2009-09-10

お知らせ:ヘルマン・カウフマン講演「WOOD WORKS」

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こんにちは。

根岸先生、モントリオール映画祭最優秀監督賞受賞、

おめでとうございます。

古川です。

先日の試写会、仕事が終わらず見逃したこと、

悔やまれます!

本日は、10月6日(山形)と10月8日(東京)に行われる講演会についてのお知らせです。

大学主催で、

オーストリア人建築家ヘルマン・カウフマン氏を招いた講演をします。

カウフマン氏はヨーロッパで数多くのサスティナブルな木造建築を手掛け

2007年「Global Award for sustainable architecture」

(サスティナブル建築におくられる世界的な賞)を受賞しました。

カウフマン氏が生み出す建築はシンプルで無駄がなく、

素材選びから始まる一貫した姿勢により

機能だけでなくそのデザインも隅々までコントロールされています。

日本の建築界の中では、とくにデザインの分野では、

サスティナブル建築話題にすることは、まだまだ少ないです。

カウフマンさんの建築は、とてもシンプルでかっこいい。

「未来の住宅」の特集をした回でも触れましたが、

商業的なエコではなく、

根本的なライフスタイルとしてのカーボンニュートラルを実践している、

まさにそんな住宅です。

建築・環境デザイン学科の先生方が、エコ住宅を勉強しに、

オーストリアのカウフマンさんの建築を見に行ったことから、

今回の講演会が実現しました。

(本にもオーストリアの写真がいくつか載っています。)

これからの住宅ってどんなもの?

そんな漠然とした疑問にイメージを与えてくれる、そんな講演会になると思います。

ぜひみなさま、ふるってご参加ください。

(建築・環境の学生はもちろん見てね。)

ちなみに・・・・

東京近郊にお住いのOBOGのみなさま!

東京でも講演します。

竹内学科長もいると思うので、ぜひ行ってみてください。

山形会場
日時 10月6日(火)18:00〜20:00
場所 東北芸術工科大学 本館407講義室(山形県山形市上桜田3丁目4−5)
定員250名 当日先着順 入場無料

東京会場
日時 10月8日(木)18:00〜20:00
場所 東京工業大学蔵前会館 くらまえホール(東京都目黒区大岡山2丁目12−1)
定員350名 当日先着順 入場無料

ヘルマン・カウフマン プロフィール
大工の家系として1955年オーストリアのVorarlberg に生まれ、インスブルック工科大学、ウイーン工科大学にて建築を学ぶ。1983年にクリスチャン・レンツ、エルマー・グマイナーとともに共同オフィスを設立。1986年から1993年までヘルムート・ディートリッヒが共同オフィスに加わる。2002年よりミュンヘン工科大学木造建築学科教授。2007年「Global Award for sustainable architecture」受賞。



*****

さて昨日のこと、

岩手で結婚式をあげたばかりの

友人カップルが、大学に遊びにきてくれました。




中央の二人が同期のノリコさんとウレさん。

両はじの二人がウレさんのお母さんと弟さんです。

ウレさんはテキスタイルコースに、スウェーデンのコンストファックからきていた留学生でした。

他にもそのとき、建築・環境とプロダクトに合わせて3人の留学生がきていて、

院生たちで開いた留学生歓迎会に、ウレさんも呼ばれてきたのですね。

それが、二人の出会いです。

昨日は、学食でごはんを食べたあと、

ウレさんの留学先のテキスタイルの部屋に見学に・・・

ちゃっかり私もついていっちゃいました。


はじめて入る場所に興味しんしん。

いろいろ見せていただきました。
テキスタイル副手のヤナギタさん、

突然の訪問なのにコーヒーをいれていただき、ありがとうございました。

このあと彼らは仙台に移動。

東北をいろいろまわってから、スウェーデンに帰るようです。

ノリコさんもこれからスウェーデンに移住するとのこと。

私としては、訪ねる場所が増えてうれしい気持ち。

無理せずがんばってほしいです。

今回ふたりといて、

留学生と院生で家族のように過ごした日々を、ありありと思い出しました。

今でも、とてもいい思い出です。