2014-04-25
フレッシュマンキャンプin金山町
みなさん、こんにちは。
本日山形は雲ひとつない快晴ですね。
学校の周りの木々や花たちも嬉しそうです。
さて、投稿が遅くなってしまいましたが、
4月9日~10日で新入生研修旅行「フレッシュマンキャンプ」に行きました。
場所は山形県最上郡金山町。
街並み、建築、風土、再生可能エネルギーを使った宿舎など、たくさんの見どころがあります。
天候にも恵まれ、バスプールにてキャンプのレクチャー
金山町に到着、まず役所の方にまちについて歩きながら説明をしていただきました。
そして実際にまちを歩き、遊歩道や、めばえの森幼稚園、大美輪の森など…
美しい自然とまちの調和に、1年生も興味津々な様子でした。
川沿いにある遊歩道の歴史や、まちのひととのつながりについてお話を聞いている様子
杉皮の屋根は、雨風により老朽化していたがまちの大切な風景であるようです
役所の前にて説明を聞く様子
めばえの森幼稚園
大美輪の大杉
宿舎に到着後、チップボイラー等の説明をお聞きしました。
夕食後は各グループに分かれて金山町の街並みについてのワークショップを行いました。
スケッチブックに真剣な眼差しで書き込む様子
大学院生のTAとチームを組んで話し合い
二日目には明安小学校(小沢明建築研究室)、金山の火葬場(益子義弘/益子アトリエ)の見学、
そしてツリーハウスプロジェクトの金山ツリーハウスと林業センターの見学をしました。
明安小学校のエントランス前でレクチャー
明安小学校は小沢明先生の設計
杉林に囲まれた金山の火葬場
金山ツリーハウスの説明をする大学院生
2日間で金山町のまちの環境と建築を知り、仲間を知ることができたでしょう。
これからの新入生の活躍に期待です!
2014-04-25
無印良品の家「縦の家」ついにリリース!
みなさん、こんにちは。
無印良品の家「縦の家」がついにリリースしましたね。
http://www.muji.net/ie/tatenoie/
一昨年、無印良品の家と本学の産学共創プロジェクトで「未来の家プロジェクト」がありました。
未来の家プロジェクトワークショップの様子
建築・環境デザイン学科では学生と教員でワークショップを行い、
無印良品の家との共同研究で、これからの日本の住まいのかたち、
環境、木造住宅と温熱性能の関係を研究し、暮らしを提案しました。
1 「木造住宅」であること
2 現行次世代省エネルギー基準以上の温熱性能を模索すること
3 できるだけ高い温熱性能を評価するための新しい「ものさし」をつくること
4 古くからの日本人の自然共生の知恵・文化を生かすこと
5 部屋の間仕切りのない立体的な住宅
以上の5つのポイントより、都市におけるエコハウスの研究から生まれた「縦の家」。
見学会・トークショーもあるようです。お近くの方はぜひ足をお運びください。
2014-04-23
建築環境で美術デッサン?!(TAレポート)
建築・環境デザイン学科では、意外な事にデッサン初体験者がほとんどです。
今回、初めてパネルに水張りをしてデッサンをするという学生たちは、描くことに最初は戸惑っていました。
けれど、集中して取り組むこと、じっくり観察することで、絵を描くことの楽しさを掴んできている様子が伺えました。
そして面白いのが、モチーフはコンクリートブロック一つであったのに対して、学生1年46人それぞれの印象が残る、
個性的な表現の絵が並んだことでした。
今後前期は1週間に1枚ずつ時間をかけたデッサンを積み重ねていくので、経験やセンスによる上手い下手に左右されず、
個性的な表現をしていくことを覚えていって欲しいと思いました。
TAレポート 大学院2年生 三浦 晶恵
2014-04-03
ぶどう畑のレストラン
奥羽山脈を越えてからの山形新幹線の風景の美しさは、山形が豊かな農業とともにあることを気づかせてくれます。特に、置賜盆地の北縁を駆け上がる鳥上坂から見晴らす田園風景と山の斜面を覆い尽くすようなぶどう畑のビニールハウス群は印象的で、毎週東京から山形に通う車中から飽きること無く眺めています。学生たちと、この斜面の中腹に「ぶどう畑のレストラン」をセルフビルドで立ち上げ、「環境ツーリズム」の社会実験を4年前から続けています。
今、価格競争や高齢化、過疎化などによって、日本の農業は危機に瀕しています。美しい風景の中で収穫された農作物を、その環境と共に楽しむ。こういった喜びを体験として楽しめる場所を実際につくり、そこを訪れる多くの方々とその感覚を共有することが、農村および地方都市環境再生のための契機とならないか。 この地にある大学だからこそ出来る実践的な場所づくりを、進めてゆきたいと考えています。