こんにちは、2年生のYです。
今日は立体保存修復演習2をご紹介します!
この授業では、仏像が座っている蓮の台座のうちの1枚である、蓮弁を彫っています。
一人一枚の蓮弁を彫り、最後に葺くと、1つの台座が完成するのです。
歴代の先輩方が彫った蓮弁は、今も飾られています。
文化財保存修復センターの4階でいつも授業をしています。
4階は広いのでのびのびと場所を使えて良いですね(^O^)
木を彫るためには、まず道具の仕立てが必要です!
道具を仕立てた上でなければ良い作品を彫ることは出来ません。
本来のみ研ぎは、それだけで修得するのに数年かかると言われるものです。
道具を仕立てたら、彫り始めます!
適当に「蓮弁っぽいもの」を彫るのではなく、一人一人が資料を探してきて参考にする蓮弁を決めています。
修復には、美術史的な観点も必要なんですね。資料集めも怠ってはいけません。
ちなみに、ほぼ全員の参考作品が違うため、他の人の蓮弁を見てもあんまり参考になりません!
まさに、自分との闘いなのです!(笑)
2月には全員の蓮弁が完成し、歴代の先輩方の蓮華座に仲間入りします♪
いつか皆様の前にお目見えする日がくるかと思いますので、可愛がってやってください(*^_^*)
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