2009-11-13
木造講評とワンデイプロジェクト
こんにちは。
カレーをつくろうと張り切ったら、
辛口のつもりが甘口を買っていました。
古川です。
ショックでした。
たくさんつくったので、毎日甘口カレーです。
今日は、昨日おこなわれた2年生の「木造住宅の設計」の講評会でした。
その模様をまずは写真でお見せします。
こんなかんじで、ずらっと並べた図面と模型を一人ずつ発表します。
先生たちも移動して詳しく見ます。
模型を使って詳しく説明。
質疑応答。
日もとっぷりくれました。
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それでは最後に告知を!
来週17日18日19日に、「ワンデイプロジェクト2009」をおこないます。
みなさんおつかれさまです。
2年生のみなさん、どうでしたか?
たぶん今までで一番といっていいくらい大変だったと思います。
どんな住宅にしたいかというところから考え始めて、
平面、立面、断面、模型を行ったり来たりしながら空間を決めて、
おまけに木造の軸組み(柱梁)を成り立たせなくてはいけない。
これが完璧にできたらいますぐ設計のアルバイトできますっていうくらい、
ヘビーな課題だと思います。
きちんと真面目に木造住宅を勉強して取り組んだ人、
建築的なコンセプトから考え始めた人、
両方の取り組み方がみてとれましたが、
一番強かったのはそのどちらもやりきっていた人です。
建築として実現したいポイントがはっきりしていて、それを空間に具体化できていながら、
きちんと構造的にも解けている。
そんな住宅が先生をうならせていました。
はじめての課題で時間の使い方をうまくコントロールできず、
納得できない結果になってしまった人もいると思います。
でもきっとこれで、ひととおりの流れがつかめましたよね。
それは次回に生かせます。
私からちょっとだけお小言を言うと、
これから先、「締切」はどんなときでも絶対です。
もし間に合わなかったら、
受け取ってもらえなくても何も文句は言えないのです。
だから、もちろん遅れないことが一番ですが、
もし万が一遅れてしまったなら「受け取ってもらって当然」ではないですから
きちんとお願いする気持ちで出しに来てください。
たぶんこれから、少しずつ成長していってくれると思いますが、
そういう、相手や場面に応じてコミュニケーション方法をわきまえることは、
人としてとても大切なことです。
ワンデイプロジェクトとは、学年の垣根を越えて競い合う、
一日勝負のアイディアコンペです。
1年生から大学院生まで、誰でも参加できます。
A2用紙1枚に表現したプレゼンを、無記名でピンナップして、
学科の先生全員で審査します。
最優秀、優秀、入選のほか、学生の投票による学生賞、
各先生の推薦による教員賞があります。
すべての賞に賞品がでます。(豪華!)
そして毎年ゲストを呼んで、課題を出題してもらうのですが、
今年のゲストは、昨年度本学科から芸大の建築に移られた
元倉真琴先生です!!
参考に昨年の様子をお見せしようと思ったのですが、写真がないので、
たまたま見つけた一昨年の受賞作品をご紹介します。
「食べること、飲むことを楽しむかたち」
大学のキャンパス内に食べたり飲んだりする場をデザインしてください、
という出題です。
学生のみなさんふるってご参加ください。
様子はこちらでレポートします。
お楽しみに。
それではまた。