2009-04-21

サスティナブルタウンのための10の提言

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なんと、サスティナブルタウン10の提言の改訂版がでます。
昨年刷った1000部があっという間に亡くなってしまいました。

一部は学生以外の一般の人にも見ていただき、ロハス大賞なるものにノミネートされたりもしました。パチパチ。

改訂版では一部、変更となります。「02資源」という項目が「02エネルギー」と変更になります。これは筑波大学の名誉教授 熊崎実先生からの指摘です。
これから、わたしたちの生活のなかで、カーボンフリーという概念が非常に大事になってきます。そのときに、どういう生活をするかは、資源という広い概念ではなく、やはり問題なのはいろいろな資源ではなく、もっと的確にいうとエネルギーだろうと。化石エネルギー、いわゆる石油を使うとCO2が増えます。そうなると、温暖化がとまらない。だから、化石エネルギーをできるだけ使わないようにしないといけない。そのためには、CO2のでない再生可能エネルギーを使うべきと。たとえば、それは太陽電池だったり、太陽熱だったり。また、薪を代表としたバイオマスエネルギーもよいのです。
薪をもやした時にでるCO2は、太陽エネルギーが光合成を通して、固定化したCO2であるので、いくら燃やしても、地球上のCO2は増えないのです。
(これはむずかしい概念です。わからなければ、メールください。丁寧に教えます。)
そういう点で、木材などのバイオマスエネルギーというのは非常によい訳です。なので、項目の名前を変えます。実は、内容はほとんど変える必要がないので、変えませんでした。

さて、改訂版がでるので、オリジナル版を持っている人は、そのうち価値が出てくるかもしれないです。そっちも大事にしてください。ではでは。