2019-04-16
2019年度前期前半の演習が始まりました
東北芸術工科大学では今週から前期の授業が始まり、本学科1〜3年生の演習は本日からスタートしました。
まずは1年生から順に紹介していきます。
1年生は「建築・環境基礎演習」からスタートします。デッサンやスケッチを行うことで、デザインの基本である観察力、描写力、構成力、表現力の基礎を学びます。本日はガイダンスから始まり、後半に立体のデッサンを行いました。
続いて2年生です。
2年生最初の授業は建築設計演習1「木造建築演習」です。今週は製図の基本として、製図ペンによるインキング技術を修得します。また、今後はCGを使用したプレゼン方法を学び、最後に木造軸組構法による小規模建築「タイニーハウス」の設計を行います。
最後に3年生です。3年生は「建築設計演習3」か「環境計画演習3」のどちらかを選択します。
建築設計演習3では「エコタウンの設計」に取り組みます。5軒のエコハウスから構成された集合住宅を設計します。快適で省エネルギーなエコハウスについて学び、更にそれが5軒集合した時の可能性を考えていきます。
本日は本学科の非常勤講師で、青森県では建築家として活躍されている蟻塚学先生より、建築に関するレクチャーをしていただきました。
続いて環境計画演習3の内容は「市街地計画」です。山形市内中心部を対象として、地域の文脈からまちづくりを考えます。歴史や自然、生活に着目し、現地調査を重ねながら、まちの発展の可能性や課題などをまとめます。
以上の前期前半の演習は、今週から7週にかけて取り組みます。
新年度、気持ちを入れ替えて頑張ってもらいたいと思います。