5月10日(火)
新たな被災資料が南三陸町から搬入。
私Yも大学のトラックを運転して現地に行ってきました。
現場では、
現地担当者・関西の資料ネット・山形文化遺産防災ネット・自衛隊の共同作業となりました。
山形到着後、すぐに仕分け作業開始。
前回搬入した資料の処置がまだ終わっていないので、
水分を多く含んでいる資料を凍結保存することにしました。
外部企業のご協力で、冷凍庫を使用させていただくため、新しい段ボール箱にビニル袋を入れ、資料はその中へ。
箱詰めして、運搬待ちの資料。
全部で37箱となりました。
実は今回搬入した資料のうち
冷凍保管するのはごく一部で、
大多数は大学で乾燥させる予定です。
おびただしい数ですが、みんなでがんばります!!
当日の作業は暗くなるまで続きました。
それぞれの仕事が終わった山形ネットの皆さんも多数駆けつけて下さり、
泥で汚れたコンテナを洗う作業など、
様々な形でフォローしていただきました。
次の日に予定していた作業まで終わってしまったのは驚き。
本当にすごいことです!
こんにちは。
GW後半は天候に恵まれ、作業もだいぶ進展しました。
冷凍保存していた資料も、いよいよ真空凍結乾燥処理へ。
乾燥しやすいよう、網の上に乗せた資料をビニル袋から出し、真空凍結乾燥器に入れました。
ふたを閉じて予備凍結。
完全に凍結した後、真空ポンプで減圧させます。
水分は固体→気体へ昇華し、乾燥する予定。
こちらはカビが付着した洋書類。
昨日は天気が良く、程よい風もあったので、外でカビを除去しました。
完全にはきれいになりませんが、クリーニング後、
エタノールを噴霧し除菌
GW中、マンパワーで、作業は大幅に前進!
みんな、本当にお疲れ様です。
同時に、学年を越えたコミュニケーションにもなりましたね。
このタイミングで、10日(火)の夕方に次の被災資料の搬入が決定しました。
明日から授業も始まり、ペースダウンすると思いますが、
長期戦は覚悟の上なので、
力を合わせて進めていきたいと思います。