乃
木製和紙張り込み親王台の保存修復
21. 高橋 英雅
陶磁器の保存修復
22. 小澤 章子
古今雛頭部及び冠の保存修復
23. 中岫 幸
樹皮製煙草入れの保存修復
24. 菊地 亜夢
木製駅名標の保存修復
25. 和田 祥一
日本刀の保存修復処置に関する研究
26. 足立 収一
薬師神社木製蟇股彫刻の保存修復
===
?大学院
27. 小味 浩之
図書資料の水害による固着機構の解明と
保存・修復技術に関する研究
28. 古舘 祥子
板絵の彩色層における剥落止めに関する研究
-その接着剤に用いられる膠・合成樹脂の比較を中心に-
保存修復・総評
藤原先生(立体作品修復)、
森先生(西洋絵画修復)、
三浦先生(東洋絵画修復)、
米村先生(保存科学)、
半田先生(大学院・東洋絵画修復)、
手代木先生(大学院・保存科学)より
ご講評をいただきます
中間発表時に比べるとみなさん成長されて
ぐぐっときました(ほろり)
大学4年間で
何を求め
何を得たのか
そのことを4年生は確認し
また下級生はそれを感じることのできた
一日だったと思います
それにしても・・・
終了時
時計は19時半を指していました
10時間を超える発表会となりました
来年はもう少し検討いたします
最後は恒例の記念撮影です
4年生 大学院生
そして
この日のために
がんばって準備・手配して下さった
下級生のみなさん
おつかれさんでした!
今宵はゆっくりやすんで(あるいはパーっとはじけて)
くださいませ
きょうから 卒展がスタートです
にぎわっています
それでは
学科主催イベントのご紹介です
いそいそ いそいそ
===
卒業・修士論文口頭発表会(ご案内)
平成21年度 美術史・文化財保存修復学科の
卒業論文ならびに修士論文の口頭発表会を
下記の日程にて開催いたします
学部4年間そして修士課程2年間の研究成果を
一同に開陳し 大方のご意見を仰ぎます
参加自由ですので
ちょっとでもご興味ございましたら
おいで下さい
多くの方のご聴講を心よりお持ちしております
日 時 : 2月12日(金)
9:00開始(8:50開場)
会 場: 本館4階 407講義室
発表内容・タイムテーブル
(時間は変動する場合がございますあらかじめご了承ください)
開会挨拶
美術史コース 西洋美術史
1.9:05-9:20 荒木 美郷
宮廷画家ベラスケスの王家集団肖像画
≪ラス・メニーナス≫(1656年頃)
2.9:20-9:35 渡邉 由貴枝
ピカソのマティス
-ピカソが魅了されたマティス芸術-
3. 9:35-9:50 山田 紗千
コンク修道院聖堂のタンパン彫刻研究
〜ロマネスク的宇宙観の現れ〜
4. 9:50-10:05 佐々木 麻美
エル・グレコの「受胎告知」
(大原美術館蔵)の作品研究
5.10:05-10:20 須藤 恵里奈
ヤン・ファン・エイク研究
〜全作品の整理と15世紀ネーデルランドのリアリム表現〜
10:20-10:35 休憩(15分)
6. 10:35-10:50 深川 友恵
クロード・モネの「連作」とその意図〜永遠の光の獲得
7. 10:50-11:05 渡部 圭
自画像と手紙にみるゴヤ研究
==
美術史コース 日本美術史
8.11:05-11:20因幡 聡美
法隆寺・百済観音像について
-その特徴的造形からの考察-
9. 11:20-11:35 斎藤 久子
松本竣介の文章活動とその作品への影響
-「序説」に至るまでの道程-
11:35-11:45 美術史・総評(10分)
11:45-12:45 休憩(60分)
==
保存修復コース 西洋絵画修復
10. 12:45-13:00 村田 芙月
豊田一男の≪蠟画≫の技法と作品の保存修復
11.13:00-13:15 下川 裕理
高島野十郎の技法研究と≪牡丹花≫の修復
12. 13:15-13:30 伊地知 美里
桜井浜江≪臥像≫の調査・保存
13. 13:30-13:45 山崎 智子
「エスカルフィルム」を用いた気密額装の可能性について
14. 13:45-14:00 遠藤 友美
菅野矢一≪海の見える丘≫の修復
14:00-14:15 休憩(15分)
==
保存修復コース 東洋絵画修復
15. 14:15-15:00 共同研究
山田 育実・水口 友紀・永井 泊
火災被害に遭った史料の保存修復
16. 15:00-15:15 三浦 紗英子
掛軸『南無阿弥陀仏』の保存修復
17. 15:15-15:30 楠 千栄美
掛軸「南無不可思議光如来」の保存修復
15:30-15:45 休憩(15分)
==
保存修復コース 保存科学
18. 15:45-16:00 坂本 奈都子
山形聖ペテロ教会のステンドグラスの
劣化調査と環境調査
19. 16:00-16:15 小平 智也
文化財保存修復研究センターにおける
IPMの実施とモニタリングの継続調査
==
保存修復コース 立体作品修復
20. 16:15-16:30 武田 綾乃
木製和紙張り込み親王台の保存修復
21.16:30-16:45 高橋 英雅
陶磁器の保存修復
22. 16:45-17:00 小澤 章子
古今雛頭部及び冠の保存修復
17:00-17:15 休憩(15分)
23. 17:15-17:30 中岫 幸
樹皮製煙草入れの保存修復
24. 17:30-17:45 菊地 亜夢
木製駅名標の保存修復
25. 17:45-18:00 和田 祥一
日本刀の保存修復処置に関する研究
26. 18:00-18:15 足立 収一
薬師神社木製蟇股彫刻の保存修復
18:15-18:30 休憩(15分)
===
大学院
27. 18:30-18:45 院・保存科学
小味 浩之
図書資料の水害による固着機構の解明と
保存・修復技術に関する研究
28. 18:45-19:00 院・保存修復
古舘 祥子
板絵の彩色層における剥落止めに関する研究
-その接着剤に用いられる膠・合成樹脂の比較を中心に-
19:00-19:10 保存修復・総評
閉会挨拶
明日は展示についてインフォメーション
・・・できるかしら・・・
新年おめでとうございます
といっても もう七草も過ぎてしまったし
だいぶ 出遅れています(涙)
今年は もう少し ブログ更新率をあげよう
と 某Y先生と決意 でもマイペースに
===
今日は
1〜3年生と行く
新春特別企画「出羽桜美術館見学」をレポートします
(さっき帰ってきたところです)
引率された長坂先生は いつも仰っています
実際にモノをみて 感じ 考える力 を 育ててほしい
(美文っ子のみなさん わかりますよね)
授業ですと どうしても 受動的になってしまうので
いざ実践なのです
今回 開かれていたのは「六古窯展」
伝統的な建物の中に収蔵品が絶妙に とても心地よく配置されていて
心安らぐことができます
みるだけでなく
日本美術史ゼミの先輩や
大学院生のお話をきいて
視野を広げ・深める絶好の機会でもあります
また
出羽桜美術館には本学科卒業生が学芸員としてお勤めされています
今日も解説・案内をしていただきました
なんといっても美声なのです
言葉が作品に溶け込んでいくようです
見終わった後もなかなか 離れられない学生さんも多数
これからも多くの作品に巡り合い 心を通わすことができますよう
学業に励んでください
余談ですが 展示作品の中には 李朝もあって
とある館の 白磁辰砂虎鵲文壺 ってのを 思い出し
実は こっそり 浮足立っていた 副手なのでした
今日から3連休
週明けからは せかせか 忙しくなることでしょう
どうぞ有意義にお過ごしください
よし 今日は ここまで!
Merry Christmas !!
火曜日に年内の授業が終わり、
大学で見かける学生の数もすっかり減ってしまいました。
今年はクリスマスが金曜日。
同時に大学も御用納めとなりました。
少し早い気もしますが、新年は4日から始まりますからね・・・。
我々は(私だけ!?)こんな時にしか進めらない仕事がたっぷり残っているので、
まだまだ落ち着けません。
あー、早くスキーに生きたい。
蔵王の上の方は、かなり“いい感じ”みたいです。
他地域から芸工大に来た学生さん、
雪山に行かないと損ですよ!!
4年生、院生も、それどころではないと思いますが
苦労した卒業研究は一生心に残るものです。
頑張りましょう!
本日、今年度の卒展のポスターが貼られていました。
卒展:2月9日(火)〜2月14日(日)
美文学科口頭発表会:2月12日(金)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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