大学院のK味です
7月11日・12日に名古屋大学にて行われた
第26回日本文化財科学会(以下科学会)の報告をします
かがくかい?
と聞いてもピンとこない学部生も多いことと思います
科学会とは、文化財に関する自然科学・人文科学両分野の学際的研究の発達および
普及を図ることを目的とした学会です
文化財の材質・技法・産地・年代測定・古環境・探査・保存科学・情報システム等
についての自然科学と人文科学の共同研究を行ないます
HPより
・・・うーん・・・むずかしい
少しかたいのでやわらかく言うと、
目的は、様々な分野が協力して文化財を守り伝えること
その為に、研究データ等の意見交換をしましょう
という学会です
今回の科学会では
われらが保存科学ゼミの米村先生の口頭発表がありました
前日も授業や
4回生の研究指導等
多忙の様子でした
「先生何時に出発ですか?」と伺ったところ
「・・・・・・今からです・・」との返事
発表者なので前日入りしたいと話していました
尊敬します
俺も夜行で追いかけます
ぶろろろろzzz
― 翌日 ―
はて会場の名古屋大学はどこぜよ
地図持っちょらんにー
とキョロキョロしていると
足もとに何やら
ヤング山手
・・・・・・青春通りと同じ発想 大学付近か?
正解 でした
開場前に会場に到着できました
科学会のマスコットのフクロウです
名古屋ヴァージョンです
米村先生は他の研究者の方々と何やら話していました
ちなみに中央の女性は美文の卒業生です
誰だか分かりますか?
10時
いよいよ米村先生の発表です
発表内容は
「保存処理工程と処理後保管環境におけるPEG分子量の変動要因」です
※PEGとはポリエチレングリコールという薬剤の略称です
発表では導入部分を丁寧に話していました
異分野の方も多数いたので
とても真摯な姿勢だと感じました
科学会では口頭発表の他に、ポスター発表もありました
研究は独りよがりであってはいけません
常にどこに還元できるかを考えるように
先生に教えられたことです 沁みます
発表終了後
お疲れ様でした
誰か紙やんないかなぁ
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仕事が早い 院生
気配り上手な 院生
困ったときは 院生に聞く
副手も とっても頼りにしています
最後の一文は 後輩への想いが凝縮されています
[オープンキャンパスインフォメーション]
保存科学体験「科学体験!隠れた情報が見えてくる!
文化財保存修復研究センター3F保存科学研究室
および1FX線撮影室
8月1・2日 10:30〜16:00(随時参加可)
内容:
X線透過画像、赤外線反射画像など、
見えない情報が見える手段をご紹介。
金属顕微鏡を使って木材など
微小な組織を観察する体験をします。
K味さんに逢うならこちらへどうぞ