2014-06-27

復興支援活動連絡会 第一回

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こんにちは、来週はもう7月。熱い日差しの山形です。

(ブログの更新が遅くなり、申し訳ありません。)

 

 

6月11日(水)に開催された建築・環境デザイン学科 復興支援連絡会(第一回)では、

東日本大震災以来の被災地復興に向けた建築・環境デザインの在学生・卒業生・教職員による支援活動の報告、そして意見交換が行われました。

 

被災地復興支援活動の事例として5事例が紹介され、時間のない中でしたが様々な意見交換が行われました。

 

竹内昌義教授の連絡会についての趣旨説明・気仙沼市大沢地区防災集団移転計画について内容説明

 

学生代表の永田光司君(4年)の発表

 

渡部准教授による気仙沼大沢地区特有の地形・地質についてのお話

 

 

続いて気仙沼小泉地区災害復旧代替案検討について廣瀬俊介氏(東京大学協力研究員)の発表

 

 

 

TRST東日本復旧復興計画チームによる、石巻市雄勝町復興構想支援についての発表

田賀陽介准教授による活動内容の説明

 

TRSTメンバーの伊藤ゆりさん(2年)、笠原胡桃さん(3年)、栗田知騎君(3年)、庄司はるかさん(4年)の発表。

 

 

阿部聡史氏(環境デザイナー)による石巻市南浜地区国立追悼祈念公園市民案検討についての発表

 

発表者である廣瀬氏からとの意見交換もありました

 

岡井健氏(都市デザインワークス)による仙台市南浦生地区復興計画支援の発表

 

当日は司会もしていただき、ディスカッションの中心となって、連絡会の進行を行っていただきました。

ゲストとして高野公男氏(本学科名誉教授)にもいらしていただき、第二回連絡会へ繋げる意見・情報交換の場となったと感じました。

 

当日は学内外から約50名の方に来ていただきました。
お忙し中足を運んでいただき、誠にありがとうございました。

 

 

2014-06-26

風景のデッサン(TAレポート)

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第7週目 5月27日~29日

 

今週は、風景のデッサンです。

先週に引き続き、屋外に出て、自分で風景のモチーフを探すことから始めます。

単にきれいな風景を描くのではなく、自分の気になる景色、景観の成り立ちを意識し、環境がとのような構造になっているのかを観察することが目的です。

 

 

その風景の成り立ちを考察しながら、風景の意味を写し取ります。

皆、思い思いの場所、風景を考察し、個性と持ち味を身につけている様子が伺えました。

 

 

この演習で描くことを通じて、改めて身の回りを取り囲む環境を意識することが、今後の演習や課題の実践で、経験が発揮されるのではないでしょうか。

 

TAレポート 大学院2年 三浦晶恵

 

 

 

2014-06-12

屋外でのデッサン(TAレポート)

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第6週目 5月20日~22日

 

今週の課題は、屋外に出て樹木のデッサン。

 

先週までは決められたモチーフを全員で描いていましたが、今週は自分で描く対象を選び、どう画面に構成するか決めなければなりません。

 

屋外に出て、樹木を探す学生たち。

 

どこからどのように描くか考えつつ様々な視点から眺め、それぞれ「好きなところ」を見つけたようです。

 

 

樹木は、根、幹、枝により全体の骨格がなされていますが、葉によりその量感を感じ、描こうとすると非常にとらえることが難しい対象。

 

骨格をとらえるか、量感のフォルムからとらえるか、その樹木の特徴をとらえながら、じっくりと観察してみることが今回の課題でした。

 

 

講評会で並べられた絵からどこからとらえ何に注目したのか読み取ることができ、学生たち一人一人に観察する力が身についていることを表していました。

 

TAレポート 大学院1年 中川未咲

2014-06-02

人を描く(TAレポート)

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5週目 5月13日〜5月15日

 

 

 

今週の課題は人物クロッキーです。学生同士がモデルとなり、8分間ごとにローテーションで描いていきます。

 

 

骨格、肉体、それを支える重心、身体を覆う衣服の皺などから、人体の構造を意識し、短時間でかたちを捉え描写する練習です。

また、短時間でどれだけ集中して、手を動かし続けられるかという訓練でもあります。

 

 

最初は立ち位置から全体像を捉えるクロッキーでした。

皆、思う様にかたちを捉えきれず、頭と身体の比率が狂っていたり、時間をうまく配分出来ず、足だけ棒の様に描かれてしまっていたりしました。

 

 

しかし、回数を重ねるごとに手の動かし方や、アタリの取り方など、経験を積み重ね、最初は薄い線描写だったのが、たくさん描き込まれた面や影で表情を捉える描写になっていく過程が伺えました。

学生たちはこの3日間で、30人分もの人体構造の観察を経験しました。

 

TAレポート 大学院2年 三浦晶恵