2012-08-16

3年生 近自然工法 2009年

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課題概要

本演習の目標は、環境(ここでは河川と周辺)をかたちづくる要素の間の関係をとらえる目を養い、自然災害への意識を高め、生態学的な環境デザインの基礎技術として欠かせない近自然工法(およびわが国の伝統的治水術)を学び、河床勾配や法面が複合されての空間把握を通して立体感覚を磨くことです。これらを充たした上で、地域の自然、歴史、社会、暮らしを結ぶ場のあり方を提言すると共に、具体像を示します。

 

優秀賞

近自然工法
後藤東

[講評]
現場発生石による平面アーチ構造の応用をもって河床の補強を図るアイデアが、力学的にも生態学的にも優れていた。また、環境条件調査結果の視覚伝達表現、図面、模型の何れとも完成度が高く、群を抜く成果を作り上げたことを高く評価する。

 

奨励賞

近自然工法
佐々木愛奈

[講評]
河川空間から周辺、そして演習地上下流の地域植生を中心とした環境条件調査が丁寧に行われ、実地に即した提案が作成された。また、ことに美しく彩色された図面表現が秀逸であった。