研修旅行3日目
この日は保存科学ゼミ単独の行動です。
午前中
東大寺大仏殿 → 二月堂 → 春日大社 → 新薬師寺
(土地勘がある人は、結構な距離だと認識可能ですね)
参加学生は大仏殿をゆっくり拝観したことがなかったようなので朝一の訪問。気持ちのいい青空の下、混雑する前に行けたのはよかったですね。就学旅行生が並んでいて柱はくぐれませんでしたが・・・。
午後
唐招提寺へ
2009年に修復が終了したばかりの金堂とその内部の盧舎那仏・千手観音を拝観。
恐らく、研修旅行の日程の中で一番歩いた日でしょう・・・。
学生の万歩計では20000歩を余裕で越えてました。
夕方宿泊地の京都に移動後、東洋絵画修復ゼミの学生と合流して夕食!?となりました。
春日大社から原生林を抜けて新薬師寺にたどり着き、皆が楽しみにしていた十二神将を拝観。生の迫力、雰囲気、像の素晴らしさを堪能できたと思います。
午後
唐招提寺へ
2009年に修復が終了したばかりの金堂とその内部の盧舎那仏・千手観音を拝観。
恐らく、研修旅行の日程の中で一番歩いた日でしょう・・・。
学生の万歩計では20000歩を余裕で越えてました。
夕方宿泊地の京都に移動後、東洋絵画修復ゼミの学生と合流して夕食!?となりました。
今日は立体作品修復ゼミの学生も合流。
午前中は正倉院訪問。
正倉院は現在校倉の修復中で、建物全体が覆い屋で囲まれていました。遠目ですが、屋根瓦が外されている様子も確認。
そして保存科学の研究室を案内していただきました。こでは長年の研究によって宝物に使用されている材料など、多くの情報が得られています。
今年も3年生の研修旅行のため暑い関西にやってきました(^^)。
1日目は東洋絵画修復ゼミと保存科学ゼミ合同で大阪の国立民族学博物館を訪問。
世界中から集められた様々な素材からなる資料を管理する巨大な収蔵庫や、有害生物を処理する施設などバックヤードを案内していただき、大変勉強になったことと思います。
学会でも発表されている博物館独自の工夫も参考になりました。
その後、常設展示で世界一周。
文化は本当に多様です。
夕方、宿泊地である奈良に着くとそこは土砂降りの雷雨。
食事で集まることができず、まさかのバラバラという事態で1日目が終了しました。
明日は今日以上に歩きますよ。
ところでこのブログ、iPadから写真をアップできないの!?
2年生の保存科学演習で白色顔料の湿式分析をしました。
湿式分析は、分析化学の基本的な手法の一つ。
微量なサンプルについて、酸を加えた時の反応等から
物質を同定する方法です。
もちろん
実際の絵画の分析では機器を使用した非破壊分析が基本ですが、古典的な方法を体験することはとても重要です。
化学反応によって成長した結晶を顕微鏡で観察します。
幾何学的な(美しい!)結晶ができていく様子は化学の醍醐味ですね。
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