2009-03-16

オーストリア エネルギー編

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オーストリアは日本と同程度、森林に恵まれた国です。
間伐をするのも、それらを砕くのも、かなり機械化進んでいます。
写真はタワーヤーダーといい、間伐をロープウエーみたいにおろすための機械です。クレーンのブームのような棒を支柱にして、山のなかに立て、ここからロープをはり、おろしていきます。


大きなかにの爪のような物でつかみ、チェーンソーがでてきてて、木を適当な長さに、ちょっきんちょっきん切っていきます。
木は、製材、製紙、燃料用に分けられ、山からおろされます。


これは木のチップ。砕いたチップは燃料用としてあつめられ、乾燥して保管、それから各エネルギーのプラント(っていってもとても小さいものですが、)に運ばれ、燃やされます。


これは地域暖房をコンピュータ管理しているところにあるコンピュータの画面。
どこの家にどのくらいの熱量が供給されているか、一目瞭然。

 

2009-03-16

オーストリアその4

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こちらは町の観光センターのような建物。一見するとビルですが、外壁が木の木っ端を魚の鱗のように貼ったシングル葺き。

これはカフマン氏によるコミュニティーセンター。太陽電池のパネルでできた屋根がなんともよいスペースを作り出しています。

2009-03-16

オーストリアその3

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冬の間の馬の練習場の屋根も木造のトラスで支えられています。
高さがあるので、これなら馬と人にとってもスペースはばっちり確保されています。


下は工場の大空間。こちらは張弦梁という方法で、つくられた木造の屋根。
ワイヤーがあって始めて成り立つ構造。


写真は外から撮っているのでわかりにくいのですが、体育館の構造です。
大きな梁です。
この下の空間でテニスコートがありました。

なるほど、このアーチの下でテニスをする訳ですね。

 

2009-03-16

オーストリアその2

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これは住宅。(上の写真)

こんなに雪はつもっていても中は快適。
暖房は地熱を利用しているそうです。

大きな谷の上に立っていて、ここも眺めはばっちりです。
下の写真はカフマンさんという建築家の事務所。

2009-01-25

斎藤公男 講演会 1月27日開催

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斎藤さんは建築の構造家です。最近問題になった耐震偽装の問題をうけ、構造の役割の重要性をいろいろなところで、講演されています。そうそう、建築学会という建築関係の学問をまとめるところの会長でもあります。
 なにやらむずかしそうな印象がありますが、それよりも建築の構造の楽しさが聞けるはず。ぜひ、皆さんご参加ください。

受験生のみなさんは、大学に入ってから、さまざまな講演会があります。
ぜひ楽しみにしていてください。

2008-12-21

最上町のイベント

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助手の渡部桂さんが中心となって、サスティナブルタウン10の提言で協同している最上町で、間伐材でつくったキャンドルスタンドをつかって、エコイベントが行われました。木をつかっていろいろなことができるひとつの実験なのですが、むずかしいことではなく、キャンドルをつかって、それを眺めながら、電気の大切さや木でできるいろいろなことに思い馳せまし

2008-12-13

Cultivate/CAt の建築

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本館7階のギャラリーで、CAtの建築展が始まりました。
それに合わせて、小嶋一浩さんと赤松佳珠子さんの講演会が行われました。
その建物は、だれも行ったことのないような西アジアだったり、ベトナムだったり、ちょっと想像しにくいところですが、いろいろな小学校をつくってきた彼らのやり方が、さまざまな条件にあわせて、変化し進化しているのがよくわかりました。
展覧会は24日までやっています。ぜひ、ギャラリーに足をお運び下さい。

2008-11-14

取手アートプロジェクト

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取手アートプロジェクトに、公募展で選ばれたアーティストに混ざって、建築・環境デザイン学科の学生も参加しました。

アートプロジェクト自体が井野団地という団地で行われました。団地の人に声をかけて、本を集めてもらい木漏れ日のなかで読書のできる屋外図書館をつくりました。名付けて《いのとしょ》。屋根にはビニルハウスで使われるビニルをつかった屋根が、木からぶら下げられました。

2008-11-01

東北R計画

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ちょっと、まえの話しになりますが、せんだいメディアテークでシンポジウムが行われました。テーマは「東北R計画」。Rはいろいろな意味がありますが、rebirth(リバース・生まれ変わる)とかrenovation(リノベーション・再生する、元気づける)とか、いまあるものを利用しつつ、次につなげていこうとするRです。

自然豊かな東北ならではの藤森さんの建築や東京R不動産の紹介などおもしろい話しでした。私は、耐震改修のリノベーションの話しをしました。地震に対する耐性が弱いビルを、構造を直しつつ、デザインの力でよみがえらせようとするものです。

一番びっくりしたのは藤森さんの発言です。
藤森さんはなにか、一年かけて、東北でつくりたいとのお話。学校のなかに藤森さんの建築ができるのかもしれません。本当に楽しみになってきました。

2008-10-21

花屋さんのコンペ

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仙台の市場のなかにある花屋さんが新しいお店を出すのに、東北芸工大生のフレッシュな意見を求めていらっしゃって、それを選ぶためのコンペティションがありました。
学生のデザインがひょっとすると、現実の花屋さんになるかもしれません。応募作品11案。いろいろな案がありました。土が固まった物や、ガラスの透明感を活かしたもの。業態それ自体を変えてしまうようなもの。ひとつの花屋さんのための案がたくさん集まりました。花屋さんにとってもいろいろな刺激になったそうです。

一等は大学院2年生の渡部さんの案。四季それぞれにお店が変わっていくという案。とても楽しそうなおみせだと思いました。
それを小さな冊子にしてプレゼンテーションしてくれました。