2016年度美術史・文化財保存修復学科卒業・修士論文口頭発表会のお知らせです。
美術史上の作家や作品、傷つき損傷してしまった修復作品、後世に残すべき文化財に真摯に向き合った 学部4年間、修士2年間の成果を発表いたします。
みなさま お誘いあわせの上、ご来場・ご聴講くださいますよう ご案内申し上げます。
■日時 2月8日(水)、2月9日(木)10時開始
■場所 本館408講義室
タイムスケジュールは以下のとおりです。
※発表時間は進行状況により変更する恐れがございます。
●1日目 2月8日(水)
10:00-10:05 開会挨拶
【保存科学ゼミ】
10:05-10:20 小林純『民家の土壁の変色原因と環境による影響』
10:20-10:35 金洸志『煙草の与える文化財材質への有害性について』
10:35-10:50 今村優里菜『山形市自然学習センター昆虫標本の展示環境調査とクスサン標本の紫外線劣化実験』
10:50-11:05 工藤紗綾香『紫外線と酸素による絹の変色と汗の複合作用-18世紀フランスの絹製ベストを例に-』
11:05-11:20 小林由吉乃『蔵王温泉薬師神社にある本坪鈴の腐食原因と腐食生成物』
【東洋絵画修復ゼミ】
11:30-11:45 柴村桜子『津波被害を受けた浮世絵木版画“御酒頂戴”の修復』
11:45-12:00 渡邉萌『環境と時間経過により生じる糊の変化の差異-古糊に適した環境整備-』
12:00-12:15 後藤美里『粘りのある生麩糊の作製について』
12:15-12:30 星さとみ『掛軸の寸法の変遷と現代における寸法決めについて』
【立体作品修復ゼミ】
13:45-14:00 齋藤栞『神山明作「もしもし・・・聞こえますか」の保存修復』
14:00-14:15 山崎遙『鶴岡市善寳寺五百羅漢像232番の保存修復』
14:15-14:30 佐藤夏実『鶴岡市善寳寺五百羅漢像158番、框台37番の保存修復』
14:30-14:45 後藤葉祐『航空機展示模型の保存修復 Ju-87 . Ca310』
14:45-15:00 三塚圭留『大理石像の保存修復』
15:00-15:15 総括
●2日目 2月9日(木)
10:00-10:05 開会挨拶
【西洋絵画修復ゼミ】
10:05-10:20 島貫佳代『五十嵐弘<自画像>の保存修復-作品に発生した亀裂の接着強化を中心に-』
10:20-10:35 横井茜『油絵具とアクリル絵具の併用に伴う損傷について』
10:35-10:50 相馬静乃『油彩画のカビ被害調査と保存修復』
10:50-11:05 清水柚伎『芳賀準録<静物>に発生した付着物の分析と保存修復』
【西洋美術史ゼミ】
11:15-11:30 岩崎聡美『レオン伝来の「920年聖書」写本「ルカ書扉絵」の光輝-スペイン初期中世の四福音書記者肖像像の超越性-』
11:30-11:45 丸山礼華『スペイン・ロマネスクの写本の装飾傾向-ファクンドゥス・ベアトゥス写本(1047年)の扉絵<アルファ>の考察-』
【日本美術史ゼミ】
11:45-12:00 大滝郁海『鶴岡市金峰山 銅造如意輪観音坐像について-制作年代と伝来の再考-』
【大学院 日本美術史】
12:00-12:25 石井智也『鎌倉時代前期の出羽国における快慶派仏師の進出』
12:25-12:40 総括
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