2009-07-31
第5回わたしたちの未来 2009年5月1日放送分
「サスティナブルタウンのための10の提言」とは?MC竹内先生が三浦先生、渡部先生とともにお話します。
「わたしたちの未来」は、山形市のコミュニティFM「ラジオモンスター」(76.2MHz)で毎週金曜日19:30より放送中です!
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2009-07-30
第4回わたしたちの未来 2009年4月24日放送分
房総で妄想したり暴走したり…。MC竹内先生が馬場先生に房総半島に土地を買って家を建てるまでの経緯を綴った著書『「新しい郊外」の家』の話を聞きます。
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2009-07-29
第3回わたしたちの未来 2009年4月17日放送分
本当はまちなかに住みたい!MC馬場先生が卒業設計でリノベーションに取り組んだ大学院生に体験談を聞きます。
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2009-07-28
建築紹介1
こんにちは。
マニアックな話ですが、
カーボーイで好きなコーナーは
少年ピップです。
古川です。
末期の壊れたそれも、
それはそれで好きでした。
今日は、ちょっとブレイクして、
建築家が建てた建築の紹介です。
つくったのは西沢立衛さん。
古川、ゴールデンウィークにETC1000円を利用して
行ってまいりました。
肝心の展示室内は撮影禁止なので、写真がありませんが。
たとえば高校生のみなさんが見たら、
この建築はどんなふうに見えるのでしょうか?
こういう建物が近所にある、っていう人は
なかなかいないだろうなーと思うのです。
建築家は頭をひねってひねって、
誰も見たことのない、特異な建物を建てることを目指している、
とも言えます。
(もちろん、それが良い建築だと信じてもいます。)
この建築は美術館ですが、
これまでの日本の美術館と、あきらかに違うところがあります。
見た目も、もちろんそうですが、
それ以上にアートを展示するときの考え方が違います。
今までの日本の地方美術館は、
展覧会を期間限定で企画する「企画展」が中心でした。
美術館はただの箱で、
いろいろな作品がやってきては過ぎ去っていく、
そういう場所でした。
しかし、
この美術館では、企画展のための場所が極端に小さい。
ほとんどが「常設」の作品です。
しかも、その「常設展示」も、
建物があって作品が飾ってある、というのではなくて、
作品が一番良い状態で見えるように、
作品に合わせて建物が建てられた、という感じです。
もしくは、建物に誘発されて作品が制作された
そういうふうにも見えます。
実際にどちらが先かはわかりませんが、
とにかく、
ひとつの部屋、ひとつの庭に、それぞれ作品がひとつずつ、
作品が住んでいる、作品の家。
そういう美術館です。
実は、このコレクション中心の考え方、
欧米では昔から一般的なようです。
有名なところで言うと、
メトロポリタン美術館なんかもそうですね。
日本でも最近そのような考え方が広まりつつあり、
話題の金沢21世紀美術館も、その代表格です。
(この十和田の美術館と同じ、西沢さんが設計にかかわっている建物でもあります。)
まあ、難しいことは抜きにしても、
現代美術のボーダレスなかんじと相まって、
見たことのない世界を探索するような、不思議エキサイティングな体験ができる、
それが、最近の美術館なのです。
最後に、個人的専門的な感想。
この美術館は、金沢21世紀美術館の完結したあの建物が、
今度は、まち全体を舞台にして完結するための、
最初の「きっかけ」という感じがしました。
まだまだ先に道が続いている。
今はこの美術館が突然変異みたいに見えるけど、
これからどうまちと融和して、
あるいはまちを変容させていくのか、
楽しみに感じました。
現に古川が行った5月には、
向かいの敷地に、屋外作品が着々とつくられていましたし。
今ごろどうなっているのかな・・・
*****
さて、明日は何を書こうかな。。
やっぱりアートや建築のことを語るのは恐れ多いので。
しばらくやめておこうと思った、
小心者の古川でした。
それではまた。
2009-07-28
第2回わたしたちの未来 2009年4月10日放送分
東京ではありえない山形R不動産の展開とは?先週に引き続き、MC竹内先生と馬場先生でお送りします。
「わたしたちの未来」は、山形市のコミュニティFM「ラジオモンスター」(76.2MHz)で毎週金曜日19:30より放送中です!
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タイトルの音声が再生もしくはダウンロードされます。
2009-07-27
ラジオ聴いてください。
こんにちは。
芸能人に似ている、と言われてみたい
古川です。
私がよく似ていると言われるのは、
どこぞの知り合い(私は知らない)と、
クー(2頭身以下)です。
・・・・喜んでいいのでしょうか。
さて皆さんお気づきかと思いますが、
このブログでポッドキャストの配信がスタートしました。
(ちなみにポッドキャスト配信の記事は、学科ページ管理人様による投稿です。)
ぽっどきゃすと?なにそれ?っていう人ここ見てください。
実は、建築・環境デザイン学科の先生たちによるラジオ番組が
密かにちゃくちゃくと放送されていたわけですが、
なにせラジオって聴こうと思うほど忘れちゃうし
なかなか電波も入りづらいということで、
(実は私も聴いたことありませんでした。先生方ごめんなさい。)
ポッドキャストで配信するのがいいじゃんか!
ということになりました。
何を隠そう私古川は、大のポッドキャストフリークでありました。
夜な夜な図面を書きながらイヤフォンで、
爆笑問題カーボーイなんかを聴いていたくちなんですね。
周囲の目もはばからず、にやにやしたり吹き出したりでした。
ひさしぶりのポッドキャストに、胸の高鳴りをおさえられない古川。
さっそく、聴いてみました。
ひえーー!なんと!
おもしろいです!
どこか土曜の夜のAVANTIのような雰囲気を感じる
分かりやすく、おもしろためになる番組でした。
世界ひろがるー。
これはみなさん、
iTunesがパソコンに入っていなくて、インストールするのが多少面倒くさくても、
あきらめたりしてはだめです。
第1回目はこの二人がトークしてます。
竹内昌義
横浜で「みかんぐみ」という設計事務所を友人と経営するかたわら、建築・環境デザイン学科の教授をつとめる。
みかんぐみ:http://www.mikan.co.jp/
馬場正尊
東京で「openA」という事務所を経営するかたわら、建築・環境デザイン学科の教授陣に昨年度から加わる。
openA:http://www.open-a.co.jp/
(学科ホームページに詳しい紹介があります)
馬場先生は、東京で「東京R不動産」という
知る人ぞ知る大人気不動産サイトをたちあげました。
番組中にありましたが、
今では、月間のページビューが300万ページビュー、
メールマガジンの会員が2万人だそうです。
すごいです。
今回の放送の内容はその「東京R不動産」について
始まりのきっかけとなった出来事や、
軌道にのるまでの苦労話、裏話など
たっぷり聴ける内容になっています。
古川も「東京R不動産」は知っていましたが、
実はそんないきさつで始まったのかー、とか
そんなタイミングで「これはイケる」と感じたのかー、とか
馬場先生がそのとき考えていたことや、
リアルな成り行きを知ることができ、
とても面白かったです。
そして、話が噛み砕かれていてわかりやすく、
二人の息がぴったりなところも伝わってきて、
よい番組になっているなーと思いました。
これは次回も楽しみですね。。。
*****
そんなこんな。
明日は何を更新しましょうか。
授業もなくなった今、ネタがなくならないか、
すこしだけ不安な古川でした。
それではまた。
2009-07-27
第1回わたしたちの未来 2009年4月3日放送分
どうして山形R不動産リミテッドがはじまったのか?MC竹内先生と東京R不動産のディレクターでもある馬場先生がお送りします。
「わたしたちの未来」は、山形コミュニティFM「ラジオモンスター」(76.2MHz)で毎週金曜日19:30より放送中です!
2009-07-26
FMラジオ番組「わたしたちの未来」ポッドキャスト配信開始のお知らせ
今春より建築環境デザイン学科の教員が
交代でパーソナリティーをつとめる番組「わたしたちの未来」を
山形市のコミュニティFM「ラジオモンスター」(76.2MHz)で
毎週金曜日19:30から放送しています。
この度、ラジオモンスターさんのご厚意により、
この放送のポッドキャスト配信を始めることになりました。
ポッドキャストの登録および試聴の方法は下記のとおりです。
ぜひお楽しみください。
建築環境デザイン学科
○ポッドキャスト(Podcast)とは
まずは、iTunesなどのポッドキャストに対応した受信ソフトを
お手持ちのパソコンにインストールしてください。
受信ソフトを起動させたら、ポッドキャストの画面を選択し、
表示させます。
ポッドキャストの画面に「わたしたちの未来Podcasting」バナーをドラッグ&ドロップすれば、
登録は完了。
登録後は、自動的に新しい番組配信の確認が行われ、
最新の番組がダウンロードされます。
ポッドキャストは、インターネット上で音声や動画のデータファイルを配信するシステムです。
専用のソフトにネットラジオ局などのアドレスを登録しておくと、
最新の放送内容が公開される度に自動的に受信し、
携帯音楽プレーヤなどに転送して、好きな時に聴くことができます。
ソフトは数種類あり、多くは無償で公開されていて、誰でも自由に利用できます。
○ポッドキャストを登録する方法
左のバナーをポッドキャスト画面に
ドラッグ&ドロップすると、登録できます。
○試聴する方法
記事カテゴリー”FMラジオ番組「わたしたちの未来」配信”の各記事内の「試聴する」ボタンをクリックすると、タイトルの音声が再生もしくはダウンロードされます。
(お使いのパソコンの設定によって異なります)
各記事内に表示される
左のボタンをクリックしてください。
2009-07-24
プロジェクトレポート3
こんにちは。
ワタシ昼食後にはグリコのカフェオレが欠かせません。(ヲトデルヨキヲツケテ)
はい、今日もまたおいしさに負けてしまいました。
古川です。
グリコさまさま。
本日は「yamacan」を紹介いたします。
建築・環境デザイン学科には「蔵プロ」や「R不動産」の他にも
まだまだ学生主体のプロジェクトチームがあります。
なんでこんなにたくさん。。
不思議なことです。
でも、建築とか環境をつくるって、
それ自体大きく、社会的な活動ですから、
学生のころにそうやって大人数でひとつのことを成し遂げたり、
実際の社会と生々しく関わっていくことは、
卒業後にすごくアドバンテージになるんですね。
別の言い方をすると、そういうことが好きな人たちが自然と集まっている、
ということかもしれません。
「yamacan」は建築好きの学生たちのチームです。
主な活動はこちら!
建築を学ぶ全国の学生に向けたフリーペーパー「A-part」(アパート)の発行です。
最新号↓
それから、もうひうとつの大きな活動としては、
仙台デザインリーグ主催の「卒業設計日本一決定戦」の運営参加があります。
(このイベントについてはおいおい書きたいと思います。とてもアツイですので。)
そのほかにも、
学科のオープンキャンパスのスタッフを組織的に担ってくれたり、
ワークショップやコンペをみんなでやったり。。
その活動は幅広いです。
古川も個人的に、
みかんぐみのカミカンを使ったワークショップを、彼らと一緒にやったばっかりです。
こども芸術大学の子どもたちと、お母さんたちと一緒にやったのですが、
とても楽しかった。
その様子もまたのちほど書きたいと思いますが、
とにかく、
とてもフットワークが軽くパワフルで、いつも楽しそうな「yamacan」なのです。
やべ、ほめちぎっちゃった。
*****
さあて、今週も終わりですね。
そして来週末はオープンキャンパス。
いろんな予感が胸をよぎります。。。
ので、とりあえず今日は寝ます。
それではまた。
ちょっと読むには字が小さいので、
フリーペーパーの実物をどこかで手に入れるか、
彼らのサイトで見ていただけると幸いです。
FREE PAPER のところクリックしてください。
バックナンバーもあります。
毎号、自分たちが興味をひかれる人にインタビューをしたり、
教授を連れ出して路上セッションをしかけてみたり、
学生たちの個性的な部屋を分析したり、
体当たりの取材が、魅力のフリーペーパーです。
つくっているみんなが、
真剣に楽しんでいるのが伝わってくるので、
読んでていつも嬉しい気持ちになります。
2009-07-23
図書館最終講評とバーベキュー
こんにちは。
3日連続、夕食が肉でした。
バーベキューとバーベキューの間にホルモン亭。
古川です。
きのうは、図書館の最終講評でした。
今回の図書館の設計は正確にいうと
「ダイアログカフェのある図書館の設計」
みなさん最近、新しくできた図書館に行ったことありますか?
たぶん、少し前の図書館とは全然違うはずなんです。
代表的なのが仙台メディアテーク。
書籍だけではなくインターネット、映像、アートなど
さまざまな情報媒体にふれられる場所として、
公民館やホールのような都市の中での交流の場所として、
時代の空気を色濃く反映して、進化しているのが、
図書館、という建物です。
そこで今回の課題では、
図書館の中に組み込むことが条件になりました。
ダイアログとは会話です。
その意味を自分なりに解釈して形にすることで、
新しい図書館の形を提案しました。
それからもうひとつ、まわりの環境のこと。
今回敷地として設定されたのは、
今の山形市立図書館がある場所です。
木がたくさんあって、池がある、魅力的な公園です。
それを残すのか、壊すのか、
残したその上にどんな新しい建物を配置するか、
壊すのであれば新しくつくる環境はどんなものか。
それが、この課題のひとつのテーマだった気がします。
そんな図書館の課題。
講評の様子をどうぞ。
みんな、しっかり図書館の意味を考えていて、
35人全員、それぞれの図書館になっていました。
先生方も「おもしろかった!」「レベルが高い!」とご満悦。
詳しい作品の紹介はまた、学科ホームページで。
さて課題も終わり、もう少しで夏休みじゃん!
ということで。
講評のあとは、前期の打ち上げも兼ねた学科のバーベキューに。
1年生から修士2年生まで6学年の学生と、先生方。
いっぱい集まりました。
やっぱり外はテンションがあがります。
またなんかしよう♪
*****
最後に。
もうすでに、名だたるブログでアップされておりますが。
大学で日食の観測に成功しました!
うん。神秘。
大興奮でした。
明日は学生のプロジェクトチーム「yamacan」について書こうかな。
どうしうようかな。
お楽しみに。
それではまた。
2009-07-21
カフェ試食会と課題提出前夜
こんにちは。
ご飯はがぜん土鍋炊きです。
古川です。
「さわのはな」というお米を大量にいただきました。
どうやら幻のお米らしい。んまいです。
今日はこんな写真から。
建築・環境デザイン学科では
8月1日2日のオープンキャンパスでカフェを開きます。
今日はそこで出すお菓子の試食会。
こんな夢のような大量のお菓子を
さらっとつくってしまう、4年生のガールズたち。
おそるべし!
ハラペコ古川はいつも彼女たちの差し入れに、
胃袋癒されています。
この中からどのお菓子が採用されるかは・・・
当日のお楽しみですよ。
無料でふるまいます!
このためだけでも、来る価値あり!です。
そして今日も、カメラを片手に演習室をウロウロ。
明日は3年生の「図書館の設計」の提出日ですので、
熱気が充満しておりました。
写真ではなかなか伝わらないけど、
みんな提出前の変なハイテンション。
よいですね。好きです、この感じ。
*****
明日は最終講評の模様をたっぷりとお届けします。
お楽しみに。
p.s.
サトコさんが冬が好きだなんて意外でした。
私も、吹雪のときは笑いがとまりません。
なんだかうれしいですね。
2009-07-17
プロジェクトレポート2
こんにちは。
自転車で坂を下っていると、顔に虫があたります。
たまにでっかいものが激突して、
バチっていいますから、ドキドキします。
古川です。
ご紹介およびリンクありがとうございます!
さて今日は、学生のプロジェクトチーム
「ヤマガタ蔵プロジェクト」について。
今年で7年目に入ったこのプロジェクト。
そもそもの発端は、ひとりの女子学生の
蔵に対するあこがれの気持ちでした。
彼女はある蔵に入った瞬間、
なんともいえないその空気に、魅せられたのだと思います。
実は彼女は東京で生まれ育った人間だったのですが、
山形の人にとってあまりにあたりまえだった蔵という存在を
鮮烈に発見したのが、外からきた若者だったということ。
日常の中のなにげないものの価値というのは、
得てしてそうやって発見されるものなのかもしれません。
その蔵の空間の魅力を言葉にしてみると、
中の空気が不思議にシンとして静かなこと。
これは漆喰の壁が温度や湿度を一定に保っていることや、
その厚みによる心理的な効果があると思います。
そして、人々のごく個人的な生活の積み重なりを、
そこかしこに感じることができること。
山形に多い座敷蔵は、
だいじなものをしまっておく倉庫としての機能もあり、
住人の誇りとして、深い思い入れの対象でもありました。