こんにちは。
すっかり秋らしくなってきましたね。
先週から後期の授業も始まり、学内もにぎやかになりました。
今週末10月7日(日)には本学で秋の進路大相談会が開催されます。
これまでのオープンキャンパスに参加できなかった方、進路に悩んでいる方、
入試対策や学生生活など、職員・各学科の教員・現役学生がアドバイスします。
当日は芸工祭も同時開催されますので、年に一度の機会に是非お越し下さい!
詳細は大学HPをご覧ください。
さて、もう季節は秋ですが(汗)夏のオープンキャンパスを振り返りたいと思います。
長くなりますが、お付き合いください。
学生食堂前の特設テントブースでは、折鶴選手権を行いました。
1.5㎝四方の折り紙で折鶴を作り、タイムトライアルを競います。
ランキング上位3位までは、学生手作りの表彰台に飾られます!
文化財の修復において、細かい手作業が必要となる場面は多数あります。
難しいイメージの強い分野をより身近に感じて頂けたら幸いです。
では文化財センターの中に向かいましょう!
受付を通ってすぐ左手の遺物処理室では、被災資料クリーニングを行っていました。
東日本大震災で実際に被災した資料のクリーニング作業を学生が実演しています。
右手の立体修復室では、仏像のコスプレ体験を行っていました。
良い感じです!
映像学科のワークショップでこんな写真も撮ってきたようです。
中では実際に授業で行う内容を、パネルや作品と共に展示しています。
1階の奥へ進むと、X線撮影室でレントゲン撮影体験を行っていました。
人と同じように、文化財もレントゲン撮影をして、内部の状況を観察します。
その他1階の入試個別相談コーナーでは、学科の教員が入試の説明や作品・小論文の講評を行いました。
4階では1日2回、教員による学科説明会を行い、席が足りなくなるほど沢山の方に参加して頂きました。
今回は4階で現役学生のポートフォリオや授業で制作した作品の展示も行いました。
では、3階に移りましょう。
奥の立体修復室では、現在修復プロジェクトを行っている、山形県鶴岡市 善寳寺の五百羅漢像公開修復を行いました。
修復は文化財保存修復研究センターの研究員の方が行っています。
向かいの東洋絵画修復室では、裏打ちとしおり作り体験を行っていました。
今回も素晴らしいウェルカムボード
お隣の機器分析室では、保存科学ゼミによる展示を行っていました。
中ではトレハロースの結晶が見れます。
難しそうな機械が沢山ありますが、学生が丁寧に説明してくれます。
写真は折鶴体験で作った1センチ角の折鶴を顕微鏡で観察したものです。
紙の繊維まで観察できます。
向かいの西洋絵画修復室に行ってみましょう。
こちらでは夏に続き、中世の筆記具・羽根ペン作り体験を行っていました。
ウェルカムボードに西洋絵しりとりが描かれていました。
なかなかの難問です!
学生が羽根ペンの作り方を丁寧に教えていました。
そしてオープンキャンパス終了後は、恒例の打ち上げです!
(ちゃんとシュウフクローもいます)
今回の打ち上げは院生手作りの本場の四川麻婆豆腐がでたり、
杉山先生の奥さまが準備して下さったピザをみんなで作ったり、
また春のオープンキャンパスでも行っていた白衣プロジェクト(?)ですが、今回は更にバージョンアップしていたようです!
残念ながら写真を撮れていないのですが・・・またご紹介できる機会があれば!
夏のオープンキャンパスは2日間行いましたが、両日共に沢山の方にお越し頂きありがとうございました。
学生も暑い中、本当にお疲れ様でした。
今回も学生が中心となって進めてくれた企画や、準備から片づけまで、本当によく協力してくれました。
今後も学科一丸となってより文化財保存修復学科の魅力が伝わるオープンキャンパスを作っていきたいと思います。