文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
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2015-03-18

アンコール遺跡 訪問記 その2

こんにちは!

 

『文化財保存修復研究センター企画

アンコール遺跡スタディツアー』

 

報告2回目です。

現地2日目 この日も晴天でした。

修復中のクレーンも見えます

修復中のクレーンも見えます

 

アンコール・トムのバイヨン寺院へGO

 

まずは寺院東側の日本チームが修復している現場を見学させていただきました。

弱くなっている下層を再度強化して石を再度積み上げます。

欠損している部分は新しい石を使います。

ヘルメット着用して修復現場に!

ヘルメット着用して修復現場に!

現地の修復担当者よりご説明

現地の修復担当者よりご説明

欠損部に新しい石を

欠損部に新しい石を

 

新たな石を設置した箇所のレリーフは違和感がない程度に彫り、細かく再現することはしません。

こうした修復方法は各国によって考え方が異なるようです。日本隊の手法は時間はかかれども、元々の技術や地元の材料を活かし、現地スタッフの育成などにも力を入れています。

 

 

 

 

 

そして本日のガイド、ヴァンダーさん登場!

ヴァンダーさんより解説

ヴァンダーさんより解説

 

日本語で楽しく案内していただき、あっという間に私たちの心をつかんでいました!!

バイヨン寺院内 有名な四面仏など

四面仏

四面仏

 

日本の某女優さんに似ていることがネタになっているようですが(少なくとも10年前も現地ガイドさんは同じネタでした)私たちのチームでは・・・

 

空中参道を通ってパプーオンへ。

空中参道

空中参道

ピラミッド型寺院です

ピラミッド型寺院です

 

パプーオンは大きなピラミッド型寺院です。

残念ながら、上には登らず。

裏側に造られた約70mの寝釈迦像。

巨大な寝釈迦像 う~む。写真ではわからない・・・。

巨大な寝釈迦像
う~む。写真ではわからない・・・。

 

像のテラスでは他国の修復事例なども確認・・・う~ん、コンクリート・・。

ここは修復にコンクリートが使用されています

ここは修復にコンクリートが使用されています

 

 

食事の後、午後はプレア・カン

『聖なる剣』という意味があるようで、映画やRPGに出てきそうな感じです。

プレア・カン01 プレア・カン02

その後、2007年にオープンしたアンコール国立博物館へ、

まさかの30分程度の観覧時間となってしまいました。ゆっくりと観たかったのですが、時間が推してしまい残念でした。

 

この日の夜は、シェムリアップの町中にあるクメール料理のお店へ。

その名も、

『クメールテイスト』

お店外観 楽しそう・・・。

お店外観 楽しそう・・・。

パパイヤサラダ 美味しかったです!

パパイヤサラダ
美味しかったです!

 

ここでは少々の冒険をしてカエルにチャレンジ。

カエル料理にもチャレンジ

カエル料理にもチャレンジ

 

一般的に言われるように、鶏肉に似た感じで美味しくいただきました。

 

次回は現地3日目です

少し遠出してバンテアイ・スレイへ

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