今日文化財保存修復研究センターでは、お預かりしている作品の調査の為、 X線撮影が行われておりました。 保存科学、西洋絵画修復、立体作品修復、美術史のゼミ生が参加しての調査。 このように文化財保存修復という学問は、それぞれの専門だけでなく他の分野とも連携しながら仕事をすることが多いのです。 全国的に見ても大きな規模をもつ本学のX線透過撮影室ですが、この日は密度の高い空間となりました。 X線で撮影することで、作品を破損することなく状態が確認できます。 ずっと先の未来まで残すことができるよう、引き続き調査は続きます。