2019-11-19
2年生後期前半演習「住宅の設計」最終講評を行いました
11月7日、2年生後期前半演習「住宅の設計」最終講評が行われました。
前期前半では、個人の空間であるタイニーハウスの設計を行いましたが、
後期前半では少しスケールアップし、家族で住まう住宅を設計しました。
大学近くのとある敷地を10分割にし、各々が与えられた敷地で設計に取り組みます。
まずはそれぞれ敷地の特徴を読み解き、建物のボリュームで配置検討を行います。
その敷地の形状、風や光の入り方、周辺環境の生態系や文化、歴史、
さまざまな環境的要素をヒントに、心地良い空間をイメージするのと同時に、
そこに住む家族の構成や、性格、職業、嗜好なども想像しながらプランニングしていきます。
本演習では、担当の竹内先生をはじめ、
1年時の「インテリア基礎」演習に引き続き、
特別講師の菊池佳晴さん、佐藤充さん、本木大介さんにご指導いただきました。
前期後半のフィールドワークでは、屋外での共同作業による実測を行いましたが、
本演習では先生方とじっくりエスキースを重ね、
悩みながらも自分の理想の住宅と向き合う、学生の熱心な姿が見られました。
中間発表の模型では、まだ試行錯誤の様子が見られます…
最終講評では、住宅というプライベートでありながらも、空間のつながりを意識した、
それぞれの個性あふれる住宅が発表されました。
後期後半では、この住宅の設計をさらにブラッシュアップしながら、
住宅の外部環境とのつながりについて考える、「外構の設計」に取り組んでいきます。