今日は2年生の演習「立体技法演習3」の様子をお伝えしたいと思います。
立体技法演習3では、後期から連弁の製作をしております。
連弁とはハスの花弁のことで、仏像の台座や光背などに用いられます。
授業では、桧の木地から一枚の花弁を掘り出す作業を行います。
仏像は、制作年代によって特徴が大きく異なりますが、この授業の中では、平安、鎌倉、奈良時代様式の形のグループに分かれます。
形が好きで選んだ人や、難しいものに挑戦したかった人、制作が終わったら使うということを考えて選ぶ人、それぞれの思いによって選択をしたようです。
先週までは木地に彫る形を書き写し、のこぎりで切りこみを入れたところまで進んでいました。
今日からはいよいよ鑿や彫刻刀を使用して、木地を掘り進めていきます。
まだ、木工仕事というのはあまり慣れていないと思いますが、みな楽しそうに?眉間にしわを寄せながら?人それぞれに作業に取り組んでいたようです。
しんどい作業が続くかと思いますが、へこたれず・・・そして何より!怪我のないように取り組んでくださいね。