文化財保存修復学科

立体作品修復/東洋絵画修復/西洋絵画修復/保存科学
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2017-06-23

ドキドキの発表会

毎年2年生になると東京の博物館・美術館へ見学に行きます。

今年は、5月19日、20日に行ってきました。

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1日目は国立西洋美術館、東京国立博物館。
2日目はJRタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテクへ。

普段は見ることのできないバックヤードの見学や、保存修復の現場を見学させていただきました。
また、修復家・学芸員の方に直接お話を伺う機会もいただき実りある見学となったようです。

そんな見学旅行から約1か月後・・・。

昨日今日と実施をした口頭発表会では、博物館・美術館見学をして気が付いたこと、
考えたことなど8分間で口頭発表しました。

代々の学生が同じように発表を続けてきた伝統のある口頭発表会ということで、
2年生からひしひしと緊張感が伝わってきます。

発表前にもなると、緊張からか
「教室が消えてなくなってたらよいのに」
「学校が閉鎖したらよいのに」
などなど物騒なつぶやきが聞こえてきましたが、
去年も一昨年の先輩達も、全く同じような事をつぶやいていたことを思い出して笑ってしまいました。

今回発表がうまくいかなかくてへこんだ人もいたでしょうし、
ほめられて自信につながった人もいるでしょう。

けど現時点ではどちらでもよいことで、
その結果を次にどうつなげていけるかが一番大切です。

ひとまず、緊張感&重圧感から解放されてぱ~っと楽しみたいところで・しょ・う・が、
これで終わりにせず、ずっと意味を探し続けてほしいと思います。

ともあれ・・・お疲れ様でした!

2017-06-15

日本文化財科学会

6月9日(金)~6月11日(日)までの3日間、
機器展示、企業セミナー、研究発表、ポスター発表、ワーキンググループなど、文化財に関する最新の研究発表が本学にて開催されました。

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本学科の学生たちも運営のお手伝いをしておりましたが、
自分たちの学ぶ学問の学会に、今、自分たちの学んでいる場所で参加できた機会は本当に貴重なことと思います。

ぜひ今回の学会で得た刺激を糧にして、ますます勉学に励んでいただければ嬉しいです。
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2017-06-08

日本文化財科学会第34回大会

学会チラシポスター決定稿f

本学にて日本文化財科学会第34回大会を実施致しますのでお知らせいたします。

日本文化財科学会は文化財に関する自然科学・人文科学両分野の学際的研究の発達および普及を図り発足した学会です。
2017年度の第34回大会・総会は、東北芸術工科大学を会場として開催いたします。皆様ふるってご参加くださいますようお願いを申し上げます。
また、会員外の方の参加も歓迎いたします。関心をお持ちの方にお知らせいただきますよう、併せてお願いいたします。
※学生は参加無料、一般参加は参加費をいただきます。

主 催:日本文化財科学会第34回大会実行委員会

会 場:東北芸術工科大学 本館

日 時:平成29年6月10日(土)、6月11日(日)

内 容:口頭発表 本館407、408講義室

6月10日(土): 10:00~16:52
6月11日(日):9:30~16:30

ポスター発表  本館1階ラウンジ

展示:大会開催期間中
解説:各日13:00~14:00
その他、企業セミナー・機器展示等

アクセス:東北芸術工科大学
〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5

連絡先:日本文化財科学会第34回大会事務局
    023-627-2204
jssscp2017@gmail.com

2017-06-06

春のOC

こんにちは。

一部の学科学生から、アツイ支持を集めているシュウフクロー。
※文化財保存修復学科公式キャラクター

そんなシュウフクロー、春からツイッターを始め一緒に学科の宣伝を手伝ってくれることとなりました。

↓↓↓ ぜひフォローをお願いします! ↓↓↓

シュウフクロー(@shuuhukuroTUAD)

そんな優しいシュウフクローと一緒に・・・遅ればせながら春の文化財保存修復学科OCを振り返りたいと思います。
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本館ブースでは今年も15mmの折り紙で折鶴を折って時間を競うWSが行われていました。
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今年の結果は・・・!
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お手製の表彰台でちょこんと表彰☆
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何分で折れたかな?
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立体修復ゼミでは仏像のコスプレ体験。スタッフの方が丁寧に仏像の特徴を教えながら、着付けをしてくれます。
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いい感じですね。
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うん、いい感じ。
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保存科学ではレントゲン写真の撮影体験、顕微鏡WSを行っていました。
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お札を顕微鏡で観察したものを3D化しその様子を観察。
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東洋絵画のお部屋。
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東洋の修復室は、畳敷きで居心地が良いです。
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伝統的な技法を使っての栞作りWS。
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お次は西洋絵画修復室へ。
補彩体験を行っています。補彩とは、絵画など彩色がはがれてしまっていたりする箇所に、色をあわせる作業です。
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他にも作品の撮影の手順など。
実際的な作業の様子がわかるように展示されていました。
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4階では入試相談コーナーは多くの高校生に来て頂きました。
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次回は7月29日、30日に夏のOCを実施しますので、
また本学科のことを知ってもらえるように、楽しんでいただけるように企画を考えていきたいと思います。

最後に・・・OCを盛り上げてくれたスタッフのみなさまありがとうございました!
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2017-05-17

ふわふわとの戦い

山形は日に日に暑さが増してきております。
そろそろ半袖でも良い頃でしょうか。

今日はまたまた西洋絵画修復室にお邪魔しましたところ、
1年生の「絵画技法演習1」という授業を行っていたのでその時の様子をちょこっとお伝えしたいと思います。

本学科では、3年生になると各分野に分かれて専門の授業を学んでいきますが、
1,2年生の間は全専攻一通りの勉強をします。

今は西洋絵画修復の授業でテンペラ画で模写を行っているようです。
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木地に下地を施し、彩色、加飾までを行います。
既に早い人で、金箔を貼る工程を行っておりました。
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金箔は、ものすごく薄く繊細なもので、ちょっとしたことでふわふわし、扱いが難しいです。

空調の風でもふわふわしてしまうので、冷房なしで、今日は暑さと戦いながらの演習となりました。

私も昔金箔を初めて扱った時には、同じような暑い部屋で戦っておりました。
暑いけど汗は流さないように、息はなるべくとめるように・・と言われひーひー苦しんでいたのを思い出しました。

中右先生のお手本をみながらみんなも挑戦していきます。
先生が行うと簡単そうなのですが、いざ自分ですると・・・
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難しそうでしたが、みんな楽しそうに取り組んでいたのでよかったです。
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作品の完成が楽しみですね。

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