文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
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2012-08-01

高校生来たる


先日、高校生に向けた授業が開講されました。

高校生のみなさんと、屏風の科学分析を一緒に行いました。

手前に写っていますのが、
我が保存科学担当教員、米村先生です。

ルーペで作品を観察したり、


X線レントゲン写真を撮りました。
下の写真はカメラと作品の位置を合わせているところです。

撮影後は、真っ暗な中で初めての現像作業もありました・・・(もちろん写真はありませんが)


成分分析をしたり、

ひとつの作品に一日中向き合いました。

その結果様々な新事実を発見!
屏風の作りや、使われている絵具の種類がわかったのでした。

美術作品を科学的視点から見るということは
どのようなことなのか。

修復を進める上で、どのように活きてくるのか。

高校生のみなさんにも伝えられたかなと思います。

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