2014-11-10
建築・環境施工演習レポート (TAレポート)2週目
施工演習2週目の授業風景です。
この週は、前週に引き続き園地の整備を行いました。
写真は、作業前に担当の先生方から間伐や各作業についてのレクチャーを受けている様子です。
ここでは、鋸や鎌などの道具の形がどのような工夫や意図を持ってつくられてきたのかなどについてレクチャーを受けています。
皆真剣に耳を傾けながらメモを取っていますね。作業前にはこうして先生方からレクチャーを受けたり、各班で今日行う作業の確認などを行ってから演習を始めています。
園地を整備していくために樹木の伐採を行っている様子です。こうした間伐を行いながら、園地全体に光や視線が通るようにしていきます。
間伐を行うときは、樹木の倒れる方向を確認し周囲と声を掛け合いながら作業を進めていました。
こうした作業と同時に、鉈や鎌を使い地面に生えている草を刈る作業を行っています。草を刈っていくことで、視線が遠くまで通るようになり、空間が開けたように感じられます。
皆自分たちがこれから造っていく空間の意味やその見せ方を相談し合いながら作業を行っていました。
1年生はそれぞれの班の作業場所からどんな空間を読み取り造り出そうとしているのでしょうか。完成がとても楽しみです。
こうした作業の最後には、その日に行った作業の内容や疑問に思ったことなどをメモしていきながらその日の内容を振り返っています。
TAレポート 大学院1年 大谷祥太郎
2014-11-03
身近な自然環境に触れる(TAレポート)
第一週目 10月1日~10月2日
建築・環境施行演習(1年次後期)は、大学の裏に位置する都市公園「悠創の丘」で行われます。
・自然のしくみを観察・推察し、計画や設計へ繋げる思考を持つ
・素材の特性を見抜き、建築・構造物の材料としてどのように利用し施行するかイメージできるようになる
この二点が演習の到達目標です。
初回の授業は現場見学を含めながら大学の周辺環境を散策。
身近な自然環境とどのように関わりあえるか、渡部先生や田賀先生の解説を聞きながら歩きました。
大学に入学して半年経ちましたが「初めて悠創の丘に入った」という学生もちらほら。
次回からは作業着を着用し、刃物を使用しながら園路を整備していきます。
ツタや草で覆われ薄暗い状態となっている園路は、学生たちの手によってどのような空間に変化していくのでしょうか。
TAレポート 大学院1年 中川未咲