2021-02-15

2020年度 卒業/修了研究・制作展が終了しました

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2021年2月14日(日)をもちまして、開催した卒業/修了研究・制作展は終了いたしました。
ご来場いただいた皆さま、そしてYouTubeでも動画をご覧いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

今回は残念ながらご来場いただけなかった方も多くいらっしゃると思いますので
会場の様子を少しだけお伝えします。


天井の透け感のある布と柔らかい明かりが特徴的で、こだわりが強さが感じられる会場構成です。


本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため来場制限がありましたが、その分ゆったりとご観覧いただいている様子が見られました。

YouTubeで配信した作品紹介動画も、多くの方に楽しんでいただけたようで、大変嬉しく思います。
この情勢でデザインやアートに触れる機会が減った分、この機会に栄養補給をする方も多かったのではないでしょうか。

卒展は主に学生が主体となって運営しますが、学年ごとに個性も違うため、卒展の雰囲気も毎年違って面白いです。
来年度の卒展も楽しみですね。

2021-02-09

2020年度 卒業/修了研究・制作展のご案内

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東北芸術工科大学では、本日2月9日(火)より2020年度卒業/修了研究・制作展が開催されています。
本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場制限がございます。
詳細は本学の卒展特設サイトをご確認ください。

建築・環境デザイン学科では、社会の課題に真正面から立ち向かった作品や、時代の空気を読みながら課題解決に挑んだ提案など、それぞれの個性が光る作品が展示されています。
会場にお越しいただける方はぜひご覧ください。

*来場が難しい方へ
建築・環境デザイン学科では、作品紹介動画をYouTube「建築・環境チャンネル」にて卒展期間限定で公開中です!
制作者本人によるプレゼンの他、教員による対談形式の作品紹介もございます。
●作品紹介動画再生リスト:https://youtube.com/playlist?list=PLhs2ykqEuNOH_PJyTk5YjBw6ype_4ZM-L
●公開期間:2021/2/9〜2/14 ※卒展開催期間限定の公開となります。
※制作者本人の希望により、動画上で紹介していない作品もございます。3月19日に東北芸術工科大学HPで公開予定の、卒展作品・研究を掲載したWEBカタログ「卒展WEB図録」には、ほとんどの作品が掲載される予定です。そちらもぜひご覧ください。

もちろんご来場いただける方にも、ぜひご視聴いただきたい動画になっております。
作品についてより理解を深めていただけると思いますので、ぜひご覧ください。

会場でも、ご自宅でも、卒展を楽しんでいただけたら幸いです。

<東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展>
開催日時:2021年2月9日(火)〜14日(日)10:00-17:00
     2月9日(火)、10日(水)のみ一般公開
建築・環境デザイン学科会場:デザイン工学実習棟A 2F]]>

2021-02-02

2020年度後期後半演習が終了しました -3年生演習の紹介-

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前回の投稿から引き続き、今回は3年生後期後半演習のご紹介です。
3年生の演習は選択制になります。

●3年生 建築設計演習6「図書館の機能を擁した複合施設」
近年、図書館は本を貸し出すだけの場所から、生涯教育や交流、地域活動等の拠点としての役割を担う場所へと変革を遂げています。
この課題ではまちの現状を読み解きながら、地域社会の核となるような図書館の機能を擁した複合施設を設計します。

↑スーパージュリーでの発表の様子。


前半の建築設計演習5「ポストコロナの建築」で、大規模な建築の設計に慣れたせいか、非常に密度がある模型が揃いました。


↑1/21 最終講評会の様子。
本演習では特別講師として、建築家の栃澤麻利氏(SALHAUS共同代表)をお招きしました。
長時間にもかかわらず、一人一人最後まで熱心にご指導いただきました。

●3年生 環境計画演習6「ランドスケイプ総合デザイン」
都市郊外〜中山間地域を対象として、地域のランドスケイプの成り立ち、その魅力や価値を読み解き、各自でテーマを設定します。
テーマに基づいて現地調査や文献調査を行い、対象地のランドスケイプを後世に引き継ぐ総合的なデザインを行います。

↑スーパージュリーでの発表の様子。


それぞれ模型や絵図で、提案を表現しました。


↑1/21 最終講評会の様子。
本演習では特別講師として、環境デザイナーで本学非常勤講師でもある、廣瀬俊介先生(風土形成事務所主宰)をお招きしました。
先生の細やかな視点と丁寧な指導で、学生も多くの気づきを得られたと思います。

3年生最後の演習が終了し、来年度からは4年生として、卒業研究に挑みます。
演習のように課題が決められているわけではなく、自分自身でテーマを決めて取り組みます。
建築や環境、地域社会に対してどのように問題定義し、解決するか。
今まで取り組んできた演習で、その能力は養われてきたのではないでしょうか。

皆さんの今後の成長にますます期待します!

2021-02-01

2020年度後期後半演習が終了しました -2年生演習の紹介-

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あっという間に2月ですね。
後期の授業も本日で終了し、残すは集中講義と補講のみとなりました。

建築・環境デザイン学科では、先週1/27(水)に後期後半演習のスーパージュリーを行いました。
演習の紹介と合わせて、当日の様子をお伝えします。
今回は2年生の演習です!

●2年生 建築設計演習2「住宅の設計」・環境計画演習2「住宅のランドスケイプデザイン」
後期の前半から、最初の3週で敷地環境の読み解き、次の7週で住宅の設計、最後に残りの4週で、設計した住宅の外構をデザインしました。
環境計画演習2(3週)→建築設計演習2(7週)→環境計画演習2(4週)と、2つの演習を連動させることで、内と外、両方の住環境について考えます。
今回のスーパージュリーでは、それぞれの演習から優秀作品を数点選抜して発表を行いました。


建築設計演習2「住宅の設計」では、大学近くの敷地を対象に、4人の家族のための住宅を設計します。
敷地の状況や気候条件、暮らし方、眺望などを考えながら設計していきます。

↑12/26 「住宅の設計」最終講評会の様子。
特別講師に東北で活躍する建築家である、菊池佳晴先生(菊池佳晴建築設計事務所)、佐藤充先生(一級建築士事務所 SATO+)、本木大介先生(本木大介建築設計事務所)を特別講師としてお招きし、毎週丁寧なエスキスをしていただきました。



環境計画演習2「住宅のランドスケイプデザイン」については、こちらの記事もご覧ください。
住宅の設計終了後、住宅の設計前に行った周辺調査を元に、具体的に外構のデザインを考えていきます。
また、住宅街区全体を貫く遊歩道(共用空間)のデザインも合わせて検討していきます。
ただ単に気持ちよく過ごせる庭を考えるのではなく、周辺に住む住民との関わり方も意識することになります。

4人の家族が快適に過ごせる住環境にすることは勿論ですが、地域や環境との関係性も考えることができる、
とても充実した演習だったと思います。

さて、次回は3年生の演習をご紹介します。お楽しみに!