さるOCの前日、東洋絵画修復室にロシアからお客様の来訪がありました。
日本の文化を体験することを目的に、十数名もの青年団の方々がいらっしゃいました。
東洋絵画修復室入口にはゼミ生手書きのウェルカムボードが。
まずは杉山先生より学科とゼミの概略、日本の絵画作品の構造について簡単に説明がありました。
その後は春のOCでもWSとして開催しておりましたが、日本の伝統的な表装技術を体験することを目的に、裏打ちされた裂に覆輪を廻す、コースター作りを行いました。
ひとりづつ学生が同伴し、刷毛を用いて糊をつけるといった作業をしていただきます。
言語は通じずとも不思議なもので、皆さん作業は順調に終わりました。
最後には各自自分で作ったコースターを持ち帰っていただきました。
中には同伴した学生に日本語で好きな文字を書いてもらうなど、交流をはかっていたようです。
先日酒田市にある酒田山龍嚴寺の天井画180枚の修復が終わりました。
文化財保存修復研究センター東洋絵画修復室大山龍顕講師を中心とし修復が進められ、
東洋絵画修復ゼミの学生も作業に携わっておりました。
2年もの修復を終え、4月26日(火)に同寺に作品が戻されました時の
様子がメディアに掲載されましたので、ぜひご覧いただけたらと思います。
山形新聞 http://yamagata-np.jp/news/201604/27/kj_2016042700548.php
庄内日報社 http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/ad/day.cgi?p=2016:04:28:7213
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