美術科工芸コース

漆芸、金工、陶芸のできごと紹介
*
2015-01-21

『うるしてんって読むんだよ』

こんにちは。

工芸ブログです。

 

昨日は大寒でした。

一年で一番寒い日です。がたぶる。

新実習棟の周りはスケートリンク状態です。

大抵の車が意図せずドリフトかましてます。

ドリフトしようと思っていなくても、ツルッツルなんですわ。

みんな、安全運転で!!

 

 

 

さてさて、今日はこちらにお邪魔してきました。

 

漆十 DM本番 ででん。

 

工芸コース漆芸専攻3年生の課題展。

「漆十 うるしてん」

 

「うるしじゅう」じゃないですよ。てんです。うるしてん。

 

 

漆芸を専攻する3年生9名が、授業で制作した作品を山形市内のギャラリー『ギャラリー絵遊』で展示しております。

 

10月から制作してきた、漆の乾漆技法を用いた器と、自由課題の作品をそれぞれ展示しております。

 

 

 

 

 

副手がお邪魔した時は丁度、漆芸担当の伸好先生と柳橋先生が講評会を行っていました。

 

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かなり厳しい事も言われてましたよ。

 

 

先生方はプロです。

見せ方へのこだわりは妥協を許しません。

いくら学生で課題展とはいえ、やはりある程度の意識を持っていかなかればなりませんよ。

しかも、市内のギャラリーで一般のお客さんもたくさんいらっしゃいますからね。

色んな視点を持って臨まなければいけない展示なのです。

 

 

 

 

 

 

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うるしてんは1月25日(日)までです。

是非、足をお運び下さいませ。

 

 

 

 

 

工芸コース漆芸専攻3年生課題展「漆十 うるしてん」
会期:2015年1月20日(火)~25日(日)
時間:11:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
会場:ギャラリー絵遊(山形市諏訪町一丁目4番10号)

 

お問合せ:工芸準備室 tel:023-627-2112

2015-01-13

『卒展ブログ』

こんにちは。

東北芸術工科大学 芸術学部美術科工芸•テキスタイルコース 2014年度広報班です。

 

さて本日の制作者インタビューは漆芸専攻から斉藤亜美さんです。

 

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斉藤さんの作品テーマは「開けた時の驚き」です。

斉藤さんは高校生の時に陶芸部だった経験を生かし、蓋物を陶器で作り漆の技法を合わせて華やかな加飾を内側に施してあります。

 

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外側は陶器の質感、内側は金、銀を使い繊細な花模様が広がります。

斉藤さんは生け花を10年習っており花模様の配置など全てにおいて自分の技術を披露しています。

 

 

是非卒業制作展にて斉藤さんの作品を覗き込んで見てください。

次回の更新もお楽しみに!

 

2015-01-09

『卒展が迫ってきてます』

こんにちは。こんばんは。

工芸ブログです。

 

 

最近ひしひしと体力の衰えを感じています。

15時を過ぎたらなんかぐったりです。

更にピークを過ぎるとやけにハイテンションになります。いぇい。

 

卒展に向けて、ムキムキマッチョになろうかな。

筋トレしよ。

 

 

ちなみに副手は小渕さんが『平成』って文字を出す前におんぎゃ〜!とこの世に生を受けた世代です。

平成初代っ子と同じ学年ですな。アラサーだよ。

 

 

 

さて、

最近はもっぱら、卒展の作業ですね。

作品だけでは完成しないのが、展示です。

展示空間の把握、お掃除、キョプションの用意、作品の写真撮影・・・。

搬入や展示スケジュールを確認すると、「いよいよだな!!」と迫って来ている感じがします。

 

 

広報班のみんな、よろしくお願いします。

 

 

 

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こんにちは!

 

東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸・テキスタイルコース2014年度広報班です。

今回は陶芸から、東海林さんを紹介します。

 

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 東海林さんはこれまで青磁や影青などの伝統技法を研究する中で、思い返せばずっと、モチーフに植物を選んできました。

 

 

 

 

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彼女の変化は四年の春になったころです。器からは少し離れ、表現としてガラスを取り入れはじめ、そして魅せられていきました。

 

磁器とガラスは収縮率の関係がとても難しく、焼成中割れてガラスが流れ出すこともあります。

 

冷え込んだ朝には、突然割れてしまうこともありました。

 

慎重かつ、超過保護さが求められるのです。

 

 

何度も実験を重ね、攻め攻めで、今回の卒制へチャレンジしてきます。

ガラスと繊細な手仕事が響き合い、植物の力強さ、可憐さを引き出してくれています。

 

 

 

 

 

焼成後の作品は、ぜひ卒業制作展にてご観覧ください!

 

 

 

2015-01-07

『二年生課題展のお知らせ』

一歩展DM表(統合済)

 

 

工芸コース・テキスタイルコース二年生課題展「一歩展」

 

会期:2015年1月20日(火)~27日(火)

時間:10:00~17:00

会場:悠創館(山形市上桜田366)

公開講評会:2015年1月22日(木)14:00~17:00

 

 DSC_4293(昨年度の様子)

 

 

 

美術科工芸コース(金工・漆芸・陶芸)、テキスタイルコースの2年生31名が、1月20日より悠創館にて「一歩展」を開催します。

会場では、同コースの学生たちが、1年生後期から専攻に分かれ、初めての素材と向き合いながら制作した工芸作品を展示します。

 

銅版によるレリーフや日常使いの陶磁器の器、銅鍋、漆塗りのお椀など、工芸素材の幅広い表現の可能性を感じて頂ける作品や、

羊毛の糸紡ぎ、蚕の繭から絹糸制作、原始機で織り上げた藍染絣(かすり)、フェルトの立体作品、5メートルの布を柿渋で染めたボディーワークなどを展示致します。

 

 

また1月22日には制作者による発表「公開講評会」を開催し、それぞれの専攻ごとの制作工程や課題内容の解説、先生方による講評などを行います。

 

是非、足をお運び下さい。

 

 

◎お問合せ

担当:工芸準備室023-627-2112(小野)/テキスタイル準備室023-627-2207(矢口)

 

2015-01-06

『あけましておめでとうございます』

あけましておめでとうございます。

新年一発目の工芸ブログです。

 

 

2015年が始まりましたね。

 

みなさん、餅を食い過ぎていませんか?

初売りでお金が飛んでいませんか?

 

ちなみに副手は実家に帰って美味しい物ばかり食べて、胃袋のキャパがオーバーしました。

胃袋は無限に広がります。

 

 

一応5日から大学は始まっていましたが、

工芸の演習は火曜日から始まるので、

学生や先生方がわらわらと顔を合わせたのは6日からです。

 

 

昨日、今日はあちらこちらで「あけましておめでとうございます」の声が聞こえました。

みなさん、今年も工芸コースをよろしくお願いします。

 

 

 

さて、1月になりいよいよ来月に迫ってきた卒展。

張り切ってどうぞ!

 

 

 

 

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こんにちは!

東北芸術工科大学 芸術学部美術科工芸・テキスタイルコース2014年度の広報班です。

 

今回は金工から宮垣鞠絵さんを紹介します。

 

今の鼓動を聴くことで、自分と一緒に生きている体を感じてもらうことをテーマに、

心臓をイメージしたジュエリー作品を制作しています。

 

 

 

 

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心臓のイメージから内部に何層にも及ぶ透かし模様をあしらい、本体は打ち出しで表現しています。

 

心臓に当てると自分の鼓動が聴けるので、装着してもらいたいとのことでした。

 

 

 

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作品の全貌は卒業制作展にてご観覧ください!

2014-12-24

『クロム!!コバルト!!バナジウム!!!!』

メリークリスマス!

 

こんにちは。

工芸ブログです。

 

今週はもう授業も終わり、卒制の締め切りも終わり、

のんびりとした雰囲気の工芸コース。

と、思ったら、意外と準備室に駆け込んで来る学生たち。

やはり、師走だけあって、駆け抜けるしか無いようです。よしダッシュだ!

 

 

 

さて、怒濤のように過ぎ去った先週末ですが、

陶芸では毎年恒例のアレが行われました。

 

 

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もわん。

 

 

 

陶芸の毎年恒例「土鍋パーティー!」

 

説明しよう。

土鍋パーティーとは、工芸コース陶芸3年生が授業で作った土鍋を、

陶芸の非常勤の先生達もいーーーーぱいいらっしゃる講評会が終わった当日、

えっさえっさと大変協力的な大学近くのお店に持って行って、

3年生のお手製鍋と共にその場で再び講評される!

 

という作品だけじゃなく、普段の生活で培った料理の腕が試される、

まさに3年生にとっては1日生きた心地のしない企画なのである。うむ。

 

 

 

 

 

いざ鍋パーティー当日。

副手はちょっと遅れて会場に向かった為、急いで到着して通された部屋の襖をガラリ。

 

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既にもうこの状態でした。

 

 

 

 

ふおおおおお。

鍋に群がる人人人・・・・。

 

 

 

1年生から院2年生、更に非常勤の先生方も合わせでの大所帯!

(もちろん未成年は、ノンノンアルコール)

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そんな中、せっせと甲斐甲斐しく寄そう3年生たち(涙)

この土鍋と、その中身は学生の手作りです!

 

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まさかの豚汁

 

 

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まさかのピラフ

 

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まさかの鯛飯(大人気)

 

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まさかのチーズフォンデュ

(しかも何故か4年生の土鍋が飛び入り参加)

 

何度も言いますが、写真のdo鍋はみんな学生の作品ですよ!

工芸は、こうやって生活に密着した作品がつくれるのです!

 

 

さてさて、みんなお待ちかね!

クリスマスプレゼント交換!

 

 

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今年はちょっと趣向を変えて、じゃんけん大会でした。

 

会場に響き合う

「クロム!!!!!!」

「コバルト!!!!!!!」

「(五酸化)バナジウム!!!!!!!」の声。

 

 

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じゃんけんをして勝ったひとから、

「クロム」「コバルト」「バナジウム」(全て釉薬に使用する原料名)と書かれたくじを引き、

そのくじに書かれた原料名に分けられたプレゼントの中から好きな物を選んでもらう、

というゲームだったのです。

 

 

もし高校生でこのブログを読んでいる子がいて、

工芸コースに少しでも興味を持っているのであれば、

高校で化学を頑張る事をオススメします。

 

 

陶芸にしても、

金工にしても、

漆にしても、

テキスタイルにしても、

工芸は化学と密接な関係なのですよ。

 

むしろ「美術とかしたことなーい!でも美術に興味がある!」

という理系男子、理系女子の皆さん!チャンスです!!!!

 

 

 

 

 

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非常勤の先生達も大盛りあがり。

 

そんな中、2年生の女の子を3年生が「ちょっと出ておいで〜」と呼び出しました〜。

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すると、

 

ガラリ。

 

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はい!

 

はっっぴばーすでぃ〜とぅゆ〜♪

はっっぴばーすでぃ〜とぅゆ〜♪

はっっぴばーすでぃでぃあ#△ちゃ〜〜〜〜ん♪

 

 

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偶然にも、当日が二十歳のお誕生日の学生が!!

若いな。二十歳とかいつだっけな?

 

 

 

 

おいしいお鍋と、プレゼント交換と、お誕生日で、今年1年間の締めくくりです。

 

今年もみんなの楽しそうな顔と、いっぱいいっぱいの顔と、幸せそうな顔をたくさん見れました。

この土鍋パーティーに参加すると、1年も終わったなぁ〜としみじみします。

来年もみんな頑張ろうね。

 

 

 

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3年生ご苦労様!

 

 

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大変美味しゅうございました。ごちそうさま!

 

2014-12-22

『あの先生紹介は、まさか副手さんなんですか??』

こんにちは。

工芸ブログです。

 

 

なんかもう、恐ろしい噂が出廻っているようで、ガタガタです。

 

最近、ブログ更新していることが知れ渡り、色んな方から声を頂くのですが、

その中でも、副手を知っている卒業生の方から

 

 

 

 

「あの先生紹介はまさか副手さんなんですか??(半笑い)」

 

 

 

 

 

 

 

( ゚д゚)

 

 

 

 

 

 

か・・・・勘違いされている・・・・。

 

 

 

いや・・・あの・・・・、声を大にして言いたいのですが、

 

先生紹介の文章を書いているのは佐々木先生です。

 

副手はそれを編集しています。

 

 

原文ではかなり濃厚な味を出してますが、

副手の力でマイルドな味に仕上げてます。

 

レバニラらーめんの辛さを半辛ぐらいまで、落としてます。

 

「そこまで言うのなら、原文で一度載せてみようか・・・・」

と思い、今回も頂いたワードのデータを開いて震えました。

やはり、修正入れます。

先生ごめんなさい。

 

 

 

 

 

では佐々木先生の文章を、みなさんお楽しみあれ。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

歩季さんを昼食に連れ去りました。

 

歩季先生は現在、漆芸の非常勤講師で蒔絵に作家さんです。

かわいい動物キャラクターの詩情あふれる表情が、大変繊細でユニークな作品を作家さんです。

 

 

勝手ながらニラレバを食べたくなったので山形の北京亭へ。

しかし歩季さんはレバーが苦手だったようです。

 

 

佐:「歩季さんは卒業(修了)して何年経つんだっけ?」

 

歩:「11年?9期生です!」

 

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(1年生の講評中の歩季先生)

 

 

 

そうです。

実は歩季先生は、芸工大の卒業生なのです。

 

 

 

 

佐:「歩季先生は漆っていつから決めたんですか?」

 

歩:「芸工大に入って、漆の研ぎ出し蒔絵の授業をやってみて、すごくおもしろかったのがきっかけだったかな。

   いい感じに研ぎ出せて自分の感覚にはまったのを覚えています」

 

佐:「そうなんですか?それまで漆の存在に興味もってなかんたんですね」

 

歩:「美大に行きたいと思ったのは幼稚園の頃です。

   以来美術に強い興味をもって、高校からはデッサンの勉強も頑張りました。」

 

 

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佐:「でもなんで芸工大なの?」

 

歩:「なんか大学の建物や自然があって環境が格好いいから!!それだけで決めていました。

   どんな先生がいるからっていうのも、全然気にしてませんでした」

 

佐:「以外ですね!フィーリングなんだ。

   伸好先生には何を教えてもらいました?」

 

歩:「人としての礼儀とか人として大切な・・・など。精神的に強くなりました。もちろん漆の技法、技術は当然です。」

 

 

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(蒔絵演習の様子)

 

 

 

佐:「そんな歩季さんは非常勤として、今はしっかりと学生の指導に専念されてますが、教えるってどうですか?」

 

歩:「わたしは仙台で教室や講座など結構やってたから、漆を教えるのは大丈夫です。

   ただ、講座に来てくれる方は本当にやりたい方だからいいんだけど、学生は本気までにさせるのが大変かな?」

 

 

 

漆の学生達はしあわせだね!歩季さんの熱くてデリケートな教育姿勢はとっても貴重です!

 

 

 

 

 

(文/佐々木先生 編集/副手)

 

2014-12-16

『あ、その前にクリスマスだったわ』

こんにちは。

工芸ブログです。

 

冬ですね。年末ですね。

忘年会の季節です。

って書いた後に、「あ、その前にクリスマスだったわ」とはたっと気づきました。

いかんいかん。

 

 

 

さてさて、工芸コース。

卒業制作の締切が明日に迫っております。

ぴゃー。

迫って来てますよ。迫り来る恐怖です。

オーマイーガー!

 

 

 

 

 

そんな訳で、卒展広報班ヨロシク!

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

こんばんは。

東北芸術工科大学 芸術学部美術科工芸•テキスタイルコース 2014年度広報班です。

さて本日の制作者インタビューは漆芸専攻から出口紗也佳さんです。

 

出口1

 

出口さんは時間の巡りをイメージしたものを高さ2mにも及ぶ壁で表現しています。

 

大きさは漆芸専攻の中では随一で乾漆技法にて作りあげました。

 

 

乾漆は麻布を漆で貼り合わせる技法で自由な形を作ることが出来ます。

 

 

壁には階段や苔も生え、鳥達の準備も着々と進んでいます。

 

出口2

 

作品の全貌は是非卒業制作展にてご観覧ください!

 

 

 

 

 

 

卒展の様子はこのブログとfacebookページからご覧頂けます。

facebookをやっている方は是非「いいね!」してみて下さい。
 
 
 
東北芸術工科大学 工芸・テキスタイルコース 卒制2014
 
 
 
 
 
また、工芸コースのfacebookページも随時更新してます。
ここには載っていない写真も上がっていたりしますので、覗いて「いいね!」押して下さいね〜。
 
 
東北芸術工科大学 工芸コース
2014-12-12

『先生紹介 第3弾』

こんにちは。

工芸ブログです。

 

 

今週は大学院1年生のレビューであったり、

卒展の山形展&東京選抜展の話し合いだったり、めまぐるしく動いてます。

今週はカメラマンさんについて、卒展もろもろの撮影を暖かく見守っていたのですが、

写真上手い人って羨ましいなぁって思いました。

副手は基本オートです。ピント合わせもオートです。Automaticです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなオート写真と今回も先生紹介です。

今回は陶芸の非常勤講師の長谷川奈津先生!

 

 

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陶芸の非常勤講師はもう6年目!

 

奈津先生は、ろくろの回転から生まれる素朴なかたちと、魔法の様な天然の釉薬で食器を発表している人気作家です。

陶芸活動以前は彫刻が大好きで、造形の道に入ったという柔らかい雰囲気とはまた違う魅力を持つ、スケールが大きい方なのです。

 

 

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今回は奈津先生が担当している、3年生の茶器制作の様子を1人1人見て頂きました。

 

 

陶芸では毎年、山形の老舗お菓子屋の「佐藤屋」さんとのコラボ授業で、菓子器展を行ってます!

学生と佐藤屋さんでミーティングを繰り返し、学生が作った菓子器と、

その日だけ菓子器に合わせて特別に作ってもらったお菓子で、おもてなし茶会を開催してます。

 

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佐藤屋さん(佐藤慎太郎さん)とのミーティングの様子。

 

 

 

このコラボ企画で学生の為に作ったお菓子が、実際に佐藤屋さんの商品になっちゃった事例もあって、

年々面白い展開になっている授業のひとつです。

近くなったらまた宣伝しますね〜。

お時間がある方は是非。

 

 

 

 

 

さて話は戻って、奈津先生。

 

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学生の話を聞いて頂いたり、一緒に悩んでくれたり、本当癒しです。

 

 

 

 

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三年生のチェックの後は、陶芸学生みんなの仕事も声掛けてアドバイスしていました。

 

 

ノンストップで約4時間・・・・。

長時間ですが、それぞれの学生に丁寧にお話していました。

 

 

 

 

終わってやっと一休みです。

 

 

佐々木:1年生から院生までみて、全体の感想を一言で言うとどう?

 

奈津:「ん~。良い意味でも、悪い意味でも、細かい表現にみんな、むかっているような気がします」

 

佐 :ほとんど女の子だからかな?

   陶芸の(芸工大の陶芸の中で、)中で、流行りというか、影響されるというのはどうしてもあるんだよね。狭いところだからね・・

 

奈津:「良い感じに先輩からテクニックとか材料とか教えてもらっていて影響されてる?」

 

佐 :でもちょっとは変わった人もいるでしょ?

 

奈津:「そうですね〜。ロクロにはまってて気持ちよく仕事してたり、女性らしい独特のイメージ持っていたり・・・。

    みんな陶芸が面白くなって夢中になってて、いい感じかな~?」

 

 

 

 

奈津先生の声は子鳥のさえずりのように優しいですが、

自分に厳しく、また人にも誤魔化さずに厳しいのです。

 

でも、ささやかに微笑みながら、やさしく学生達の気持ちをがっしりと掴んでいます。

 

 

 

奈津さん、年末の中間講評もよろしくお願いします!

 

 

 

 

「みんな、ちゃんとできるのかな~?でもたのしみにしてます。鍋の会もあるんだよね!」

 

 

 

奈津先生。

陶芸恒例の年末自作鍋パーティーの方がほんとは楽しみなのかもしれません。

 

2014-12-08

『今年の授業って来週で終わりなんですね』

こんにちは。

工芸ブログです。

 

12月もあっという間に2週目。

師走ってだけに、駆け抜けてます。マッハです。

 

自分の中で12月は、今年の手帳と来年の手帳の引き継ぎ期間なので、

ちまちまと2冊にそれぞれ予定を書き込んでいるのですが(こうゆうとこ、意外とマメなのです)

手帳を開いてあれ?っと気づきました。

今年の授業自体は、来週で終了なのだと・・・。

 

あれー。

 

12月って少し寂しい気持ちになります。

何事も色々終わりがあるじゃないですか。それがどどっと12月に一気に見えて来る気がします。

だから春が始まりの季節のわくわく感があるんでしょうけどね〜。

うおー。元気だしてこ!

 

 

 

 

さて、今日は工芸の先生紹介、第2弾です。

(今回は蕎麦ブログじゃないよ・・・)

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

先週の水曜日。

金工の増田先生の授業をのぞいてみました。

 

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増田先生は芸工大創立の頃から工芸授業に携わって頂いている先生です!

 

23年以上にもわたり、工芸コースの多くの卒業生たちを支えてきた大ベテラン。

 

 

 

 

 

丁度、金工1年生へ鋳物演習のご指導をされていらっしゃるところでした。

お話を聞くと、去年から鋳物演習は2週間というコンパクトなサイズで基本をきちんと押さえる内容になったそうです。

 

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(学生ひとりひとりに対応する増田先生。紳士。)

 

 

 

 

芸工大に対して、先生の思うことを尋ねてみました。

 

 

「ここの卒業生たちはみんな頑張っているよね。

 

 最近はマルシェやクラフトフェアみたいな作家販売なんかでどんどん売ってるみたいで、たまに相談受けたりして」

 

 

さすが!

増田先生は本当に優しくって、卒業生までも気にかけて下さるので、卒業しても増田先生のもとへ集まって来るんです!

 

 

 

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 工房内では金工の1年生が原型制作中ぴりっとした良い緊張感で包まれています。

 

 

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いまの学生達はどんな感じでしょうか??

 

 

「女の子ばっかりなんだよね〜、そんな時代なんだね。

 

 でもまじめな子ばかりで、最近は変な子とかいなくてちょっとつまんないかな?笑」

 

 

なるほど。

やはりここでも、工芸男子不足問題は続行中のようです。

やっぱり一人でも男の子かいると、雰囲気が違うんですよね〜。

ほら、やっぱり。男の子かもん。

先生達はみんな待っている。

 

 

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「65にもなってしまい、ふつうだったら定年すぎだけど、まだめちゃくちゃ仕事に追われて大変だよ」

 

 

もうそんな年になったんですか!とびっくり!!

だって増田先生、凄いお若いのです!しゃべり方も優しく、しかもオシャレ!

 

 でもまだバリバリの現役で、これからますます活躍していくという存在感に、尊敬の意とありがたさを実感しました。

 

 

 

 

「今はほんと仕事しなくちゃ!もうのんびりできないなあ~。

 

 僕たちの世代はみんな豪快でバリバリの現役だしね。

 

 会田先生(元学長)なんかは82歳で頑張ってるからね!そこまでできればいいよね。」

 

 

 

おおおおお。

まさに芸工大金工の生き字引的な存在なのですね・・・。

 

 

そして授業の締めくくりの時間となり、スマートにビシッとまとめていました。さすがです。

 

 

 

 

 

 

「でも卒業生はみんな子どもが出来たりなんだりで、

 すっかりおじさんになったりしてるんでびっくりしたなぁ!

 

 こっちは全然変わってないつもりなんだけどね!笑」

 

 

 

時の流れは一緒のはずなんですけどね。

時間の感じ方は人それぞれなんですよね。ほんと。

 

増田先生、まだまだ現役で学生達にビシバシ指導していって下さい!

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