さて、今まであまり紹介してこなかった
こちら目録チーム
応急処置が終了した書籍を目録でチェックしています。
搬入時の現地作業では、数量や書名の記録は不可能。
ここで照合させています。
現段階で何冊終了したのか、近々カウントしてみたいと思います。
乾燥開始時に赤丸で囲った部分に見える氷は・・・
2時間程度で全く見えなくなっています。
すみません、
わかりにくいですね。
次回はもっと氷が目立つ色の書籍を手前に持ってこよう。
昇華した水分は下のコールドトラップという装置で集められます。
壁に付着している氷が、書籍から出てきた水分です。
例えば、ある書籍の重量は乾燥前から24時間で、
570g→500g
と減少しました。
70gの水分が除去されたことになります!
5月10日(火)
新たな被災資料が南三陸町から搬入。
私Yも大学のトラックを運転して現地に行ってきました。
現場では、
現地担当者・関西の資料ネット・山形文化遺産防災ネット・自衛隊の共同作業となりました。
山形到着後、すぐに仕分け作業開始。
前回搬入した資料の処置がまだ終わっていないので、
水分を多く含んでいる資料を凍結保存することにしました。
外部企業のご協力で、冷凍庫を使用させていただくため、新しい段ボール箱にビニル袋を入れ、資料はその中へ。
箱詰めして、運搬待ちの資料。
全部で37箱となりました。
実は今回搬入した資料のうち
冷凍保管するのはごく一部で、
大多数は大学で乾燥させる予定です。
おびただしい数ですが、みんなでがんばります!!
当日の作業は暗くなるまで続きました。
それぞれの仕事が終わった山形ネットの皆さんも多数駆けつけて下さり、
泥で汚れたコンテナを洗う作業など、
様々な形でフォローしていただきました。
次の日に予定していた作業まで終わってしまったのは驚き。
本当にすごいことです!