文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
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2013-12-24

2年生の演習~立体保存修復演習2~

こんにちは、2年生のYです。

今日は立体保存修復演習2をご紹介します!

 

この授業では、仏像が座っている蓮の台座のうちの1枚である、蓮弁を彫っています。

一人一枚の蓮弁を彫り、最後に葺くと、1つの台座が完成するのです。

歴代の先輩方が彫った蓮弁は、今も飾られています。

 

芸工祭の展示にも出ていました。

 

文化財保存修復センターの4階でいつも授業をしています。

4階は広いのでのびのびと場所を使えて良いですね(^O^)

 

 

木を彫るためには、まず道具の仕立てが必要です!

道具を仕立てた上でなければ良い作品を彫ることは出来ません。

本来のみ研ぎは、それだけで修得するのに数年かかると言われるものです。

 

 

 

道具を仕立てたら、彫り始めます!

適当に「蓮弁っぽいもの」を彫るのではなく、一人一人が資料を探してきて参考にする蓮弁を決めています。

修復には、美術史的な観点も必要なんですね。資料集めも怠ってはいけません。

ちなみに、ほぼ全員の参考作品が違うため、他の人の蓮弁を見てもあんまり参考になりません!

まさに、自分との闘いなのです!(笑)

 

 

2月には全員の蓮弁が完成し、歴代の先輩方の蓮華座に仲間入りします♪

いつか皆様の前にお目見えする日がくるかと思いますので、可愛がってやってください(*^_^*)

 

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