2014-05-29

【6/18(水)市民と大学教員による「やまがたトークカフェ」を開催  山形市とともに市中心市街地活性化事業に着手】

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東北芸術工科大学は「平成26年度まちなか再生支援事業」を山形市と契約し、「やまがたリノベーションスクール」として持続可能な「まちなか居住」と「にぎわいの創出」に取り組むこととなりました。

キックオフイベントとして、まちなか再生について考える「やまがたトークカフェ」を開催いたします。
本事業の研究者やまちづくりに携わる市民の方がこれまで実践された成功・失敗事例を基に、山形のまちなかにおける現状の問題や課題、そして魅力を含めた問題提起を行い、山形の今と未来について話し合うことから始めていきます。

 

山形のまちづくりに興味のある方、ぜひお越し下さい。

◎やまがたトークカフェ  入場無料:事前申込制

日時:2014年6月18日(水)18:30~(17:30開場
会場:山形市中央公民館(az七日町)4階 大会議室
定員:150名(事前申込制・先着順)
コーディネーター:
竹内昌義 (東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科長・教授/建築家)

パネラー:
山崎 亮 (東北芸術工科大学 コミュニティデザイン学科長/コミュニティデザイナー)
馬場正尊 (東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科准教授/建築家)
田中麻衣子(ヤマガタ未来ラボ代表/東北に若者の雇用をつくる株式会社取締役)
木村聡美 (フラワーアート クリエイター/Atelier Momo)
佐久間太樹(七日町商店街振興組合理事/アミューズ7&1)
小板橋基希(アカオニデザイン代表)

申込方法:氏名、所属(勤務先等)、年齢、連絡先を明記の上、下記申込先までメールにてお申し込みください。

申込先:東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科準備室(佐藤・海谷)
tel:023-627-2189 e-mail:env.info@aga.tuad.ac.jp

◆事業の趣旨
山形市中心市街地は、居住人口の減少、空き物件の増加、居住や商業の郊外化など複合的な課題を抱えています。しかし同時に、積み重なった歴史、豊富な人材、魅力的な空間など、山形には数多くの資産があります。
「やまがたリノベーションスクール」は、まちで新しいことに挑戦する人材を発掘し、同時に、まちに数多く眠る空き物件を再生させることによって、山形をダイナミックに変えていくプロジェクトです。
「まちなか再生の担い手育成」と「遊休不動産の再生」を建築・環境デザイン学科(竹内昌義学科長)、コミュニティデザイン学科(山崎亮学科長)の2学科が連携してプロジェクトを進めます。これまで他地域で行われてきたハード面からのアプローチのみならず、リノベーションした建物やまちで活動する担い手を同時に育成し、ソフトのリノベーションにも取り組む点が、山形で実施するプロジェクトの特徴です。
2014年6月18日の「やまがたトークカフェ」をスタートとし、山形市、地権者・地域の方々と大学が連携。地元住民や地域団体へのヒアリングの実施や、9月26・27・28日の「やまがたリノベーションスクール」や「人材発見・育成ワークショップ」など、2015年2月までに遊休不動産オーナーと人材を結びつけることを目標とします。

◆やまがたリノベーション・スクールとは
リノベーションにまつわるすべてを2泊3日で学び、実際に存在する空き物件を再生するプログラムを作成します。短期間に、企画の立て方、デザインのアイデア、プレゼンテーションの方法、事業収支の計算手法などを横断的に学び、最終日に物件のオーナーや行政に向けて提案を行う、極めて実践的なスクールです。
学生、社会人など参加に経験の有無は問いません。
リノベーションによるまちづくりの実践者として第一線で活躍している多彩な講師陣が担当します。
日程:9月26~28日(金~日)
エリア:山形市七日町(会場未定)

◆人材発見ワークショップ
現在、山形のまちなかには、高い潜在能力を持つ空き物件が多数ありますが、うまく活用されていません。一方、IターンやUターン者のためのオフィスや、若い方々が集まって打ち合わせをすることのできる大きなスペースが多くありません。また、いろいろな市民活動があり、その活動の場が求められています。今回のワークショップでは、そういった人材を発見し、育成することを目標とします

2014-05-27

異なる「白」を表す(TAレポート)

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第4週目(5月7日~8日)の課題は、トイレットペーパー・包み紙・金属製のフォークのデッサン。

 

モチーフのかたちとらえながら画面構成を考え、さらに柔らかいの素材の質感を表現することがねらいです。

 

 

白い布、トイレットペーパー、包み紙。

 

同じ「白」でも素材や質感が異なるため、モチーフの質感の表現を描きわけることが重要なポイントです。

 

また、金属製のフォークは角度によって見えるかたちは様々。

 

異なる白の表現と、かたちを捉えにくいフォークに苦戦している様子が伺えました。

 

講評会では、先生方からトイレットペーパーの芯や、包み紙の裏移りについて指摘を受けた学生たち。

 

 

見落としている部分を知り、まだまだモチーフの観察が足りないということに気付かされたのではないのでしょうか。

 

 

TAレポート 大学院1年 中川未咲

 

 

2014-05-27

被災地と非被災地とを結ぶ「復興支援活動連絡会 第1回」を6月11日に開催

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建築・環境デザイン学科及び卒業生有志が主催し、「復興支援活動連絡会 第1回」を2014年6月11日に開催致します。
※2月15日に実施予定でしたが、大雪のため延期となっていたものです。

東日本大震災発生以降、同学科の在学生、卒業生、教職員が、建築および環境デザインの技術を基本に用いながら被災地の支援活動を行ってきました。発災から3年を経た今、そのそれぞれの活動の情報共有と意見交換、技術協力を目的として、関係者が連携し「復興支援活動連絡会」を立ち上げます。

 

当日は、在学生、教員の他、学科卒業生有志や、かつて教鞭をとっていた教員も加わり、被災地と非被災地とを結ぶと共に、学内外の関係者とも交流を図ります。長期的な視点と連携が、今後の被災地の支援活動に必要と考え、半年に1度の定期的な開催を予定しています。
つきましては、ぜひこの機会を、現在進行形で行っている建築と環境デザインの技術を応用した被災地支援にご興味のある皆様と共有したく、事前広報および、当日取材のお願いを申し上げます。

 

講座名:復興支援活動連絡会第1回 入場:無料/お申込み:不要/一般参加可
日時:2014年6月11日(水)17:30~19:30
会場:東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科ギャラリー
起案者:高野公男(名誉教授)/岡井健(卒業生/特定非営利活動法人 都市デザインワークス)
廣瀬俊介(東京大学協力研究員)/佐藤あさみ(卒業生/副手)
主催:東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科/環境デザイン学科卒業生有志

 

◎講座スケジュール
17:30-17:40 主旨紹介(10分)
17:40-18:00 宮城県気仙沼市大沢地区防災集団移転計画(竹内昌義教授、渡部桂准教授、●永田光司)
18:00-18:20 宮城県気仙沼市小泉地区災害復旧代替案検討(□廣瀬俊介 東京大学協力研究員)
18:20-18:40 宮城県石巻市雄勝町復興構想支援(●庄司はるか、●伊藤ゆり、田賀陽介准教授)
18:40-19:00 宮城県石巻市門脇・南浜町国立追悼祈念公園市民案検討(■阿部聡史 環境デザイナー)
19:00-19:20 宮城県仙台市南蒲生地区復興計画支援(■岡井健 都市デザインワークス)
19:20-19:30 次回への論点整理等(竹内昌義教授)

※氏名欄の記号表記は下記の通り
●は在学生、■は卒業生、□は元教員  いずれも建築・環境デザイン学科

◎お問合せ:建築・環境デザイン学科(準備室) TEL:023-627-2189 E-mail:env.info@aga.tuad.ac.jp

 

資料

気仙沼市本吉町小泉地区支援のためのドローイング「思い出の風景から考える被災地復興」
作者:廣瀬俊介(東京大学協力研究員)

 

 

石巻市雄勝町明神地区塩竈神社支援の様子
神社や共同墓地の修復を、土地の石材や木材を用いて土地の伝統工法にならいながら実施

 

 

 

 

〈http://www.tuad.ac.jp/2014/05/36198/〉

 

 

2014-05-19

木片とガラス(TAレポート)

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3週目 4月29日〜5月1日

 

 

今週はワイングラスとガラスコップの透明なモチーフのデッサンに挑戦です。

 

 

直方体の木片と、円形のワイングラスとガラスコップの形をよく観察することと、

この二つの関係性を把握して空間を表現する練習です。

 

 

 

今回のモチーフは、正確に形を測り取らないと、形の狂いが明確に分かってしまう難しい課題です。

何度も絵とモチーフを見比べなければならないのですが、まだ慣れない生徒が多いようです。

 

 

 

講評で、先生に形について指摘を受けた生徒たちは、改めて、ワイングラスの形の機能性や、

直方体とは違った円形の形の描き方について、はっとすることの多い様子でした。

 

 

TAレポート 大学院2年生 三浦 晶恵

 

 

2014-05-08

かたちと材質をとらえる(TAレポート)

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第二週目の課題は、コンクリートブロックと木片のデッサン。

 

先週の目標である、かたちをとらえることに加えて、材質、画面構成、モノとモノ・床面との関係が大きなポイントです。

 

2つの異なる材質と、複数のモチーフをしっかりと観察。

 

面に対して平行・垂直に描くことは難しく、何度も微調整していました。

 

始めは、恐る恐る鉛筆を動かしながら描いていましたが、2週目となると少し自信がついてきた様子。

 

多くの学生が画面いっぱいにモチーフを構成していました。

 

 

最終日の講評会では前に絵を並べるだけでなく、特に気を付けた点を一人ずつ発表。

 

真剣な表情で絵を見比べている姿に、一人一人の表現の違いから学ぼうとする気持ちが表れていました。

 

TAレポート 大学院1年生 中川未咲