文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
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2017-10-24

2年生演習「立体技法演習3」

今日は2年生の演習「立体技法演習3」の様子をお伝えしたいと思います。
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立体技法演習3では、後期から連弁の製作をしております。

連弁とはハスの花弁のことで、仏像の台座や光背などに用いられます。

授業では、桧の木地から一枚の花弁を掘り出す作業を行います。

仏像は、制作年代によって特徴が大きく異なりますが、この授業の中では、平安、鎌倉、奈良時代様式の形のグループに分かれます。

形が好きで選んだ人や、難しいものに挑戦したかった人、制作が終わったら使うということを考えて選ぶ人、それぞれの思いによって選択をしたようです。
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先週までは木地に彫る形を書き写し、のこぎりで切りこみを入れたところまで進んでいました。
今日からはいよいよ鑿や彫刻刀を使用して、木地を掘り進めていきます。

まだ、木工仕事というのはあまり慣れていないと思いますが、みな楽しそうに?眉間にしわを寄せながら?人それぞれに作業に取り組んでいたようです。

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まだまだ作業の第一段階。

しんどい作業が続くかと思いますが、へこたれず・・・そして何より!怪我のないように取り組んでくださいね。

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