6月13日・14日に保存修復学会が倉敷にて開催されました!!
今回は、そのレポートです。
<学会発表>
大きなホールで、さまざまな分野の研究発表がありました。
専門的な内容で理解が追い付かないところもありましたが、どのような
修復や研究が行われているのかを知る貴重な機会になりました。
<ポスターセッション>
学会発表とは異なり、発表者と直接対話ができるポスターセッション!
人ごみをかき分け、各自興味ある発表者のもとへ質問をしにいきました。
みなさんどんな質問にも丁寧に応対していただいて、大変勉強になりました。
また、今回は本学の先生方や先輩方も発表していました。お疲れ様でした。
<倉敷観光>
きびだんご、おいしーーー!!
ままかり、うまーーーーい!!
独歩ビール、さいこーーー!!
舟にゆらり揺られるのもきもちい—–!!
船頭さんのお話もおもしろーーーーい!!
って、はしゃぎっぱなしの倉敷観光(^^)
倉敷の歴史情緒あふれる町並みは本当に美しかったです。
大原美術館のエル・グレコも見てきました。
劇的な受胎告知でした・・・。本物を見れるのはとても嬉しいことです。
他にも、ピカソやシャガールの絵もありました。すごいですね大原家。
来年は、発表者として参加できたらいいね♪
文化財の調査分析では
まれに剥落片など、極小の試料を得ることがあります。
正直、小さ過ぎて観察するにも取扱いが困る・・・。
そんな状況を想定して、
試料を透明の樹脂に埋め込んで、断面などを観察する演習をしてます。
この方法で得られる情報はかなりなものです!!
試料は各自選出してきたもの・・・。
いろんな興味があるようですねー。
写真は硬化した樹脂からきれいな観察面を出すために
ペーパーをかけているところです。
顕微鏡で確認しながら作業を進めてます。
削り過ぎて試料がなくなってた!!
なんてことが、無いように。
教員Y
5月12日(火)くもり
今日はkみ先輩からマシュマロをいただきましたvv
前回皆のマシュマロを食いつくした私に、「そんなに好きなら腹一杯食べるがいいさ!」と(笑)
さて私の斜め後ろではIS君が、かなりの集中力で神社の図面を引いています。もはや誰の声も彼には聞こえない。。。
そういえば、k平くんが、保存科学研究室メンバーの名簿を作ってくれましたよ(*^∀^*)
皆さんお楽しみに☆
M上
GWに福島県美のアンドリュー・ワイエス展に行きました。
昨年、東京のBunkamuraで開催されていた時にも行ったので2回目です。今回は10日に大学で開催される、この展覧会に関する公開講座があるので、その前にもう一度鑑賞を、ということです。
ワイエスは今年になって亡くなられてしまい、特別の思いもあったので、福島会場は前回と異なる印象・雰囲気を感じました。
そんな会場で、ふと、ブラームスのピアノ曲が流れてきました。
ギャラリーの一角で、ワイエスへのインタヴューと描かれた風景の映像が映されており、そのバックミュージックとして使われていたのです。
(そういえば、東京でもこの曲だった・・・。)
しかも、次の日私は趣味で続けているピアノの発表会を控えていたのですが、そこで弾く曲がまさにこのブラームスの曲そのものだったのです。
偶然だったのか、東京の時から無意識に導かれていたのか・・・。
作品118-2のIntermezzo“間奏曲”は巨匠晩年の作品です。この頃は壮大、巨大な曲から離れ、静かな小品を作曲していたわけですが、中でもこの曲は、過ぎ去った日々、懐かしい景色を穏やかに想い起こさせるような曲です。それがワイエスの語りや愛した風景と見事にマッチしていました。
絵画と音楽の両巨匠がたどり着いた世界観には共通するものがあったのでしょう。
明日の講演会前にも会場で曲を流します!
今回は保存科学教員による、科学っぽくないブログでした。
GWのお休みモードから頭を切り替えられないまま・・・!?
保存科学演習は始まりました。
試験前のデータとして、
作成したサンプルの各色を測色計で計測して、
いよいよ曝露試験開始です。
試験台は簡易的なものですが、
常に専用の設備があるわけではありません!
入手しやすいもので、何とかすることも覚えましょう。
これからしばらくの間、太陽の光を浴びるサンプルにどのような変化が生じるでしょうか??
教員Y
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