山形は日に日に暑さが増してきております。
そろそろ半袖でも良い頃でしょうか。
今日はまたまた西洋絵画修復室にお邪魔しましたところ、
1年生の「絵画技法演習1」という授業を行っていたのでその時の様子をちょこっとお伝えしたいと思います。
本学科では、3年生になると各分野に分かれて専門の授業を学んでいきますが、
1,2年生の間は全専攻一通りの勉強をします。
今は西洋絵画修復の授業でテンペラ画で模写を行っているようです。
木地に下地を施し、彩色、加飾までを行います。
既に早い人で、金箔を貼る工程を行っておりました。
金箔は、ものすごく薄く繊細なもので、ちょっとしたことでふわふわし、扱いが難しいです。
空調の風でもふわふわしてしまうので、冷房なしで、今日は暑さと戦いながらの演習となりました。
私も昔金箔を初めて扱った時には、同じような暑い部屋で戦っておりました。
暑いけど汗は流さないように、息はなるべくとめるように・・と言われひーひー苦しんでいたのを思い出しました。
中右先生のお手本をみながらみんなも挑戦していきます。
先生が行うと簡単そうなのですが、いざ自分ですると・・・
難しそうでしたが、みんな楽しそうに取り組んでいたのでよかったです。
作品の完成が楽しみですね。