文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
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2016-08-04

東京博物館見学の感想

こんにちは。文化財保存修復学科2年のOです。
遅くなりましたが、東京博物館見学と口頭発表会の様子をお伝えしたいと思います!

まずは、東京博物館見学について。
5月13日、14日に東京の博物館を見学してきました。

1日目は国立西洋美術館、東京国立博物館
2日目はJRタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

へ行き、普段は見ることのできないバックヤードの見学もさせていただきました。
実際に保存修復の作業を行っている場所は緊張感があり、終始どきどき…驚きの連続でした。
他にも各自で興味のある博物館に足を運び、充実した2日間を過ごしました。
夜は東京でおいしいものを楽しんだ人もいるみたいですね!

2年生の感想です!
・バックヤードの迷路のような構造や資料の管理設備、大型のX線機械など見学ができ、貴重な体験だった。
・学芸員の方に直接お話を伺うことができたことが自分のためになった。
・まだまだ自分の知らない修復方法があるのだと知った。
・温湿度管理の徹底さに驚いた。
などなど…。それぞれたくさん学ぶところがあったようです!

つづいて、口頭発表会の様子…。

口頭発表会は、見学の約1か月後、6月14日と15日に行われました。
見学をして気が付いたこと、考えたことなどを8分間でパワーポイントを使いながら発表します。毎年2年生が必ず通る道です!
発表の一週間くらい前になると急にそわそわし出す2年生…。
リハーサルも念入りに行って、緊張しつつも発表に臨みました。

どんな博物館を取り上げるか、どんな内容にするのか、すべて自由の口頭発表会…乗り越えた2年生の感想です!

・自分の見た・聞いたことを相手に伝えようという意識があることで、見学に対する気持ちも変わっていた。
・人それぞれの視点や発表のスタイルがあって、個性豊かな発表だった。
・作品についてじっくり考えるような発表があっても良いのではないかという指摘を頂いたので、今後の授業を通して具体的に考えていきたい。

などなど…。発表までの過程や、質疑応答での先輩方や先生方からの質問、先生方からの講評から、これから考えることもたくさんでてきました。
口頭発表を終えて、少し自信のついた2年生でした!お疲れさま会もしました。

これから夏休みですが、後期が始まっても賑やかに頑張りたいと思います!

2016-07-26

流しそうめん+α

恒例となりました流しそうめん大会。
今日はその時の様子をお届けします。

そうめんをGETできて良い笑顔の杉山先生。
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真剣に味わう藤原先生。
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上流でそうめんを一網に狙うグループがいたり。
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下流で耽々とこぼれたそうめんを狙うグループがいたり。
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流しそうめんは色々と人の本質が見えてくるイベントですね。

途中からは、捕獲難易度の高いトマトやイカやらが流れてきてさらに場は盛り上がりました。
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準備をしてくれた2年生ありがとう!
何だかとても楽しい昼下がりでした。

2016-07-13

文化財保存修復研究センター公開講座のご案内

チラシ
文化財保存修復研究センターでは、一昨年度より連続公開講座を開催しています。
本年度第2回目の公開講座を催しますのでご案内します。

「正倉院宝物をまもる」

講師:客員教授 成瀬 正和

内容:正倉院は756年、光明皇太后が聖武太上天皇の遺愛の品を奉献したことが始まりです。正倉院宝物にはシルクロードで結ばれた国々で作られた美術品が多く含まれ、当時の外国との交流を示す重要な資料でもあります。
 1250年以上にわたって宝物を守るために伝えられてきた伝統的な点検作業(曝涼)や、今日行われている科学調査に基づく正倉院宝物保存の取組みを紹介致します。

日時:7月16日(土)14時〜15時半
場所:東北芸術工科大学 本館301講義室 

皆さま是非お誘い合わせの上、ご来場賜りますようご案内申しあげます。
センター研究員一同、こころよりお待ち致しております。

なお、講演会終了後本学科の入学を検討されている高校生や保護者の方を対象に個別相談会を実施する予定です。
併せて皆さまのご参加お待ちしております。

2016-06-24

East Meets West

Guten Tag!

明日から文化財保存修復学会が始まりますね。
先生方はもちろん、学生も参加する人が多い学会ですが、
前日に移動する人が多いので、今日の文化財保存修復センターはいつもより静かです。

さてこの学会への参加する為、ドイツにおいて紙修復の第一線でご活躍の修復家3名の方が来日し、
この度東洋絵画修復の杉山先生との親交から、芸工大にお立ち寄りくださり、講義をしてくださることになりました。

「西洋紙資料保存修復の実際 東洋と西洋の融合 East Meets West」
と題し実施されました講義の様子です。
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石井律子先生「日本の伝統技術の基礎を西洋のペーパーコンサベーションに活かす」
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モニカ・ガスト先生「作品とその修理:東洋と西洋の融合」
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カリン・エックシュタイン先生「西洋紙資料修復へのゴッサマーティンシューの導入とその没食子インクおよび銅腐食した紙の安定化のための活用」
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講演後には質疑応答も行われました。
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東洋と西洋、材質も技術も文化も異なりますが、お互いに学び得るものは多いと実感した講演でした。
来月には杉山先生がドイツのほうで講義されるとのこと。
`East Meets West`この言葉のように相互の技術交流が盛んになればと思います。

石井先生、モニカ先生、カリン先生、そして通訳の坂本雅美先生、
貴重なお時間をありがとうございました。

Herzlichen Dank.

2016-06-13

東京博物館見学口頭発表会リハーサル

ここのところ文化財保存修復学科2年生はなかなかお疲れの様子。

実は明日から2日間かけて、東京博物館見学口頭発表会が実施されます。
毎年2年生になると、研修旅行で東京にある博物館へ見学をしに行きます。そこで得た成果を学科全学生の前で発表するのです。
ですので、みなさんレジュメ作成、原稿作成、パワ―ポイントの作成・・・など忙しくしていたのでした。

今日は前日ということで、リハーサルを行っています。
仲間内で発表の感想を言い合ったり、質問したり、すごく頑張っています。
今日は19時までリハーサル予定でしたが白熱した為、急遽延長リハーサル突入です。

きっと今夜はドキドキするんだろうね。
副手も司会原稿かまないか今からドキドキしますね。

悔いの残らないよう発表頑張ってください。
さて、この発表会の様子と、研修旅行の様子は後日2年生からの記事を待つこととしましょう・・・kitaiwokomete

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