2010-01-28
卒展トークセッションのお知らせ!
こんにちは。
好きな雪の結晶は、
樹枝付き角板結晶です。
古川です。
演習棟は卒展に向けて、4年生が準備の真っ最中です。
今年一年間それぞれの卒業研究のため
みんなで集まることはめったになかった4年生ですが。
昨日と今日は全員集合で、
卒展会場となる演習棟の掃除をしていました。
みんな晴々とした顔をしていますが、
友人たちと過ごす残り少ない貴重な時間を、
いとおしんでいるようにも見えます。
すっかり何も無くなったになったギャラリーで、
ミーティング。
こんなものが廊下に。
布?
展示に関係しているようですよ。
そんな鋭意準備中の卒展ですが
その初日の9日には4年生主催のトークセッションがあります。
「カフェ@ラボ 曽我部昌史×竹内昌義」
本学科学科長である竹内先生は、
設計事務所「みかんぐみ」を4人のパートナーで経営しています。
そのうちの一人である曽我部昌史氏を迎え、
学生がお二人と熱いトークを繰り広げます。
曽我部昌史氏は竹内先生と同じ東京工業大学出身。
伊東豊雄建築設計事務所を経てみかんぐみを設立。
現在は神奈川大学で建築を教えています。
曽我部さんのブログはこちら。
http://artgene.blog.ocn.ne.jp/sogabe/
時間は14:30〜16:00まで。
カフェっていうくらいなので、飲み物も無料で飲めるようです。
卒展見に来る予定の方、他学年、他学科の学生のみなさん、
時間をみつけて、ぜひぜひのぞいてください。
どうでもいいことですが、
古川は元ボス二人がそろうので、微妙にどきどきしています。
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最後に明日まで7階でやっている「KDa展」の入口。
これは、みなきゃ損です。
まだの方は明日、18:00までですので、
ぜひぜひ。
それではまた。
2010-01-22
「タウンハウスの設計」最終講評会
こんにちは。
手袋を年に一回はなくします。
古川です。
折り畳み傘はもっとなくします。
今日は、2年生の「タウンハウスの設計」の
最終講評の様子をお伝えします。
2010-01-19
クラインダイサムアーキテクツの建築:ギャラリー間巡回展
こんにちは。
最近おいしそうなお店探しが趣味です。
古川です。
食べログサーフィンしています。
口コミばんざい!
2年生の課題の提出が今日で、
4年生の卒研の梗概の提出が明日で、
3年生の課題の提出が明後日で、
最近の演習棟はまた、ざわめいています。
今日は3年生の課題の追い込みを取材しましたので、
写真をのせます。
こんな感じで夜が更けていきました。
明日は2年生の発表と、
六角さんの講演があるので総力取材です!
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そして、最後にひとつ告知を。
本日から7階ギャラリーにて、
毎年、竹内ゼミ3年生が準備・運営を担当している、
ギャラリー間の巡回展が開催されています。
今年は、東京を拠点に活躍する建築家クライン&ダイサム
20年の足跡をたどる展示会です。
以下お知らせメールより
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アスリッド・クライン氏とマーク・ダイサム氏は1988年に来日、
1991年にクライン ダイサム アーキテクツ(KDa)を設立しました。
以来、建築、インテリア、インスタレーション、その他、幅広いデザインフィールドで活動し、
西洋と東洋の文化・感性をうまく融合させながら、
独自の視点で日常にありふれたものにも常に新たな価値観を生み出しています。
また、2003年に始めたトークイベント「ぺちゃくちゃないと」は、
今や世界各国の150以上もの都市で、20スライド×20秒の共通フォーマットで展開され、
デザインカテゴリーや国境といった境界を越えて、多くの人々に親しまれています。
両氏が来日して20年。
展覧会では、これまでに築いてきた「建築家」としての幅広い活動を、
「20」をキーワードにKDaならではのインスタレーションで紹介します。
さて、どんなサプライズが飛び出すのか、どうぞご期待ください。
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2010-01-14
六角鬼丈氏講演会
こんにちは。
運転中、鳥をひきそうになりました。
古川です。
道路の真ん中で、鳥がぼーっとしてたんです。
でも、その気持ちわかります。
雪がつもりはじめてから、大学周辺は真っ白な別世界です。
音が雪に吸収されてしーんとしているし。
ちょっと避けて横を通ったら、鳥が「はっ!」と我に帰っていました。
今日は予定を変更して、六角鬼丈さんの講演会についてお知らせします。
日時:1月20日(水)17:10〜
場所:本館207講義室
一般の方もご聴講いただけます。どうぞふるってお越しください。
六角鬼丈さんについて少し。
みなさん感覚ミュージアムをご存じですか。
行ったことある!という方も多いと思います。
山形県から最上町を通って宮城県へ抜ける47号線沿いの、
宮城県大崎市岩出山、という地区にあります。
私は大学3年生のとき、
なんの予備知識もなく、なんとなーく行ったのですが、
展示を進むにつれに思考が薄くなり感覚が研ぎ澄まされていくような感じに、
結構衝撃をうけました。
今思えばインスタレーションというものを
このとき初めて体験したのだと思います。
このミュージアムは「感覚体験を通して感性を磨き、想像力を高める」というコンセプトで
ダイアローグゾーン(身体感覚空間)と
モノローグゾーン(瞑想空間)の二つのゾーンから構成されています。
主に若手のアーティストのインスタレーションが常設で展示されている、
日本ではかなり珍しいタイプの施設だと思います。
このミュージアムの全体のコンセプトデザインを手掛け、
建物を設計しているのが六角鬼丈さんです。
他にも、富山県立立山博物館「まんだら遊苑」という施設では、
古くから土地に伝わる「立山信仰」をあらわした「立山曼荼羅」のもつ物語を、
人間の五感に対応した内容に分解し再構築した施設を手掛けられていたり。
このような、信仰や感覚を主題にした建築の設計は、
かなり珍しく、同時にとても興味をひかれます。
どのようなお人柄なのか、どのような考えで設計されているのか、
個人的に今から楽しみです。
*****
どうでもいい話ですが、
常々ここにアップする写真にもれなくついてくる、
薄緑色の枠、無ければいいのになーなんて思ってたのですが、
今日ふと気付いたら、記事作成のページに
「枠無」というまるでそのまんまなチェックボックスがしっかりあるではないですか。
私の眼は、今日まで節穴だったのでしょうか・・・・
それではまた。
2010-01-07
山形エコハウス:記者発表会
こんにちは。
年賀状の返事を今日だしました。
古川です。
遅すぎです。
もはや年賀状でもなんでもありません。
(いただいた方ありがとうございます。)
昨日のこと、
「山形エコハウス」の記者発表がおこなわれました。
そしてさっそく当日夕方のニュース4チャンネル、
本日の新聞朝刊は5紙でとりあげていただきました。
山形では、本日の新聞で目にされた方も多いでしょうか。
内容についてはこれから詳しくお伝えするとして、
今日は記者発表の模様をお送りいたします。
こちらは
手前の3名がプロジェクト専属の撮影クルー。映像学科の学生です。
奥の3名が設計の学生スタッフ。
以下、ネットで見ることができる記事です。
河北新報社 省エネ世界最高目標「エコハウス」着工 東北芸工大と山形県
山形新聞 県と芸工大など、山形エコハウス着工へ
asahi.com CO2ゼロ住宅着工 環境省モデル事業
NIKKEI NET 山形県と東北芸工大、共同でエコ住宅開発
毎日jp エコハウス:CO2排出ゼロ、芸工大に県が建設 山形市産の木材使用
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本日地鎮祭が行われ、いよいよ本格的に工事が始まった山形エコハウス。
次回、エコハウスの詳しいご説明をするつもり。
これから工事の様子などもちょくちょくご紹介予定です。
お楽しみに。
2010-01-04
年始のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
今年も一年みなさまが幸せでありますように。
古川です。
年末年始は9日間ずっと流浪していました。
東京では学生時代の後輩たちや、
設計事務所時代の大切な友人と語り合い、
オペラシティーの「ヴェルナー・パントン展」(世界観に酔いしれる)
ワタリウムの「ルイス・バラガン邸をたずねる」(高次の「普通」を体感)
フランス大使館の「No Man’s Land」(あまりのアングラっぷりに目の焦点を失う)と、
3つの展示をみてまいりました。
実家では写真館で家族写真を撮影。
それから岩手で初滑りをしてきました。
大雪で高速がほぼ全面通行止めになり国道は大渋滞。
4時間のところ9時間もかかってやっと到着しました。
ゲレンデも、もれなく猛吹雪でしたが、
新調した板の調子が良くごきげんで滑ってまいりました。
そんなこんなで、昨日9日ぶりに帰宅して、
自宅のあまりの極寒ぶりに狼狽した古川です。
東京で会ったひとたちに、「ブログ結構見てますよ。」と
よく言われました。
ときに卒業生たちが「きゅん死に」してしまうくらい、
なつかしい画像があったりするそうで。
そう言っていただけると、更新のしがいがあります。
今年も一年、なるべく日常を生のままお届けできるよう、
精進する所存です。
どうぞよろしくお願いたいいたします。
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ということで、まずはごあいさつまで。
ちなみにトップの画像は大学から見た
山形のまちと山並です。