2007-12-04
歴史を活かす環境デザイン
山のように見えるものは何でしょう?
実は、これ、住宅です。住宅とは言っても縄文時代の竪穴住居。浅川滋男先生(鳥取環境大学教授)の研究成果に基づき土葺き屋根になりました。すると屋根に草が生え山のように。縄文人たちは自然と一体化して暮らしていたようですね。こうして歴史の風景を現代によみがえらせたり、歴史遺産を現代に活かすのも環境デザインの仕事です。撮影者(小林)も計画メンバーに加わりましたが、考古学、歴史学、建築、環境デザインそして地元の知恵、多くの知恵を集めてできた御所野縄文公園(岩手県一戸町)の風景です。