2016-04-20
フレッシュマンキャンプ ―後編―
気が付けばもう桜が散り始めてきました。
時間が経つのは早いものですね。おそろしいです。
演習棟も一気ににぎやかさが増しました。
各学年、それぞれの課題を鋭意制作中です。
さて今回は、お待たせしていた
フレッシュマンキャンプ2日目の様子をお届け。
今回宿泊したのは、「ホテルシェーネスハイム金山」。
豊かな自然に囲まれたなかに佇む、金山杉をふんだんに用いて造られたホテルです。
ちなみに「シェーネスハイム」はドイツ語で「美しい我が家」という意味だそう。
おいしい朝ごはんをしっかり食べたあと、
敷地内にあるチップボイラーと雪室の見学です。
このチップがエネルギーとなって、給湯や暖房に活用されるわけですね……! ふむ!
こちらは雪室。いわば大きな冷蔵庫。
金山の雪を冷却保存して、冷気として活用しています。
建築と自然、そしてエネルギーは切っても切れない関係なわけです。
ホテルにさよならを告げ向かった先は、大美輪の大杉。
ここからは長靴装備で出発です。
ぬ? かんじき……?
森の中を目指してぐんぐん進みます。
今年は雪が少なかったため、緑色の風景が迎えてくれましたが
例年はまだまだ雪が積もって一面まっ白だそうです。
トトロが出てきそう。
大美輪の大杉は、なんと樹齢300年近く!
大大大先輩ですね。
壮観。とても神聖な雰囲気です。
おお~。
空へ向かって高く高く伸びている姿には圧倒されます。
自然をめいっぱい体感したあとは、金山町の街並み散策です。
ご担当者のガイドに沿って、金山町のまちづくりを見て、聞いて、感じ取って、学んでいきます。
地元の職人さんが建てる白壁と杉板張りの家々が立ち並び、
こだわりの詰まった美しい景観です。
こちらは交流サロンぽすと。
現在は、地域の人々の交流の場として使われていますが、もともとは地域特定郵便局だったそう。
建物の前の真っ赤なポストが印象的です。
カメラとメモを片手にお話を聞きます。
ぞろぞろ。
歩くのが楽しくなる街並みですね。カメラが手放せません。
そんなわけで2日間のフレッシュマンキャンプ、無事に終了!
先週から演習がはじまりましたが、
学業はもちろん、日々の生活も充実するよう
4年間おもいっきり楽しんでいきましょう!